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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

仕事でミスを繰り返す人の3つの特徴

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第165回】 2016年6月27日
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 日本でもIT技術の進化で、仕事が自動化され、ミスが起こりづらい環境が整えられつつあります。しかし、人為的なミスで大きな問題につながる事件があとを絶ちません。もちろんミスをしたい思ってミスしているわけではありません。多くの場合、ミスをしたくないと思っている人がミスを起こしています。“人為的”とは決して“悪意”ではないのです。

 ならば、人為的なミスを撲滅するため対策を講じることになりますが、驚くことにミスを起こすのは組織でも特定の人に偏っていることがほとんどです。おそらくミスをしやすいスタイルで仕事をしているからでしょう。では、どうすればそんな人もミスを減らせるのでしょうか。ミスの多い人、ほとんどない人の違いを探ってみました。

組織を揺るがす大きな事件は
人の些細なミスが原因に

うっかりミスが多い人は、仕事のスタイルに問題があるかもしれません

 「また君がミスを起こしたのか…。でも、仕方ない。みんなでリカバーしよう」

 何度もミスを繰り返し、周囲がリカバーに追われる事態を引き起こす人がいます。昔であれば、そんな社員は「ふざけるな!」と叱られ続けるものですが、叱りつけると上司がパワハラと認定されかねないので、ぐっと耐えなければならなりません。ゆえに、ミスを繰り返す部下がいると、上司のストレスがより溜まる時代になったと言えます。

 ただ、ミスを犯した人は何も思わないわけではありません。もちろん悩み、「どうしてミスをやらかしてしまったのだろう。もう、二度とミスは起こすまい」と、大半の人は反省しています。振り返れば、私も若い時期にはたくさんの失敗をしたものです。

 マイナビが行ったアンケート(2013年2月)によると、入社前の大学4年生に「仕事をこなす自信はありますか?」と尋ねると、「自信がある」が69.5%。一方で、若手社員のなかで新人時代に仕事で失敗経験のある人は57%と、世間は甘くないという現実が浮き彫りになります。

 同アンケートに寄せられた失敗談の例としては、「歓迎会の翌日に遅刻」(28歳・男性)や「敬語の使い方のまちがい」(24歳・女性)といった基本的なミスに加えて、私の周囲には、

・商品の発注数を一桁間違えて、在庫過剰を起こした
・お客様を怒らせる失礼な接客をしてしまった
・工場の機械の取り扱いを誤り、故障されてしまった

 など会社の損失につながるミスを起こした人もいます。

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
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