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サムスンは既に10年前に進出! 発明大国イスラエルの頭脳を生かせ
【第18回】 2016年4月27日
著者・コラム紹介バックナンバー
加藤スティーブ

イスラエルの最先端ウェアラブル機器が
日常を変える
製品コンセプトに困ったら、イスラエルのスタートアップに学べ

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最近話題に上ることも多いウェアラブル市場の規模は、日本国内では2020年までに600万台、世界では1億2500万台が見込まれている。読者の皆様はすでにご存知かもしれないが、イスラエル企業はこの領域においても、得意技のコンセプトを決め、実現する能力を発揮している。
今回は今熱い、ウェアラブル分野でのイスラエルの技術を紹介する。

ウェアラブル機器は日本でも身近に。

インテルが買収したウェアラブルの先駆的技術

 ウェアラブルの先駆けはイスラエルの企業、オメックインタラクティブ (Omek Interactive)社だ。2013年、同社が開発したジェスチャーを認識する技術がインテルに4000万ドルで買収された。また同年、イスラエルのプライムセンス(PrimeSense) 社の動作をトラッキングする技術が、アップルにより3億6000万ドルで買収された。これらが、イスラエルのウェアラブル技術が注目を集めた最初の大きなトピックと言えるだろう。

 インテルは2016年に入っても、3Dのレンダリング技術を持つリプレイテクノロジーズ(Replay Technologies)社を1億7500万ドルで買収しており、同社のこの分野への関心の高さがうかがえる。

 インテルといえば、イスラエルに拠点を置いたグローバル企業の最古参であり、国内に5ヵ所1万人程度の従業員を抱える最大手ではあったが、「スタートアップの活用」という点では、他のグローバル企業からは遅れがちであった。ただ、昨年からスタートアップへの関心を強めており、Intel Ingenuity Partner Program(現地では通称IPP)というアクセラータプログラムを2015年に立ち上げて、すでに20社以上のスタートアップの支援を開始している。

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日本にとって距離的にも心理的にも遠い国、イスラエル。だが、最先端技術を有するスタートアップ企業を輩出する「発明大国」であることは世界で認知されており、インテル、グーグルなど米ハイテク企業の多くがイスラエルに研究開発拠点を置く。韓国のサムスンも既に10年前に進出している。日本企業にも最近ようやく動きが出始めたイスラエル技術を取り込む方策を、イスラテック・加藤スティーブ氏が提言する。

「サムスンは既に10年前に進出! 発明大国イスラエルの頭脳を生かせ」

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