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事業計画書は1枚にまとめなさい
【第6回】 2016年5月26日
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上野光夫 [起業支援コンサルタント]

見られることを意識して、事業計画書に化粧をしよう!

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事業計画書といえば、何十枚にも及ぶ書類を作成しなければいけないと思われがちだが、そんなことはない。起業して資金を調達するための事業計画書はもっと簡素でいいのだ。日本政策金融公庫に26年間勤務し、5000人以上の創業融資に携わってきた上野光夫氏が、起業のための事業計画書のポイントを紹介する。

女性がメイクをするように
見栄えのいい事業計画書をつくる

 融資を受けるための事業計画書は、自分が見るだけではなく、人に見せて評価してもらうことになります。審査をパスするという目的を達成するには、できるだけ高い評価を受けなければなりません。

 そのためには、女性が化粧をするように、男性だって大切な人に会うときに身だしなみを整えるように、見られることを意識して魅力的につくりあげることが重要なのです。

 女性の化粧にたとえると、「チャームポイントは引き立てる」「気になるところはうまくカバーする」ということです。ただし、「スッピンとは違いすぎないように」という留意点もあります。ハリウッドの特殊メイクのようにほんとうの姿とかけ離れてしまうこと、つまり嘘を書くのはNGです

好印象を与える5つのポイント

 具体的には、次のような点を意識して書くことが有効です。

(1)細かいところも漏れなく記入する
 融資担当者やその上司が創業計画書を見たときに、細かい部分も漏れなく書いてあるほうが、「この起業家はきっちりしている」という印象を与えます。
 例を挙げると、創業計画書の冒頭にある作成の日付、「3 取扱商品・サービス」の「売上シェア」、「4 取引先・取引関係等」の「人件費の支払」の欄などは、空白になりがちです。これらを漏れないように記入すると、細かい部分もおろそかにしない姿勢を示すことができます。

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上野光夫(うえの・みつお) [起業支援コンサルタント]

MMコンサルティング代表取締役、中小企業診断士、起業支援プラットフォーム「DREAM GATE」認定アドバイザー。
1962年鹿児島市生まれ。九州大学を卒業後、日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)に26年間勤務し、主に中小企業への融資審査の業務に携わる。3万社の中小企業への融資と、5000名超の起業家への創業融資を担当した。融資総額は2000億円にのぼる。
2011年4月にコンサルタントとして独立。起業支援コンサルティング、資金調達サポートを行うほか、研修、講演、執筆など幅広く活動している。リクルート社『アントレ』などメディア登場実績多数。日本最大の起業家支援プラットフォーム「DREAM GATE」において、アドバイザーランキング「資金調達部門」で3年連続して第1位に輝く。
著書に『3万人の社長に学んだ「しぶとい人」の行動法則』(日本実業出版社)、『起業は1冊のノートから始めなさい』(ダイヤモンド社)、『「儲かる社長」と「ダメ社長」の習慣』(明日香出版社)、『仕事で結果を出す人はこの「きれいごと」を言わない』(フォレスト出版)がある。


事業計画書は1枚にまとめなさい

事業計画書といえば、何十枚にも及ぶものだと思われがちだが、個人の開業ではたった1枚でいい。日本政策金融公庫で5000人超の起業家を見てきた著者が、創業融資の事業計画で大切なポイントは何かを解説する。

「事業計画書は1枚にまとめなさい」

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