株主優待名人・桐谷広人さんの「2021年に成功した株取引&失敗した株取引」を大公開!
発売中のダイヤモンド・ザイ2022年3月号は特集「桐谷広人さんの2021年大反省会&2022年必勝宣言!」を掲載。この特集では、株主優待名人の桐谷広人さんに、2021年の株取引の振り返りと、2022年に勝つための投資戦略を聞いている。今回はその中から、桐谷さんの2021年の失敗トレードや、反対にうまく儲けることができた銘柄を公開!
【※関連記事はこちら!】
⇒ひろゆきが考える「お金持ちになる方法」は?【前編】 お金持ちになるために最低限やったほうがいいこと、投資を始める前に必ず持っておきたい“心構え”を伝授
⇒ひろゆきが考える「お金持ちになる方法」は?【後編】経済成長していない日本株や、比較・分析ができない外国株を買うなら、米国株インデックス投資で十分!
”億り人”の桐谷さんでも失敗トレードをするときはある!
2021年は「売り急ぎ」「ナンピン」「売り逃し」を大反省!
株主優待名人・桐谷広人さんが2021年にしでかしてしまった失敗トレードとは?
桐谷広人さんといえば、株主優待好きとして有名だが、ただ大量の株主優待株を長期保有しているだけではない。株価が安い株に目を光らせ、細かい売買で利益も出している。とはいえ、日々取引を繰り返していると、成功ばかりではなく、ときには大損を被る失敗もするという。
失敗パターンで多いのは、大きく分けると「売り急ぎ」「ナンピン(下落したときに買い増すこと)」「売り逃し」の3つ。身に覚えがある人も多いのではないだろうか。
2021年の株取引を振り返ってみると、たとえば「売り急ぎ」で後悔したと桐谷さんが話すのが、日本郵船(9101)。大型株の中で2021年にもっとも値上がりした株だが、桐谷さんは、たった2000円の利益で売るという痛恨のミスをしでかしてしまった。
「日本郵船は10年ぐらい前に3200円で買って、ずっと株価が鳴かず飛ばずだったので、株主優待をもらいながら持っていたんですね。そうしたら2021年に急に株価が上がってきた。私は、地獄を見た株は買値まで戻ったら売ることにしている。2000円くらいの利益で売ってしまおうと、夜に3400円の売り指値注文を入れて寝たんです。そうしたら売れた後に、株価がぐんぐん上昇。増配もして高利回りだし。悔しいっ」(桐谷さん)
【※関連記事はこちら!】
⇒「配当利回りランキング」高配当ベスト50銘柄を公開!【2022年最新版】会社予想の配当利回りランキングと一緒に、株主優待の有無や連続増配期間もチェック!

また、桐谷さんが2021年に「ナンピン」して後悔していると話すのは、河西工業(7256)とアイケイ(2722)。河西工業は株主優待を廃止したうえに、配当も無配に。「過去のザイで、私がおすすめ銘柄として推奨していたため、責任を感じたし、悔しいから下げるごとに買い増していたんですが、さらに下がる……」(桐谷さん)。結果、結構な含み損を抱えているが、コロナ収束までは粘るつもりだという。
一方のアイケイは、株主優待ほしさに買い増したところ、株価が買値の半分に。「2021年に買った銘柄の中では一番やられています」(桐谷さん)
さらに「売り逃し」をしてしまったのが、ANAホールディングス(9202)やリンクアンドモチベーション(2170)。「コロナ収束でもっと上がるでしょ!?」と欲をかいて利益確定しなかったら、買値まで再び戻ったパターンだ。「欲をかかずに、こまめに利益確定しておけば……」と桐谷さん。とはいえ「ま、たくさん分散しているんで、痛手というほどではないですけどね」とも語る。その余裕はさすがだ。
【※関連記事はこちら!】
⇒厚切りジェイソン流「お金持ちになる方法」を伝授! 基本は「長期・分散・積立」で、もっとも経済成長している米国インデックスに毎月積立するのがおすすめ
半年間で14万円儲かった「極東貿易」、
安値をコツコツ拾った「タカショー」は会心のトレード!
さて、ここまで桐谷さんの2021年の失敗トレードを紹介してきたが、もちろん成功したトレードもたくさんある。ここでは、桐谷さんが2021年に儲けた数ある銘柄のなかでも、特に印象に残っているという2銘柄を紹介していこう。
まずは、わずか半年で14万円の利益を上げることに成功したという極東貿易(8093)だ。
桐谷さんは、高配当にひかれて極東貿易を購入。「株主優待はQUOカード1000円分でしょぼいけれども、配当利回りがいいなと思って、2021年4月に1360円で買いました。そうしたらうまい具合に上がって、9月に2800円と、倍くらいで売れたんですよ。株主優待がそんなに魅力的じゃないから未練なく売れたんですね。まだ配当利回りは5%超。もう高値圏なので買いませんけどね」(桐谷さん)
続いては、安値でコツコツ買い続け、上昇したところで満を持して売却することができたタカショー(7590)だ。
2014年から2018年にかけて、安くなるたびにタカショーを買い続けていたという桐谷さん。「100株ずつ5回買って500株、平均購入株価が476円。2020年から上昇し始めて、2021年に100株ずつ、1000円前後の株価で利益確定してきました。ほぼ高値で売ることができ、全部で27万2300円の利益に。底値で買い続けた執念が実りました」(桐谷さん)
【※関連記事はこちら!】
⇒「プレミアム優待倶楽部」株主優待利回りランキング! 全67銘柄の配当+優待利回り(2022年1月時点)を比較して最もお得な「プレミアム優待倶楽部」銘柄を公開!
極東貿易とタカショーについては、値上がりしたところで売り逃すことなく利益確定できているのが勝因だ。また、複数単元を保有している場合、売るタイミングを分散させているところなども、参考にできそうだ。








