被災地に足を運び、防災を訴え続けてきた地震学の第一人者、都司嘉宣氏。この3月末で東京大学を定年退官する。最後の取材で氏が語ったことは、いまだに議論が尽くされない危機管理の本質、特に「川と津波」の危険な関係だった。

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