ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
ずるい暗記術
【第18回】 2015年12月30日
著者・コラム紹介バックナンバー
佐藤大和 [弁護士]

受験対策シリーズ3:満足いく睡眠時間で寝る

『ずるい暗記術』冬季講習を5日間にわけて、お送りします。今回は3日目。世の中は、センター試験直前。そう、ここまで来たら、新規の勉強はいりません。情報の整理に力を入れてください。試験で大事なのは、「答えを瞬時に思い出す」ことです。試験にもテクニックが必要です。これまで勉強に時間を費やしてきたのですから、最大限の成果が出るように努めてください!

7時間半の睡眠がベスト

 「睡眠が大事」というのは、もはや常識として誰もが知っていることです。スポーツでは、体を休めるために真っ先に必要なものとして睡眠が挙げられています。ですが、勉強となると、睡眠は意外とおろそかにされていることが多いのです。

 スポーツは体が資本であるのと同様、勉強では頭が資本です。頭を休めなくては、効果的なパフォーマンスは期待できません。

 そこで、満足のいく睡眠をしっかりととることが大切なのです。

 満足のいく睡眠時間は、人によって違います。まず、自分にとっての理想の睡眠時間を知ることから始めましょう。

 目覚ましをかけずに寝て、自然に気持ちよく目が覚めたときの時間を何度か計ってみます。それを基準に、なるべくその睡眠時間を確保するようにします。私の場合、理想的な睡眠時間は7時間半です。

 睡眠時間が守られないと、昼間眠くなってしまい、効率が上がらなくなってしまいます。眠かったら我慢せずに寝て、あとの時間に集中してやる、というのが私のやり方です。

 どうしても睡眠時間を削らなくてはいけないときは、眠りの浅いときに起きるようにします。

 睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠の2通りあると言われています。レム睡眠は、体は休んでいながら脳は働いている浅い眠りの状態、ノンレム睡眠は、体も脳も休んでいる深い眠りの状態です。

 この、眠りの浅いレム睡眠のときに目が覚めると、すっきり起きられると言われています。このレム睡眠とノンレム睡眠は交互に訪れ、そのサイクルは約90分ごととされているので、たとえば満足のいく睡眠時間が7時間半だったら、削るときは6時間にします。

 ちなみに、私はこの90分というサイクルから、3時間睡眠というのを試したことがあります。脳は働いたのですが、1週間を過ぎたあたりで体力が続かなくなりました。

 やはり、脳と体は両方休めることが必要だと実感しました。

 質のよい睡眠をとるには、横になってから寝るまでの時間をなるべく短くするようにするのも秘訣です。

 私は目をつぶってから寝るまでを5分以内にするようにしています。私の場合、好きな漫画や本の主人公になったつもりでイメージしながら寝ると、すぐに寝られます。

 みなさんも自分なりのルールで、満足できる睡眠に自分を誘導していきましょう。

 寝る直前までゲームや携帯の画面を見るのは、光で脳が休まらないので避けてください。

 寝る環境も大切です。部屋を真っ暗にしたり、耳栓をして寝たり、視覚、聴覚もなるべく休ませるようにするとよいでしょう。

受験対策その2:
勉強のために、満足のいく睡眠時間を削られないように!

スペシャル・インフォメーションPR
ダイヤモンド・オンライン 関連記事
「水」のように生きる

「水」のように生きる

植西 聰 著

定価(税込):本体1,300円+税   発行年月:2016年8月

<内容紹介>
「流されて、流して、浮かんで、柔軟に、恵みを与えて、かたよらずに、清らかに……」といった水の特性になぞらえて「無理せず、あせらず、逆らわず」に生きることを心がけると、人生は思いのほかうまく回っていくもの。 そして、その先には、誰もが望む「穏やかな人生」が待っている。

本を購入する
ダイヤモンド社の電子書籍
(POSデータ調べ、8/14~8/20)


注目のトピックスPR


佐藤大和 [弁護士]

 

レイ法律事務所代表弁護士(東京弁護士会所属)
1983年生まれ。宮城県石巻市出身。高卒貧乏一家の長男として生まれる。小5まで九九を覚えられず、高校での模試はダントツのビリ。偏差値30の落ちこぼれヤンキーが、ニ浪して三重大学人文学部に入学。大学生になってから勉強に目覚め、数か月という短期間の独学で、当時難関だった立命館法科大学院既修試験(2年コース)に合格。2009年大学院卒業後、同年の司法試験に一回目で合格(民事系科目は上位5%以内で合格)。 2011年、弁護士となり、大手弁護士事務所を経て、2014年4月、レイ法律事務所を設立。TBS「あさチャン! 」のコメンテーター、フジテレビ「リーガルハイ」「ゴーストライター」など一部監修・出演のほか、地方局(仙台、静岡、長野、福島)のレギュラー出演など、数多くのメディアに登場し、マルチ弁護士として活躍中。


ずるい暗記術

偏差値30の学年ビリが、司法試験になんと1発合格! 資格試験、英語、大学受験、入社試験ほか、「答え」が存在する試験で、効率的に結果を出す勉強法が『ずるい暗記術』です。本書より、常識とはかけ離れたこの勉強法がなぜ、効果的なのか? 著者の魅力と勉強法のポイントを合わせて紹介していきます。

「ずるい暗記術」

⇒バックナンバー一覧