連載5回目は、神楽坂「志ま平」。ここは、江戸蕎麦ではなく“巽蕎麦”を看板にする。江戸の粋を体現する亭主が営む蕎麦屋の店内には江戸職人の気概が溢れている。 返しと出汁で仕事をした絶品の蕎麦懐石は、懐石料理を食べ慣れた食通さえうならせる。

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