OGP写真はイメージです Photo:MILATAS /gettyimages

「入学させるべきは女子校か共学か――?」娘を持つ親は、学校選びの際にこうした悩みに直面することも多いと思います。社会に出たときの「女子校育ち」のメリットは?よく言われる「女子校育ちっぽさ」とは一体?今回、20代~60代の男女1000人を対象に「女子校育ちの特徴」を調査。回答から得られた分析結果の一部を解説します。

純粋?裏表がある?
「女子校育ち」の一般的なイメージ

「女子校育ち」というとあなたはどのようなイメージを抱きますか?

 中高一貫校(※)の女子校で育った筆者は、事あるごとに「女子校育ちっぽいよね〜」「女子校ノリだよね〜」と言われてきました。
※一般的には、前期中等教育(一般の中学校の3年間で行われる教育)と後期中等教育(一般の高校の3年間で行われる教育)を一貫して行う学校をこう呼ぶ。国立、公立、私立がある

 たしかに自分でも「女子校育ちっぽい」と思ってはいたのですが、よくよく考えてみると「女子校育ちっぽい」とはどういうことなのでしょう?

 ググってみると、「女子校育ちの特徴」「女子校育ちあるある」などのWebページがずらーっと表示されます。それらのページをのぞいてみると、当然、ポジティブなものもあれば、ネガティブなものもありますが、「純粋」と「裏表がある」、「良妻賢母」と「キャリア志向」、「おしとやか」と「サバサバしている」、「男性にモテる」と「恋人がいない」など、対極するワードが並んでいることが気になりました。

 自分の娘の進学を考える保護者の方々に、「女子校育ち」のイメージを聞いてみました。