吉田典史

吉田典史

ジャーナリスト
1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006 年からフリー。主に人事・労務分野で取材・執筆・編集を続ける。著書に『あの日、負け組社員になった・・・』『震災死 生き証人たちの真実の告白』(共にダイヤモンド社)や、『封印された震災死』(世界文化社)など。ウェブサイトでは、ダイヤモンド社や日経BP社、プレジデント社、小学館などで執筆。
第33回・最終回
学歴という幻想に騙されない人、振り回される人の「人生格差」
吉田典史
人はなぜ「学歴病」にかかってしまうのか。最終回では、筆者の考えを改めてまとめたい。実は、経済小説やドラマで取り上げられるような、わかりやすい形での「学閥」なるものは、ほとんど存在しないと思う。日本の企業社会はそれほど甘いものではないからだ。
学歴という幻想に騙されない人、振り回される人の「人生格差」
第32回
生きるために学びたい人たちが駆け込む自主夜間中学校「人間復興」の現場
吉田典史
千葉県松戸市で市民有志が運営する学びの場「自主夜間中学校」をご存知だろうか。若者から中高年、在日外国人まで、中学校卒業程度の学力を身に付けられなかった人たちが集う場所だ。生きるために学びたい、と意欲を示す生徒の姿には「人間復興」の光が見える。
生きるために学びたい人たちが駆け込む自主夜間中学校「人間復興」の現場
第31回
高学歴者は大企業に入るとなぜ「考える力」を奪われるのか?
吉田典史
今回はビジネスパーソンの「考える力」について考察したい。大企業は新卒採用で「考える力」が豊富なはずの高学歴者を好んで採用しながらも、入社後に彼らの能力を開花させられないことが多い。高学歴者は大企業に入るとなぜ「考える力」を失ってしまうのか。
高学歴者は大企業に入るとなぜ「考える力」を奪われるのか?
第30回
「東大卒なら仕事ができて当たり前」は正しい能力観か?
吉田典史
「東大を出ていてもあれでは……」日本企業では、よくこういう話が語られる。しかし、高学歴社員でもきちんとした教育訓練を受けなければ、仕事ができるようになるはずはない。そんな当たり前の認識が乏しい背景には、日本独自の「能力観」が横たわっている。
「東大卒なら仕事ができて当たり前」は正しい能力観か?
第29回
学歴の高さとハングリー精神が反比例する謎
吉田典史
中小企業や自営業などの経営者らの世界にも、「学歴病」は浸透しているのだろうか。また、大企業に勤務する会社員はなぜ学歴に強い影響を受けているのか。多くの仕事を経験して独立した学歴に詳しいコンサルタントに、学歴と企業規模の関係を聞いてみた。
学歴の高さとハングリー精神が反比例する謎
第28回
「学歴幻想」に取り憑かれた高卒ディレクターの凄まじい劣等感
吉田典史
多数の大卒者に混ざって互角に仕事をしてきた高卒者の中にも、学歴に対して深いコンプレックスを抱く人がいる。こうした人は自らの恵まれた人生に気ずかないまま、生涯を終えてしまうこともある。背景には、日本社会に浸透する独特の能力観が横たわっている。
「学歴幻想」に取り憑かれた高卒ディレクターの凄まじい劣等感
第27回
「学歴ルサンチマン社員」が暴れ出しかねない日本企業の死角
吉田典史
日本企業には、社員にネガティブな人事評価を伝えず、キャリア形成を社員任せにする傾向がある。これが、自分の処遇に納得できない高学歴な負け組社員を増やす土壌となっている。学歴ルサンチマン社員が暴れ出さない仕組みづくりが必要だ。
「学歴ルサンチマン社員」が暴れ出しかねない日本企業の死角
第26回
高学歴負け組社員はなぜ自分の「負け」を認めないのか?
吉田典史
仕事でうまくいかない会社員の中には、自分の高学歴を言い訳にして、「負け」を認めない人がいるものだ。なぜ日本には学歴を「私的利用」する会社員が多いのか。その背景には、問題解決能力の差が小さい中で熾烈な競争を繰り広げる、日本人の特徴が見える。
高学歴負け組社員はなぜ自分の「負け」を認めないのか?
第25回
「東大卒社員」は実際のところ何がスゴイのか?
吉田典史
東大出身の社員は企業に入社した後、どのようなキャリアを積んでいるのか――。これは、多くの会社員にとって関心のあることだ。「東大卒」という肩書きには、嫉妬にも似た羨望の眼差しが向けられがちだ。「東大卒社員」は実際のところ、何がスゴイのか。
「東大卒社員」は実際のところ何がスゴイのか?
