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「東大は最高の花嫁学校」「大型ホステスを育てる」トンデモ暴論がまかり通った昭和アカデミアの憂鬱

世界のトップ大学では男女比がほぼ半数が当たり前という現代でも、東京大学に通う女子学生率はほんの2割ほどに留まる。しかし、女子の大学進学率が急増した1960年頃においては、彼女たちは今以上に肩身の狭い思いをしていた。大多数が卒業後に就職せずに家庭に入る女性たちにとって「大学は所詮“花嫁学校”でしかない」と言われていた当時の風潮を垣間見る。※本稿は、矢口祐人『なぜ東大は男だらけなのか』(集英社新書)の一部を抜粋・編集したものです。

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