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男の食育 笠井奈津子

カロリー制限しても痩せない原因はどこにある?

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
【第32回】

カロリー制限ダイエットで
痩せない人、リバウンドする人が多い理由

どこまでカロリーを気にして食べたらいいの?

 食べ過ぎたらどうなるか…もちろん、太りますよね。でも、食事量が少なすぎても“太りやすい”からだになったり、倦怠感や片頭痛、不眠などのトラブルを引き起こすことがあります。

 「1日○○kcal以下にしているのに痩せない」とぼやくクライアントの多くは、確かにその数値を厳守してはいるものの、炭水化物ばかりであったり、野菜の量は多いけれどタンパク質が不足していたりと、何かしら“クセ”のある食生活を送っています。

 私自身、ダイエット指導時にカロリー制限をすることがあるかというと、ほとんどゼロに近いといえます。

 では、カロリー計算をすることには意味がないのでしょうか。もちろん、そんなことはありません。

 カロリーを指導の軸に置かないのは、

・クライアントがその方法ではすでにダイエットに失敗している
・カロリーにとらわれることで、バランスよく食べることができなくなっている

 ことが大きな理由ですが、「自分は1日にどれくらいのカロリーを摂取してもいいのか」の目安を知っておくこと自体は、ダイエットを成功させるために有益な“情報”だと思っています。

 なぜならば、特に根拠があるわけでもなく、ダイエットといったらこのくらいかな、といきなり1日1600kcal以下など極端な目標値を設定する方が少なくないからです。女性であれば「1日1200kcalにしています」と言われることすらあります。誰だって、一度は思いますよね。食べ過ぎて太るんだから、カロリーを抑えたら痩せるんじゃないの?と。

 でも、実際に日常生活を送りながら1600kcal以下にするのは大変で、そう長くは続きません。なんとか1ヵ月頑張って3kg落ちたけど、元の食生活に戻したら4、5kg増えた、なんてリバウンドをした話は、もう本当に山のように聞きます。

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笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


男の食育 笠井奈津子

目、肩や腰の痛み、毛、お腹周り、ニオイ……。男も年を重ねれば重ねるほど、若い頃は気が付かなかった悩みに振り回されることになる。そんなとき、対策の1つになるのが「食」だ。しかし、男性が自分で正しいと思った対策するのには、注意が必要だ。実は思い込んでいる知識が勘違いであるばかりか、症状は悪化、さらに若さを一層失うことになりかねないからだ。この連載では、そんな「食」の知識に未だ乏しいミドル男性に対し、若い頃と変わらない身体を保ってもらう「男の食育」を行っていく。

「男の食育 笠井奈津子」

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