ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
堀尾研仁の“使える!ゴルフ学”

【第52回】アマチュアゴルファーのお悩み解決セミナー
Lesson52「ゴルフはボールをまっすぐ打つゲームではない」

堀尾研仁 [ティーチングプロ]
【第52回】 2010年7月29日
著者・コラム紹介バックナンバー

 「ゴルフはボールをまっすぐ打つゲームではない。ボールを曲げてコントロールするゲームなんだ。だから、まっすぐ打つ練習をしてはダメだよ」

 これは、新帝王といわれた偉大なプレーヤー、トム・ワトソンの言葉です。私が渡米して、デビッド・レッドベターの下でティーチングを学んでいるとき、そこにワトソンが現れて、そう話しかけてくれたのです。

 彼の言葉には、上達のヒントが隠されています。それは「ボールを意図的に曲げることで、初めて、まっすぐ打つ方法がわかる」ということです。

インサイド・アウトにクラブを振って、意図的にフックボールを打ってみる。そうすると、ボールが曲がるメカニズムがわかり、上達に役立つ

 練習場でアマチュアゴルファーを観察していると、その大半がまっすぐ打つ練習ばかりをしています。そして、「いつまでたってもスライスが直らない……」という悩みを多くの人が抱え続けることになる。万年スライサーから脱却できないのは、まっすぐ打つことにこだわり過ぎるからなのです。

 まっすぐ打つとスライスになるのですから、思い切って、フックを打ってみましょう。曲がりを大きくした「どフック」でも構いません。意図的にボールを曲げてみることで、スウィングのメカニズムが理解できます。万年スライサーは、フックを打ってみると、ストレートの球筋になるケースがよくあるのです。

 スライスの原因は、大別すると2つあります。1つは、スウィング軌道がアウトサイド・インの、いわゆる「カット打ち」。もう1つは、スウィング中にフェースが開いてしまい、オープンフェースでインパクトすることです。

クラブが外側から下りて、アウトサイド・イン軌道に(右)、もしくはダウンでフェースが開く(左)のが、スライスの大きな原因だ

 自分でスライスの原因がわかる人は、軌道やフェースの向きを修正してほしいのですが、わからない人はクラブをインサイド・アウトに振ってみたり、フェースを少しかぶせたりして、工夫しながらフックボールに挑戦してみましょう。

 参考までに、体のつくりによって、スライス系のボールが打ちやすい人と、フック系のボールが打ちやすい人がいます。上のレベルを目指す人は、その点も考慮して持ち球をつくる必要があります。

(取材・文/小山俊正)

関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

堀尾研仁 [ティーチングプロ]

1971年生まれ。レッドベターに師事し、2003年に独立。プロからアマチュアまで幅広くレッスン活動を行なっている。HPでインターネットレッスンも開講中。


堀尾研仁の“使える!ゴルフ学”

ビジネスマンにとって、ゴルフはビジネスにおいてもプライベートにおいても重要な「コミュニケーションの場」。そこで、初心者でも楽しく効率的に上達できる方法を徹底レッスンします。

「堀尾研仁の“使える!ゴルフ学”」

⇒バックナンバー一覧