ChatGPT完全攻略 最新・仕事術革命の決定版#1Photo:Bernhard Lang/gettyimages

文章や画像を作り出すことができる生成AI(人工知能)の爆発的な普及によって、人の働き方は激変する。法律や設計などの仕事の多くはAIに代替されることになりそうだ。価値が上がる仕事と、下がる仕事はいったい何か。特集『ChatGPT完全攻略 最新・仕事術革命の決定版』の#1では、職業を選択するに際に知っておくべき、AIが「仕事&資格」に与える影響を明らかにする。(ダイヤモンド編集部 千本木啓文)

「週刊ダイヤモンド」2023年6月10日・6月17日合併号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

就職や資格取得の勉強をする人は必見
AI時代に“もうかる”分野を選ぶべき

 企業内で、間接部門といわれる総務、財務などを担当している人に心して見てもらいたいレポートがある。

 米ゴールドマン・サックス(GS)が3月に発表した、生成AIが雇用に与える影響に関するレポートだ。下図は、GSが試算した職種別のAIによる自動化が可能な比率を示している。オフィス事務46%、法務44%、財務35%と、ホワイトカラーの仕事の大部分がAIに奪われる推計結果となっている。

 間接部門で働く人には、受難の時代が始まりそうだ。

 米IBMのような名門企業においてもホワイトカラーの受難は避けられそうにない。同社のアービンド・クリシュナCEO(最高経営責任者)は米通信社のインタビューで、AIが代替できる仕事の採用を中止、または遅らせる方針を表明。間接部門で働く約2万6000人の従業員について、「5年でその30%がAIや自動化に取って代わられることが容易に想像できる」と述べた。

 間接部門の他には、弁護士や記者、編集者、アナリストなど、言葉や数字を扱う専門家の仕事も代替されやすい。

 次ページでは、ChatGPTをはじめとした生成AIが普及するに伴って、価値が「上がる仕事と資格21種」と、「下がる仕事と資格24種」を明らかにする。これから就職したり、資格取得の勉強を始めたりする人は、AI時代の変化を見据えて慎重に分野を選びたい。