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秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

一流のリーダーは「気配り」で部下のやる気を引き出している

能町光香 [株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]
【第32回】 2016年6月21日
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 「気遣いは部下がするもの」
「忙しくて気配りをする暇がない」
「気遣いをしても業績が上がるわけではない」

 そんなふうに思っていませんか?

 「目配り」「気配り」「心配り」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。なかには、新入社員の時に、先輩から「もうすこし気を配りながら仕事をするように」と言われた苦い想い出がある人もいるかもしれません。

一流の気遣いは
一流のリーダーから学んだ

一流のリーダーは部下に権威を示さず、むしろきめ細やかな気配りができています

 私が「気配り」に関する取材を受けるとき、こんなことをよく聞かれます。

 「もともと『気遣い』ができる人が秘書になれるのですか?」

 そう聞かれた時、「いえ、私がそうであった(気遣いができなかった)ように、秘書という仕事を通じて気配りを身につけていくのは確かだと思います」と答えています。

 また、こんな質問も受けます。

 「先輩秘書を見習うかたちで、『気配り』を身につけていきましたか? それとも、なにか他の方法で身につけてきたのでしょうか?」

 仕事上の『気配り』をどのようにして身につけてきたのか、というものです。

 じつは、補佐してきたリーダーたちが、なによりも「気配り」のできる方たちであり、それゆえ、側で働く秘書である私も自然と「気配り」が身についていきました。

 こう言うと、大概の方が驚かれます。

 その理由を聞いてみると、「いつも部屋に籠っているリーダーたちが気配りする姿を想像できない」「組織を導くリーダーにも気配りが必要だなんて」「気配りと業績アップは相反するものではないか」など様々な思いや考えがあるようです。

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能町光香(のうまち・みつか)[株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]

青山学院大学、The University of Queensland大学院卒業。10年間、バンクオブアメリカ・メリルリンチ、ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インクなどの一流企業のトップエグゼクティブの秘書として活躍し、数々の業績を残し、組織から高い評価を受ける。その後、人材育成コンサルタントとして独立。2013年に、日本での秘書人材育成の必要性を痛切に感じ、「一流秘書養成スクール」を創設。上司の右腕として活躍できる「真のエグゼクティブ・アシスタント」の育成を目指し、豊富な経験に基づく実践的な解決方法を伝える講演や企業研修、コンサルティングをおこなっている。また、サービス・ホスピタリティ・アワード審査委員を務めるなど、経営における「サービス・ホスピタリティ力」の重要性を説き、サービス・ホスピタリティ・マネジメントの普及啓蒙を行う。主な著書に、20万部のベストセラー「誰からも気がきくと言われる45の習慣」(クロスメディア・パブリッシング)など著書多数。
公式ホームページ:http://www.link2u.co.jp/


秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

この連載では、10年間秘書を務め、現在では一流秘書の育成に携わる能町光香さんが、経営層に近いところで働く秘書だからこそ垣間みることができた、一流の人たちの仕事術についてお伝えしていきます。
 

「秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香」

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