ジェネリック(後発医薬品)のシェアが拡大中
最大手で積極経営の沢井製薬(4555)に勝機あり!新工場設立やMR増員などの事業拡大策を評価する局面へ

【第27回】2012年8月30日公開(2012年9月9日更新)
剣持和正

株価(8/28終値):9090円 予想PER14.0倍 PBR:2.47倍
配当利回り:1.65%

2012年5月29日~8月28日・日足

買い目標:8850円~8880円
目標株価:1万円

ジェネリックの使用量が初めて25%を突破

 沢井製薬(4555)はジェネリック(後発医薬品)の大手。消化器および循環器系に強み。2013年3月期は診療報酬改定が追い風となり、通期の純利益は103億円(前期比14.1%増)と過去最高益を更新する見込み

 ジェネリックの業界団体である日本ジェネリック製薬協会が8月27日に発表した、4~6月の医療用医薬品に占める後発薬のシェア(数量ベース)は25.3%だった。国内シェアが25%を上回るのは初めてのこと。ジェネリックの使用促進を狙った4月の診療報酬の改定が素直に反映されたかたちとなった。

 政府は2012年度中でのシェア30%を目標に掲げており、目標到達がみえてきた。

 沢井製薬も、新工場の設立やMR(医療情報担当者)の増員など、ビジネスチャンスとみて積極的に事業拡大の方針

 株価は4月以降の業績伸長を期待した買いで上昇してきたが、今回4~6月のシェア拡大が現実化したことで、さらなる上昇局面に入る動きを想定する。

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