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堀尾研仁の“使える!ゴルフ学”

【第45回】アマチュアゴルファーのお悩み解決セミナー
Lesson45「「教え上手」と言われるためのポイント〈その(2)〉」

堀尾研仁 [ティーチングプロ]
【第45回】 2010年6月10日
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 初心者には、パターやショートアイアンでの小さいスウィングで、ボールが当たることのおもしろさを体感してもらう、というのが前回の話。今回はスウィングの土台となる「グリップ&アドレス」についてです。

グリップとアドレスがスウィングをつくるポイント。初心者は上体に力が入りやすいので、肩甲骨から上の部分を少し丸めて力を抜くことが大切

 ゴルフというのは、クラブの握り方(グリップ)でフェースの向きが決まります。そして、そのフェースの向きが決まれば、クラブを振る方向が決まる。つまり、握り方によってスウィングの方向性(その人のクセ)がほぼ決定してしまうのです。

 そのため、できることなら、最初に正しい握り方を教えましょう。ポイントは、手の中でクラブがぐらぐらしないように、「手とクラブを密着させる」こと。そして、リストコックが使える(手首がタテに折れる)ように握ることです。その2つの条件を満たすには、パーム(手のひら)でなく、指でクラブを握る「フィンガーグリップ」をお勧めします。グリッププレッシャー(握る強さ)は、可能な限り、緩く握ったほうがいいと思います。

指の中ほどにクラブを置き、包み込むように握る。手とクラブの接触面積を大きくすれば、ムダな力を入れなくても一体感が生まれる

 アドレスでは骨盤を前に傾けながら、上半身と下半身のバランスを整えます。後方から見たときに、「腕の付け根、ひざ頭、足の拇指丘」が1本の垂直なライン上に並ぶのが目安。そして、体重を拇指丘で感じるのが重要なポイントです。

 よく耳にする「教え上手」と「教え魔」の違いは何でしょうか。前者は相手のレベルに応じて、必要なことだけをレッスンできる人。後者はそれを無視して、自分が持っている情報をすべて教えたがる人です。特に初心者は、情報が多過ぎると処理できなくなり、頭も体も混乱してしまうので注意が必要です。

 また、アベレージクラスの人に教える場合は、相手がわからないことや聞かれたことに対してのみ答えるべきで、聞かれていないことまで教えるのは相手に失礼です。ラウンド前なら、「わからないことがあったら聞いてよ。それ以外は言わないから」と言うのがエチケットです。

(取材・文/小山俊正)

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堀尾研仁 [ティーチングプロ]

1971年生まれ。レッドベターに師事し、2003年に独立。プロからアマチュアまで幅広くレッスン活動を行なっている。HPでインターネットレッスンも開講中。


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