「仕事を抱え込む人」は、組織にとって迷惑な存在――。そう考えるのが普通だろう。ところが、業務を標準化し、ノウハウを共有する「合理的な改革」が、思わぬ弊害を生むことがある。なぜ社員は、自分の仕事を簡単に人に教えたがらないのか。「教えたら、自分がいらなくなる」という本音から、日本企業を支えてきた意外な仕組みが見えてくる。※本稿は、組織学者の太田肇『なぜ「賢い人」が集まってしょうもない意思決定がなされるのか』(日本経済新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。

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