建築はときに独裁者が国民を人心掌握するため、そして経済を活性化させるために有効な商品として利用されてきた歴史がある。日本と西洋の建築史を一望し、社会というアプローチから建築を読み解く。本稿は、坂牛卓『教養としての建築入門 見方、作り方、活かし方』(中央公論新社)の一部を抜粋・編集したものです。

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