経営計画は現場に即しているか――。 2025年2月に刊行された今話題の書『ファイナンス学者の思考法』の著者で、大阪公立大学大学院経営学研究科・商学部教授、昭和女子大学グローバルビジネス学部客員教授の宮川壽夫氏が、プログラマーとして日本人で初めてのピクサー・アニメーション・スタジオ(アメリカ)での勤務経験を持つ株式会社ポリフォニー・デジタルのシニアマネージャーの手島孝人さんと対談しました。お二人は、筑波大学社会人大学院時代の同級生。ファイナンスとクリエイティブ、それぞれの分野で活躍してきたからこそ見えてきた、仕事の進め方や組織のあり方について語り合います。最終回となる第4回では、ピクサーでの働き方に始まり、経営計画のあり方から、会社組織の存在意義について考察します。

続きを読む