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秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

なぜ一流のリーダーほど偉そうな態度を取らないか

能町光香 [株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]
【第27回】 2016年4月12日
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 4月は、人事異動や組織編成の時期です。

 新しい職場環境、新しい仕事、新しい人たちと仕事をしていくうえで、期待と不安が入り交じる時期でもあります。職場での「役割」が変わることにより、「肩書」も変わった人も多いのではないでしょうか。

 組織のなかには、多くの「役割」があり、それゆえ、様々な「肩書」が存在します。

 ビジネスエリートの皆さんにとって「肩書」とは、何を意味するものでしょうか?

 あくまでも仕事をする上での役割を示すものなのか、それとも人生そのものを表すものなのでしょうか。

役職の高い人ほど
プライドが高いというのは本当か

これまで秘書として10名のエグゼクティブの補佐をしてきた私の経験では、「役職の高い方は、穏やかで謙虚な人が多い」ように感じられます

 秘書として働いていた時、よくこんなことを質問されました。

 「役職の高い人ほど、偉そうにしているものですか?」
 「ポジションの高い人ほど、気難しいものですか?」
 「人は偉くなればなるほど、偉そうになっていくのですか?」

 最初に質問をうけたのは、職場で一緒に働く新入社員の同僚からでした。

後輩:「秘書の人って、ほんとうに大変ですよねぇ」

私:「どうしてそう思うの?」

後輩:「周りにプライドの高い人ばかりいて、いろいろと気遣ったり、細々としたことに気を配ったりして大変ではないですか?」

私:「そういう意味ね」

後輩:「そうです。役職の高い人ほど、プライドが高くて近寄りがたい感じがして…」

私:「えっ、そういうイメージがあるの?」

後輩:「はい、なんだか近寄りがたいし、仕事がしづらいイメージがあります。あっ、私のような新入社員がそんなことを言っていてはいけないですよね(笑)」

私:「そういうふうに感じているのね。でも、実際は、役職の高い人ほど偉そうにしていないものだと思うわ」

後輩:「そうなんですか!?」

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能町光香(のうまち・みつか)[株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]

青山学院大学、The University of Queensland大学院卒業。10年間、バンクオブアメリカ・メリルリンチ、ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インクなどの一流企業のトップエグゼクティブの秘書として活躍し、数々の業績を残し、組織から高い評価を受ける。その後、人材育成コンサルタントとして独立。2013年に、日本での秘書人材育成の必要性を痛切に感じ、「一流秘書養成スクール」を創設。上司の右腕として活躍できる「真のエグゼクティブ・アシスタント」の育成を目指し、豊富な経験に基づく実践的な解決方法を伝える講演や企業研修、コンサルティングをおこなっている。また、サービス・ホスピタリティ・アワード審査委員を務めるなど、経営における「サービス・ホスピタリティ力」の重要性を説き、サービス・ホスピタリティ・マネジメントの普及啓蒙を行う。主な著書に、20万部のベストセラー「誰からも気がきくと言われる45の習慣」(クロスメディア・パブリッシング)など著書多数。
公式ホームページ:http://www.link2u.co.jp/


秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

この連載では、10年間秘書を務め、現在では一流秘書の育成に携わる能町光香さんが、経営層に近いところで働く秘書だからこそ垣間みることができた、一流の人たちの仕事術についてお伝えしていきます。
 

「秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香」

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