チームの雰囲気がどこか冷めている。新しいことに挑戦しても手応えが弱く、盛り上がりが続かない――。その原因は、メンバーの能力でも性格でもなく、「体験」が共有されていないことにあります。どれだけ良い視察や学びの機会をつくっても、「面白かったね」「いい勉強になった」で流してしまえば、その体験は個人のフローとして消えていきます。 体験を“個人の出来事”から“チームの資産”に変えることができれば、チームは前進します。400以上のチームを見てわかった「仲間と協力するのがうまい人の共通点」をまとめた書籍『チームプレーの天才』(沢渡あまね・下總良則著、ダイヤモンド社刊)から、そのポイントを紹介します。

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