「使われなければ意味がない」──“見やすい”と話題の経産省のスタートアップ育成資料、仕掛け人の狙い

先日、経済産業省が公開した「スタートアップ育成に関する取り組み」の解説資料が話題だ。ポンチ絵（概念図）に加えて、文字がぎっしり詰まった“従来のような資料”ではなく、シンプルなデザインで見やすく、内容が分かりやすい資料になっている。良い意味で「省庁が作ったとは思えない資料」のため、SNSで「見やすい」といった声が多く聞かれる。その仕掛け人である南知果・スタートアップ創出推進室総括企画調整官に資料作成の狙いを聞いた。