ハッピープログラム

 2022年4月以降、「楽天銀行楽天証券」の「ハッピープログラム」による楽天ポイントの付与条件が変更され、毎月の獲得ではなく、一定数の口座残高になったタイミングで付与されるようになった。つまり、“改悪”だ。
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 この改悪発表のタイミングで、SBI証券が「投資信託出庫手数料全額キャッシュバックキャンペーン」の恒久化を発表して、「投信お引越しプログラム」へとリニューアル。そのため、筆者は投資信託の保有残高でポイントが貯まるSBI証券に投資信託を移管することにした。
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 オンラインでの対応はできないので、まず、楽天証券に電話する必要がある。なお、投資信託の移管には、本人確認のための口座情報とログインIDが必要なので、事前に控えておこう。楽天証券に電話したが、受付までかなり時間がかかった。10~20分は待ったので、時間があるときに電話したほうがよさそうだ。

 移管について聞いたところ、投資信託1銘柄につき手数料3300円が必要になることを伝えられた。今回は「特定口座」と「一般口座」のそれぞれで1銘柄を保有していたので、合計6600円の手数料が発生する。なお、この手数料は、SBI証券が実施している「投信お引越しプログラム」によって全額キャッシュバックされる

 手数料は楽天証券の口座残高から引き落とされるので、「マネーブリッジ」で楽天証券の口座残高を楽天銀行に全額出金する設定にしている場合は、楽天証券に残高を残す必要がある。今回は、1万円を楽天証券に残す設定にして「らくらく入金」で1万円を入金した。これで、楽天証券から6600円が引き落とされる。

 手数料の引き落としには暗証番号が必要なので、電話で暗証番号を入力する。移管理由を聞かれたので、4月以降のポイント改悪が原因であることを伝えた。

 「投信口座振替依頼書」が郵送されてくるが、その前に楽天証券から「投信出庫時の注意に関するご連絡」のメールが届き、注意点として以下の4つが書かれていた。

• 移管先の金融機関が投信振替サービスに対応していること
• ご登録内容(口座名義・ご住所・生年月日)が弊社の登録と一致していること
• 特定口座からの移管をご希望の場合、移管先金融機関で特定口座を開設済みであること
• ご希望の移管銘柄・分配金コースが、移管先金融機関で受入れ可能であること

 筆者が保有している銘柄はSBI証券でも購入でき、SBI証券は投信振替サービスに対応しているので、上記の注意点については特に気にしていなかったが、SBI証券の口座を念のために確認したところ、なんと、特定口座が未開設だった。楽天証券では一般口座と特定口座のそれぞれで投資信託を保有しているので、急いでSBI証券の特定口座の開設を行なった。

 数日後にSBI証券にログインすると「『特定口座』開設手続き完了のお知らせ」というメッセージが届いており、特定口座の開設が完了した。

 続いて、楽天証券から送られてきた「振替投資信託受益権 特定口座内保管上場株式等移管依頼書(特定口座)」と「振替投資信託受益権 口座振替依頼書(一般口座)」の2枚を、2022年1月14日に楽天証券に郵送した。手続きが完了するまで最長で2カ月ほどかかるらしい。

 書類を提出して1カ月ほど経った2022年2月10日に楽天証券にログインしてみると「アカウントロック」とのメッセージが表示された。

 試しに楽天ポイントで投資信託の買付を行なったところ「この銘柄は投資信託の出庫手続き中のため、取引が制限されています」のメッセージが表示され、取引に制限がかかっていることを確認できた。

「この銘柄は投資信託の出庫手続き中のため、取引が制限されています」のメッセージ

 2月14日にも、同じ「アカウントロック」のメッセージが表示された。

 最初のアカウントロックから10日ほど経った2月20日に楽天証券にログインして、楽天証券の「保有商品」を確認したところ、「投資信託」の残高が大幅に減り、「預り金」は3400円になっていた。マネーブリッジの設定で「預り金」が1万円残るようにしていたので、移管手数料の6600円が引き落とされて3400円になったということだ。

楽天証券の「保有商品」

 続いて、SBI証券にログイン。「口座管理」の「ポートフォリオ」を確認すると「投資信託(金額/特定預り)」として「楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド」が追加されていた。

 これで楽天証券からSBI証券に投資信託を移管できた。数日後には一般口座の投資信託も移管されるはずだ。

 一般口座の移管が完了したら、SBI証券の「投信お引越しプログラム」で手数料6600円のキャッシュバック申請や、投信マイレージでの獲得ポイント数などを紹介しようと思う。

 以上、今回は、楽天証券からSBI証券へ投資信託を移管する方法について解説した。

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