ロシアによるウクライナ侵攻を受け、日本は対露制裁に加わった。しかしその一方で、サハリン2からのLNG調達は維持されている。制裁に参加しながらロシアとのエネルギー取引も続ける――この一見矛盾した状況は、日本に何をもたらしているのか。現実の選択の中で浮かび上がる、その意味を考える。※本稿は、東京大学先端科学技術研究センター准教授の小泉 悠『現代戦争論――ロシア・ウクライナから考える世界の行方』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。

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