【第6回】 2009年09月30日
「やることモード」から「あり方モード」へ
自分を追い詰めて壊さないために――。
「成果が出ない」「部下が育たない」
焦りは自分を追い詰める危険な兆候
「自分の感情は置き去りにして、必死でやってきました」
「今の時期、やるべきことが山積みで、とにかく走るしかないんです」
「部下が悩んでいるのがわかるけど、ちゃんと話し合う時間が取れないんです。でも、やるしかないんです。頑張ります」
これらは、あるミドルマネジャーとの会話の中で出てきた言葉です。皆さんは、こんな状況になっていませんか?
今回は、私が一番気がかりな点、「ミドルの人たちの心の持ちよう」についてお話したいと思います。それは、冒頭のように頑張っているミドルの多くが抱えている心のあり方であり、誰もが陥り易い「焦り」でもあります。
「頑張ってどこが悪いんだ」という反論もあるかもしれませんね。では、どういうことなのかを一緒に考えてみましょう。
やるべきことがたくさんあるけど、できていないことに追い立てられ、焦ってしまう。追い込まれても、自分に鞭打って頑張ってしまう――。
そもそも「自分が頑張って何とかしなくては」という気持ちは、責任感があり、なすべきことを知っているミドルの人たちに芽生えてくる、とても前向きな心です。しかしその前向きな気持ちも、それだけでは逆に自分を追い込んでしまうということを、理解して欲しいと思います。
「To Do List」というものをご存知でしょうか? これは、ビジネスパーソンが職場でやるべきことを書き出すチェックリストのことです。仕事の基本スキルとして誰もが習い、毎日使っているツールだろうと思います。
私も使っていますし、達成した項目を消し込むときに小さいながらも達成感を味わえるので、心理的な側面からも有効だと言われています。
Special Topics
バックナンバー
- 第17回
- やり方が悪いと部下を萎縮させるだけ! 「厳しい指導」にまつわる誤解と正解 (2010年03月03日)
- 第16回
- ミドルを窮地に追い込む「部下の不正」 リスク・マネジメントを軽んずべからず! (2010年02月17日)
- 第15回
- どう伝えれば部下のショックは和らぐ? 評価面談は「最後通告の場」ではない (2010年02月03日)
- 第14回
- 予期せぬ転機でキャリアが水の泡に? 「もう辞めるしかない」は正しい選択か (2010年01月20日)
- 第13回
- 「断絶の2009年」をリセットして、 チームの“つながり力”を再生しよう! (2010年01月06日)
- 第12回
- 上にも下にも強く言えない! 怒りを溜め込む「草食系ミドル」が急増中 (2009年12月24日)
Pick Up
新着トピックス
- 週刊ダイヤモンド 企業特集
- ユニー 前村哲路社長インタビュー 「現場の自由裁量権を広げ 個店経営のウエートを高める」
- 家を買う!妻とのケンカを乗りこえて
- しっかり者の妻が豹変!? マイホーム買い物症候群とは
- 『社会貢献』を買う人たち
- キレイになって、途上国を支援! 女性の飽くなき「美への探求」が生んだ、一石二鳥のビジネスモデル
- DOL Zoom Up!
- 意外と低い“ファストファッション”認知度 ユニクロに勝つための各社の戦略とは?
- 広瀬隆雄 世界投資へのパスポート
- FRBメンバー交代でも体制に変化なし! むしろ、信認を取り戻すために必要だ!!
- 藤井英敏 株式市場サバイバル!
- 世界的なスマートグリッド構築に 向けた動き加速で注目する銘柄群
- 今週のキーワード 真壁昭夫
- キム・ヨナやサムスンに“脅威論”が噴出 「日本はもう韓国に勝てない」は本当か?
- 政局LIVEアナリティクス 上久保誠人
- 参院選がどう転んでも、 政界の「世代交代」加速は止められない
- 『週刊ダイヤモンド』特別レポート
- 県が格安で手に入れた茨城空港 「軍民共有化」というカラクリ
ダイヤモンドオンラインplus 知っておきたい価値ある情報
最新の連載一覧
経済・時事
経営・戦略
スキル・キャリア
Diamond Premium 最新記事 無料会員登録すると全文が読めます
- 山崎元のマネー経済の歩き方
- 対等合併の呪
- 野口悠紀雄 未曾有の経済危機を読む
- 総需要の減少をもたらした2つの要因 ──今こそ必要なデフレの経済学(5)
- 原英次郎の「強い中堅企業はここが違う!」 トップに聞く逆境の経営道
- 段ボール業界随一の原価計算の鬼! アースダンボールに学ぶネット販売の真髄 ~奥田敏光社長に聞く(下)
- 週刊ダイヤモンド 企業特集
- 【企業特集】ユニー 提携と差別化戦略で狙う “超”地方小売りチェーン
- 金融市場異論百出
- 「やり過ぎ」とブーイングを 浴びるFRB、正反対の日銀
- 週刊ダイヤモンド アーカイブズ
- クリス・アンダーソンとロングテール理論をおさらい!ネットが動かしたニッチ商品の驚くべき市場規模
- 『週刊ダイヤモンド』特別レポート
- 日本のテレビ業界が復活するには 「キー局の合従連衡」が待ったなし

