裸一貫から一代でトヨタ・松下・日立を超える高収益企業を作った破格の傑物――。「ヤマ師太郎」「満州太郎」「アラビア太郎」と時代と共に名を変えながら、山下太郎は日本で初めて中東に油田を持つ「アラビア石油」という高収益企業を作り上げた。この男は、常に果敢な挑戦を続けた、まさに“ヤマ師(投機家)”だった。この連載では、山下太郎の波乱万丈の生涯を描いたノンフィクション小説『ヤマ師』の印象的なシーンを取り上げ、彼の大胆な発想と行動力の核心に迫る。

「ヤマ師」に学べ―怪物経営者・山下太郎の決断力と思考法
#6
大正7年の米騒動で「政府公認のコメ密輸人」に…“ヤマ師”太郎、国を動かす【アラビア石油を創った男】

#5
「人間植林」という人脈構築術、誠意で信頼を積み立てる“ヤマ師”太郎の長期戦略【アラビア石油を創った男】

#4
革命下のロシアで「鮭缶」に全財産賭けた大勝負…“ヤマ師”太郎が掴んだ「人を信じ、頼る力」【アラビア石油を創った男】

#3
エジソンも家康もヤマ師だ!人生を「勝負の大きさ」で測った“ヤマ師”太郎の原点【アラビア石油を創った男】

#2
戦争を防ぐために何ができるか?若き日の“ヤマ師”太郎の葛藤と答え【アラビア石油を創った男】

#1
トヨタ・松下・日立を一代で超えた怪物経営者…“ヤマ師”太郎の栄光と忘却【アラビア石油を創った男】

予告
日本経済史「影の主役」、稀代の“ヤマ師” 山下太郎とは何者か?この男を歴史の中に埋もれさせてはならない!
