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ロマンス詐欺の拠点はカンボジア?東南アジアに「犯罪特区」が続々出現する理由

2022年夏、中華系の人々が東南アジアで人身売買されていた(後編)

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SNSやマッチングアプリで、見知らぬ美女や外国人の医師・軍人などから言い寄られ、メッセージをやりとりするうちに本当に惚れてしまい、お金を送ったり、仮想通貨などの投資話を持ちかけられたりする……こうした「ロマンス詐欺」「投資詐欺」の被害が増えているが、犯人は誰で、何のためにやっているのか疑問に思ったことはないだろうか。今年の夏、香港人や台湾人、さらには日本人をターゲットにした就職詐欺、人身売買の被害が広範囲で起き、海外メディアで連日報道されている。被害者はたいていカンボジアなどのメコン地域に連れて行かれ監禁される。この犯罪について調べていくと、上述のロマンス詐欺や投資詐欺、合法カジノ&オンラインカジノに関する人とお金の流れ、そして習近平氏の経済圏構想「一帯一路」にたどり着いた。この犯罪を取り仕切っているのは、中国人シンジゲートと言われている。中国人の彼らはなぜ、わざわざメコン地域で犯罪を行うのか。またなぜメコン地域が、このような犯罪の拠点として栄えたのだろうか?

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