大正の米騒動の当時、太郎は政府公認の中国・江蘇米密輸計画に挑むも、上海総領事の強硬な反対で計画は頓挫した。しかし損失を最小限に抑える戦略を用意周到にめぐらせていた。そして現地で得た知見や人脈を糧に、即座に次のビジネスチャンスへと舵を切り替えていく。

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