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最高のリーダーは何もしない:内向型人間が最強のチームをつくる!
【第10回】 2016年2月17日
著者・コラム紹介バックナンバー
藤沢久美 [シンクタンク・ソフィアバンク代表]

「楽天家リーダー」がチームを壊す
「究極の小心者」こそが人を動かせる理由

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1000人以上の経営者へのインタビューを15年近く続けてきた藤沢久美氏の最新刊『最高のリーダーは何もしない』。

前回、チームのなかで誰よりも「考えている」のがリーダーだと述べた。もうひとつ、リーダーに必要な資質が「心配性」である。なぜ、優れたリーダーは心配性なのか?

▼連載 第5回▼
悩めるリーダーは「同族企業」を見よ

▼連載 第6回▼
世界の企業トップが「日本型リーダー」に注目している

▼連載 第7回▼
「リーダーの魅力」はどこから生まれる?

▼連載 第8回▼
なぜあのリーダーの決断は「自信に満ちている」のか?

▼連載 第9回▼
優秀なリーダーほど「まぐれ」を味方にする

誰よりも「高解像度」でチームを見ている

靴下を製造・販売する株式会社タビオ(本社 大阪市)の創業者である越智直正会長は、「気を抜くと靴下のことを考えてしまう」という名言を口にされるほどの、つねに考え続けるリーダーです。

越智会長に限らず、成功しているリーダーは、常日頃から考え続け、考え抜いています。

しかも、大きなビジョンや戦略だけではなく、どこで、誰が、どのようにやるか、誰の責任で進めていくのか、メンバーは足りているか、足りないならどう手当てするのか、ほかのチームに支障がないか、どれくらい利益が出るのか―そういった細部までを徹底的に考え抜いているのです。

リーダーがそんなに細かいところまで考える必要があるのかという疑問も湧いてくるところですが、じつはこうした細部が気になってしまうのが、優秀なリーダーの共通点でもあるのです。

リーダーとして高いポジションへ上がるほどに、多くのことが気になってくるというのが現実です。経験が増えるからでもありますが、やはり仕事全体を高い解像度で見通せる人がリーダーになっているということだと思います。

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藤沢久美 [シンクタンク・ソフィアバンク代表]

(ふじさわ・くみ)大学卒業後、国内外の投資運用会社勤務を経て、1996年に日本初の投資信託評価会社を起業。同社を世界的格付け会社スタンダード&プアーズに売却後、2000年にシンクタンク・ソフィアバンクの設立に参画。2013年、代表に就任。そのほか、静岡銀行、豊田通商などの企業の社外取締役、文部科学省参与、各種省庁審議会の委員などを務める。
2007年、ダボス会議(世界経済フォーラム主宰)「ヤング・グローバル・リーダー」、翌年には「グローバル・アジェンダ・カウンシル」メンバーに選出され、世界の首脳・経営者とも交流する機会を得ている。
テレビ番組「21世紀ビジネス塾」(NHK教育)キャスターを経験後、ネットラジオ「藤沢久美の社長Talk」パーソナリティとして、15年以上にわたり1000人を超えるトップリーダーに取材。大手からベンチャーまで、成長企業のリーダーたちに学ぶ「リーダー観察」をライフワークとしている。
著書に『なぜ、川崎モデルは成功したのか?』(実業之日本社)、『なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか』(ダイヤモンド社)など多数。
Facebook:
https://www.facebook.com/kumi.fujisawa.official


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「最高のリーダーは何もしない:内向型人間が最強のチームをつくる!」

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