高市早苗氏が第104代首相に就任した。「強い経済」を掲げ、財政拡張路線を志向する高市氏が自民党の総裁選挙に勝利して以降、株高・円安が進み、市場は「高市トレード」に沸いた。一方、少数与党の自民党は、26年間続いた連立関係から公明党が離脱し、新たに維新の会と連立政権を樹立する。政治・経済ともに課題が山積する日本を、高市政権はどう舵取りしていくのか。新政権の経済政策や市場の行方を追う。