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酒の安売り規制法成立でも量販店価格が上がらない理由

週刊ダイヤモンド編集部
2016年6月1日
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 ビールなどの酒類の安売りが法律によって規制強化されそうだ。

ビール類などの値上げを危惧する声も少なくないが店頭価格への影響は小さそうだ Photo:Bloomberg/gettyimages

 5月12日、酒税法等を改正し、酒類の過剰な安売りを規制する法案が衆議院を通過した。本稿執筆時点(5月25日)では成立前だが、26日午前に開かれる参議院財務金融委員会での承認を経て、早ければ27日にも参議院を通過し、法が成立する見通しだ。

 酒類、とりわけビールや発泡酒などのビール類飲料は、スーパーマーケットなどで特売の目玉商品になりやすく、価格競争が激しい。これまでも、過当競争を防ぐために、国税庁が取引指針なるものを掲げてきた。

 この指針の下、仕入れ価格を下回るような不当廉売があれば、メーカーや小売店は注意や指導を受ける。しかし、法的強制力はない。

 今回の法案はこの規制の強化を狙ったもの。違反をした場合は、罰金や酒類販売免許の取り消しの可能性もある。

 法案をめぐっては、業界内外から「解せない」という反発の声が噴出している。規制が“大義”を欠いているからだ。

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