がん治療が終っても
1年に1度はPETを
東京クリニックの笹沼医師は語る。
「貧血とは、血液中の赤血球や、赤血球に含まれるヘモグロビンという赤い色素が正常値より少なくなる状態のことです。へモグロビンは、全身の組織の活動に必要な酸素を運ぶ働きがあるため、不足すると体調にさまざまな悪影響が出てきます。女性に貧血が多いのは、毎月生理があるため血液が不足しやすいからだといわれています。しかし、男性の貧血の場合は注意が必要で赤血球数やヘモグロビン値が昨年よりも極端に低くなっていたらがんを疑うこともあります。
Bさんの場合は、健康診断を毎年受けられていたので、昨年との比較ができたことも大きかったと思います。健康診断や人間ドック、加えて脳ドックなどの画像も含めて経年変化が観察できます。
大腸内視鏡の画像診断は、近年とても進化していて早期のがんも発見できるようになりました。また内視鏡手術も進んでいます。内視鏡の手術は開腹しないので、職場復帰が早くできるようになります。
もし、がんが見つかって治療が終わっても、1年に1回はPETによる検査をおすすめします。PETでは、全身のがんを苦痛もなく早期に発見できます。
がんの治療を担当した医師は最初にできたがんの場所だけをみてしまいがちですが、PETによるがんドックで予想もできなかった転移が早期に発見できる場合もあります。また、別の場所にできたがんが見つかる場合もあります。
体質的にがんができやすいと思われる方も、1年に1度のPETが有効です」
(J&Tプランニング 市川純子)



