そもそも保険を購入するルートには、FPや保険アドバイザーが自宅などに来てくれる訪問型サービスと、来店型の保険ショップ(ショップ型)、保険代理店のネットショップや通販、ネット専業保険会社、さらに勤務先の福利厚生の一環として加入する場合がある。

 「訪問型には、営業担当者が保険相談から販売まで担当する従来型の保険会社のほか、特定の会社の保険のみを扱う専属代理店、複数の会社の保険を扱う乗合代理店があります。保険ショップにも、特定の会社の保険のみを扱う専属直営店や、複数社の商品を扱う乗合直営店のほか、専属代理店や乗合い代理店がある。また、ネット専業の保険会社や、ネット専業や通販型の代理店もあります」(古川さん)

望ましいのは複数社の保険を扱う代理店

 こんなにいろいろな業態があっては、保険を選ぶ前に、保険を買う場所で迷ってしまいそうだ。だが、古川さんは「あるべき保険設計に沿い、かつ費用対効果の面でも満足度の高い保険選びをするための適切なアドバイスができる人がいるかどうか」で考える必要があるという。

 「訪問型の保険会社や保険ショップの専属直営店、専属代理店の場合、特定の1社の保険商品しか販売できません。また、そのなかから自分に適した商品を選び出すには、それなりの保険の知識が必要です」

 となると選択肢は、複数の会社の保険商品を扱う、訪問型の乗合い代理店や、ショップ型の乗合い代理店に絞られる。

 「保障に過不足がなく、費用対効果にも優れた保険選びができるかどうかは、担当になった人の力量によるところが大きいといえます。つまり、担当者選びが重要な要素になる。相談する際は、営業の経験年数や入院給付金や死亡保険金を届けた経験があるか、顧客はどのくらいいるか、保険営業のキャリアなどを聞いてみるといいでしょう。こうした質問に自信を持って明確に答えられる担当者に相談したいものです」(古川さん)

(取材・文/大山弘子)

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