第24回
低学歴でも幸せな米国人と、高学歴でも不幸せな日本人の格差
吉田典史
早稲田大学名誉教授の加藤諦三さんは、日本の学歴をめぐる議論には誤解があると指摘する。日本の会社員は学歴に人生を重ね合わせてしまうあまり、自己否定に陥りがちである。これは、人生の幸せと学歴を分けて考える米国人と大きく違うところだ。
低学歴でも幸せな米国人と、高学歴でも不幸せな日本人の格差
第23回
加藤諦三氏が斬る、人生の明暗を学歴のせいにする愚かさ
吉田典史
人は学歴を理由に、人生の幸と不幸を語りがちだ。しかし、「あいつは東大卒だから役員になれた」といった話には、どれくらい信憑性があるのか。学歴について研究する早稲田大学名誉教授で心理学者の加藤諦三さんに、学歴病に侵されない生き方について聞いた。
加藤諦三氏が斬る、人生の明暗を学歴のせいにする愚かさ
第22回
なぜ創業経営者は低学歴なほど成功しやすいのか?
吉田典史
ベンチャー企業を創業し、一定の成功を掴むのは難しいことだが、ベンチャー企業の創業者は、学歴や生い立ち、家庭環境などに強い劣等感を持つ人ほど成功しやすいという話をよく聞く。それは本当なのか。だとすれば、その理由はなぜなのか。関係者を取材した。
なぜ創業経営者は低学歴なほど成功しやすいのか?
第21回
家庭の教育格差で人生を狂わされる苦学生たち
吉田典史
今回は、子どもの学歴を左右する「家庭の教育格差」について考えたい。親の収入や家庭不和は子どもの低学歴化に影響しがちなものだが、最近では高学歴な学生が就活で失敗し、社会で負け組になるケースも増えている。学歴病の温床はそんなところにも見られるのだ。
家庭の教育格差で人生を狂わされる苦学生たち
第20回
平凡で自由な妹に嫉妬する「高学歴・独身姉」の屈折人生
吉田典史
今回は、学歴コンプレックスの親のもとで育てられた姉と妹の生き様を取り上げよう。高学歴で外資系企業の部長を務める優秀な姉が、平凡な家庭を築いた妹に嫉妬し続けるのはなぜだろうか。その背景には「学歴病」が落とす影が色濃く見えはしないだろうか。
平凡で自由な妹に嫉妬する「高学歴・独身姉」の屈折人生
第19回
不要社員に引導を渡すことができない人事部の罪
吉田典史
自分を過大評価し、勘違いした社員が大量に生まれる大きな理由の1つは、会社が人事評価や処遇などに関する本音や事実を、社員に正しく伝えないことにある。能力の低い社員に対して人事部がはっきり引導を渡すことは、本人にとってもメリットがあるのではないか。
不要社員に引導を渡すことができない人事部の罪
第18回
過去の栄光にすがる「中だるみ」中高年社員が減らない理由
吉田典史
会社員は自分の力量や実績、成果、今後の伸びしろなどを詳細に知らされないと、自分の本当の姿を知ることなく、勘違いしたままキャリアを積んでいくものだ。そんな「中だるみ」の中高年社員が増殖する背景には、人事部のキャリア開発に関する無策ぶりが見える。
過去の栄光にすがる「中だるみ」中高年社員が減らない理由
第17回
「自分は優秀だ」と思い込む戦力外社員の病理
吉田典史
社内や社外の労働市場で認められていない高学歴の社員は、はるか以前に手に入れた高い学歴などに固執する傾向がある。仕事で認められていないのに「自分は優秀だ」と思い込む社員には、どんな病理があるのか。背景には、日本企業特有の人事制度の影響もある。
「自分は優秀だ」と思い込む戦力外社員の病理
第16回
労働市場で認められない「一流大卒業者」の深い劣等感
吉田典史
今回は、一流大学を卒業したにもかかわらず、社内外の労働市場で認められない人たちが抱え込む「学歴病」の原因について考えたい。こうした人たちの学歴病は症状が深刻であり、根深いものがる。本来、自分の価値は自分自身でつけるものでなくてはならない。
労働市場で認められない「一流大卒業者」の深い劣等感
第15回
中卒社長が語る「イエスマン量産教育こそ学歴病の温床」
吉田典史
今回は、最終学歴が中学校卒という企業経営者の話を基に「学歴病」について考える。「高学歴者は仕事の能力も高い」という目に見えない学力の存在を信じる声も根強くあるが、それは本当なのか。日本に根付く「イエスマン量産教育」の功罪とは?
中卒社長が語る「イエスマン量産教育こそ学歴病の温床」
第14回
なぜベンチャーは学歴よりも「学歴の価値」を重視するのか?
吉田典史
自社が成長するために、潜在能力が高い高学歴者の新卒採用を推し進めるベンチャー企業は多い。しかし、高学歴社員を増やすだけで競争に勝ち残れるわけではない。今後は社員が持つ「学歴の価値」こそがモノを言う。ユニークな人材戦略を進める経営者に話を聞いた。
なぜベンチャーは学歴よりも「学歴の価値」を重視するのか?
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