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口ベタでも上手くいく!コミュニケーション力養成講座
【第7回】 2010年8月17日
著者・コラム紹介バックナンバー
前田典子 [人材育成コンサルタント]

初対面でも失敗しない!
口ベタなのに会話が続くテクニック

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相手の言葉を繰り返すだけで
会話は十分成り立つ

 会話はキャッチボールです。自分が口ベタで会話が苦手だと思っている人は、このキャッチボールがうまくいってない場合が多いようです。そこで、いちばん簡単なキャッチボールのやり方についてお話しておきたいと思います。

 それは、「相手の言葉を繰り返す」というものです。たったこれだけで、十分に会話が成り立ってしまうのです。

 コーチングでは相手の言葉をそのまま繰り返すことをリフレインといい、重要なスキルのひとつになっています。

 こんなことをいうと、なんだか高度なテクニックのような感じがするかもしれませんが、全然そんなことはありません。まずは、相手の言葉を繰り返すだけ、つまり「オウム返し」をやってみましょう。とはいえ、効果的なオウム返しをするには、ちょっとしたコツがあります。

 まず、いちばん単純なオウム返しを見てみましょう。

 「昨日、トラブルがあって大変だったよ」
 「大変だったんだね」

 たったこれだけです。これで十分コミュニケーションは成り立っています。

 「昨日、トラブルがあって大変だったんだよ」という相手に対しては、「トラブルがあったんだね」というよりも、「大変だった」という相手の気持ちを繰り返してあげるのです。話しているほうとしては、「トラブルがあった」という事実よりも、「大変だった」という感情を受け止めてもらったほうが嬉しいですし、聞き手との心理的な距離もグッと近づくはずです。

 でも、これだけだとあまりにも単純だと思うなら、ちょっと工夫して、繰り返す言葉を言い換えてみてもいいでしょう。

 「昨日、トラブルがあって大変だったよ」
 「苦労したんだね」

 どうでしょうか。少し印象が変わったのではないでしょうか。

 単純に言葉を繰り返すだけでなく、ちょっと想像力を働かせて言い換えるだけで、「あなたの話をちゃんと受け止めてますよ」ということを、より強くアピールできるようになります。ポイントは、相手の気持ちをあらわす言葉を繰り返してあげるということです。

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前田典子 [人材育成コンサルタント]

神奈川県生まれ。上智短期大学英語科卒。都市銀行、外資系銀行、人事コンサルティング会社勤務の後独立。企業向け能力開発、個人向けコーチングを行う。コミュニケーション、モチベーションが主な活動領域。著書に「強い営業店をつくる今日からやろうコーチング!」「女性力で強くなる」(近代セールス社刊)等。Keiビジネス


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