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新版 ひとり社長の経理の基本
【第7回】 2016年8月16日
著者・コラム紹介バックナンバー
井ノ上陽一

経費を合法的に増やす「すごい裏ワザ」とは?

「これも経費で落ちないかな」と悩んだことはありませんか?

合法的に、そして簡単に経費を増やす方法をご紹介します。

「経費」から「決算」まで、必要な知識が全部わかると評判の『新版 ひとり社長の経理の基本』の発行を記念して、税理士の井ノ上陽一氏に語ってもらう。

売上が増え、
しかも経費も増える方法

 そもそも経費とは、「売上を上げるのに必要な出費」のことです。例えば本を書く場合、その本のヒントとなるような書籍やモノは経費として落とすことができます。

 ということは、「売上の種類」を増やせば、経費にできる幅も増えるわけです。

 例えば、経営アドバイスのみを行うコンサルタントと、「コンサルティング」「セミナー」「執筆活動」という3つのビジネスを行うコンサルタントがいるとします。

 前者は「コンサルティングにかかわる経費」しか経費として落とせませんが、後者はそれに加えて、「セミナーにかかわる経費」「執筆活動にかかわる経費」も経費として落とすことができるわけです。

 他にも例を挙げます(完全なプライベートの部分も含めて、すべて経費になるわけではないことに注意して下さい)。

・世界一周クルーズの本を書けば、クルーズ代は経費になる可能性があります
・トライアスロンやマラソンの本を書けば、レースや道具は経費になる可能性があります
・ハワイでセミナーをやれば、ハワイへの旅費、宿泊費は経費になる可能性があります
・セミナーの仕事をしていれば、話し方のセミナーの参加費が経費になる可能性があります

売上の種類を増やすことは経営上のリスクを減らすことにもなります。経営基盤が弱いひとり社長こそ、売上の種類を増やすべきです。

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井ノ上陽一 (いのうえ・よういち)

「経理業務の効率化」「会計とITの融合」を得意とする税理士。
大学卒業後、総務省統計局に勤務し、数字の分析手法とITスキルを学ぶ。しかし、「独立して、数字とITで社会貢献したい」という思いから、税理士受験に挑戦。見事合格し、税理士資格を取得。2007年に独立を果たす。
「経理は難しくない! ひとり社長でもできる! 」をモットーに、ITを駆使した効率の良い経理を経営者に伝えている。目標は、手書き伝票を使う、手間をかけすぎるといった「経理の古い慣習」を変えること。
業務効率化を得意とし、あるクライアントでは、Excelによる業務管理システムの導入とペーパレス化の推進により、年間240時間分の業務を削減した。
現在、世界で100人強しかいない「マイクロソフトMVP for Excel」の資格を所持している。
税理士業務に加えて、セミナー・執筆などを通じて、「数字」「お金」「時間」「IT」に関する悩みを解決し、新しいワークスタイルを提案している。


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