大学教授と聞けば、高い知性と人間性を備えた人物のはず。そう思い込んでいる人は少なくないが、現実には、出世するには処世術や政治力が物を言う世界。アカデミアの不条理を、現役のセンセイが赤裸々に明かす。※本稿は、木村 幹『国立大学教授のお仕事――とある部局長のホンネ』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。

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