- 「測るための標準」を考える
- 紀元前2500年頃に造られたピラミッドの建築に当たっては、常に同じサイズの石を…

- DOL編集部のツイッターを開始
- 最新記事の話題から編集部の日常まで、24時間つぶやきます。フォローよろしくお願いします。
Business information
著者プロフィール
- 高橋克徳
((株)ジェイフィール代表)
野村総合研究所、ワトソンワイアットを経て、ジェイフィールの設立に参加。組織における感情問題の解決や組織活力向上のコンサルティングに全力を注ぐ。多摩大学講師など、多方面で活躍。共著の『不機嫌な職場』(講談社)はベストセラーとなる。
-----☆★日本中の職場をご機嫌に!★☆-----
ジェイフィールのホームページはこちら
著者プロフィール
- 重光直之
((株)ジェイフィール取締役)
化学品メーカー、社団法人日本能率協会を経て現在に至る。H・ミンツバーグ教授との出会いを機にミドルを元気にする「リフレクション・ラウンドテーブル」を日本に導入し、プログラム開発と講師を担当。「感じる研修エンジニアリング」の普及にも力を入れ、スキット研修、演出家を招いての役作り研修など、多彩に展開中。
この連載について
職場のコミュニケーションが崩壊し、社員の対立や生産性の低下に悩むミドルマネジャーが急増しています。ベストセラー『不機嫌な職場』の著者と「ミドル再生」を専門とする同僚が、管理職が不機嫌な職場を改革するための知恵を徹底指南します。
アクセスランキング
- 1位
- 「引きこもり」するオトナたち
- 成績優秀なのに仕事ができない “大人の発達障害”急増の真実
- 2位
- はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路
- “人生の負け組”が勢ぞろい! 負け組リベンジの名門「奇跡の屋台ラーメン」
- 3位
- 業界別 半年先の景気を読む
- 市場規模はピーク時の6分の1!? バイク業界にみる縮小市場で生き残る方法
- 4位
- Close-Up Enterprise
- セイコーHD株主代表訴訟へ 不透明経営に批判
- 5位
- エコカー大戦争!
- トヨタの電子制御問題に隠れた事実! アメリカ人特有のアクセルの踏み方
Recommend 話題の記事
- 野口悠紀雄 未曾有の経済危機を読む
- 総需要の減少をもたらした2つの要因 ──今こそ必要なデフレの経済学(5)
- 今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ
- あなたは保険会社に騙されている!? 「保険見直し」のバイブルが登場
- はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路
- “人生の負け組”が勢ぞろい! 負け組リベンジの名門「奇跡の屋台ラーメン」
- 業界別 半年先の景気を読む
- 市場規模はピーク時の6分の1!? バイク業界にみる縮小市場で生き残る方法
- 経済ジャーナリスト 町田徹の“眼”
- NTTグループには大誤算? 原口総務相の経営形態見直し指示
- News&Analysis
- やはり“持ち直し局面”入りは確実? データと巷説に見る「住宅の本当の買い時」
- IT&Business
- サイバー攻撃の増加で注目度急上昇! マカフィーが誇るセキュリティ技術の中身

- 【PrimeTime】トップインタビュー
- 「サービス力は人財力と組織力の掛け算」~百瀬次生・日立電子サービス社長

- 【THEProject】プロダクトとサービス最前線
- 現実味帯びる「IFRS」。最新会計基準対応処理システムを低コストで提供
雑誌定期購読のご案内
特大号・特別定価号を含め、1年間(50冊)市価概算34,500円が、定期購読サービスをご利用いただくと25,000円(送料込み)。9,500円、約13冊分お得です。さらに3年購読なら最大49%OFF。
1冊2,000円が、通常3年購読で1,333円(送料込み)。割引率約33%、およそ12冊分もお得です。
特集によっては、品切れも発生します。定期購読なら買い逃しがありません。
年間12冊を定期購読すると、市販価格8,400円が7,150円(税・送料込み)でお得です。お近くに書店がない場合、または売り切れ等による買い逃しがなく、発売日にお手元へ送料無料でお届けします。
※別冊・臨時増刊号は含みません。
偶数月の1日発売(隔月刊)。1年購読(6冊)すると、市販価格 5,880円→4,700円(税・送料込)で、20%の割引!
※別冊・臨時増刊号は含みません。
お知らせ・ご案内
- 会員専用ページ開始のお知らせ
- 7月より一部の記事で、無料会員登録した方だけが全文を読める形に変わりました。詳細はこちらをご覧ください。




