IEO(Initial Exchange Offering)とは、仮想通貨(暗号資産)を用いた資金調達方法の1つだ。
IEOは日本国内の仮想通貨取引所でも実施されていて、SNSなどで話題になることもあるが、実施される頻度はそれほど多くないため、具体的にどのようなものかは詳しくわからない方も多いのではないだろうか。
そこで、今回はIEOとはどのようなものかの解説に加え、IEOの特徴、過去に国内でおこなわれたIEOの事例などを紹介していく。
「IEOに興味がある!」「IEOに参加して稼いでみたい!」という方はぜひとも本記事を参考にしてほしい。
- IEO(Initial Exchange Offering)とは、どのような資金調達方法なのか
- IEOとICOには、どのような違いがあるのか
- これまでの国内でのIEOの実施状況
- 国内のIEOに参加する方法
国内の大手仮想通貨取引所の1つCoincheckでは、これまでパレットトークンやFiNANCiEトークンといった数々のIEOを実施してきた。
また、2024年5月にはブリリアンクリプトトークン(BRIL)のIEOを実施した取引所として大きな話題を集めている。
IEOに興味がある方は、ぜひ今のうちのCoincheck公式サイトからアカウント作成を検討してみると良い。
【最新】NOT A HOTELのIEOがGMOコインで開始
NOT A HOTEL DAO株式会社は、GMOコインで「NOT A HOTEL COIN(NAC)」のIEO受付を10月31日から開始し、併せてホワイトペーパーと新しいウェブサイトを公開した。
IEOとは
暗号資産を用いて企業がプロジェクト推進に向けた資金を調達する方法。
新しく発行するトークンを先行して販売することで、企業が事業に必要な資金を集めることができる。
NOT A HOTEL DAOは、親会社NOT A HOTELが掲げる「家はひとつ」という概念を超越し、WEB3技術を活用した自由で創造的なライフスタイルの実現を目指している。
2022年には、NFTと「現実世界の資産(RWA)」を結びつけた新しい仕組みを導入し、国内で7.6億円の売上を記録。
このプロジェクトは、NFTとRWAの融合分野で他のプロジェクトに対する基準として影響を及ぼした。NOT A HOTELのNFTは、現在も多くのユーザーに活用され、宿泊利用にも役立てられている。
今回のNACトークンのIEOを通じ、RWAの利用をさらに自由化し、プロジェクトのさらなる発展を目指す。
ユーザーはNACを通じてDAOに参加し、トークンを貸し出すことでNOT A HOTELの利用権を得られるなど、WEB3とRWAが融合した新しいライフスタイルを楽しむことが可能となる。
IEOのスケジュールは次の通りだ。
日程 | IEOスケジュール |
---|---|
10/31(木) | GMOコインにてNOT A HOTEL COIN(NAC)購入申し込み開始 |
12/07(土) | 抽選実施(抽選実施直前まで申込可)、抽選結果アナウンス |
12/13(金) | NOT A HOTEL DAOのサービス開始GMOコイン取引所において取扱い開始 |
10月31日からIEOが開始されており、12月7日には抽選が実施される。
IEO後の12月13日には、GMOコインの取引所にてNOT A HOTELコインが上場する見込みだ。
注目が高いNOT A HOTELのIEOに参加するには、国内取引所のGMOコインのアカウントが必須となる。
ぜひこの機会にGMOコイン公式サイトをチェックして、IEOに参加してみてはいかがだろうか。
今後開催される予定のIEO情報
以下では、2024年11月時点で開催が予定されているIEOの情報を紹介していく。
IEOに興味がある方は、ぜひ以下の情報をチェックしてみてほしい。
BitTrade×Japan Open ChainのIEO
日本ブロックチェーン基盤株式会社は2024年8月27日、「Japan Open Chain(JOC)」のネイティブトークンであるJOCのIEO販売について、JVCEAの審査が終了したと発表した。
今回の審査の完了により、JOCトークンの販売が一歩前進した。今後は、金融当局による数ヶ月間の最終審査を経て、IEOの日程が確定される予定であり、今秋の実施と見られている。
JOCトークンは、最終審査を経た後、今年の秋頃にBitTradeを通じて一般投資家に提供される予定だが、詳細は今後の発表を待つ必要がある。
BitTradeは、ブロックチェーン技術の国際展開を支援してきた実績があり、日本ブロックチェーン基盤の理念に賛同して、今回のIEOを推進する方針だ。
「Japan Open Chain」は、信頼性の高い日本企業が運営し、日本法に準拠したイーサリアム互換のパブリックチェーンで、コンソーシアムを日本ブロックチェーン基盤株式会社が管理している。
本チェーンは、特に金融やビジネス分野で安心、高速、低コストなブロックチェーンインフラを提供するよう設計されている。
JOCトークンは、Japan Open Chainのネイティブトークンとして、トランザクション手数料の支払いやバリデーターへの報酬に使用され、その価値は需要に応じて変動する。ガス代としての利用が増えることで、トークンの需要が高まり、価値の上昇が期待されている。
この機会にBitTrade(ビットトレード)公式サイトをチェックして、IEO実施に備えておくと良いだろう。
コインチェック×Fanpla社のIEO
2024年3月4日には、大手仮想通貨取引所コインチェックとFanpla社がIEOに向けた契約を締結したことが発表された。
本IEOは、株式会社エムアップホールディングスの100%子会社である株式会社Fanplus主導のもと実施されるものだ。
アーティストやクリエイターとファンが直接つながることができる「Direct to Fan」のプロジェクトの一環として実施される。Fanplus社が運営するファンサイトやファンクラブの会員向けに流通する独自トークンを発行して、新しい推し活の場が創造されるといった内容だ。
現段階ではIEOに向けた契約が締結されただけであり、明確な実施日程は公表されていない。
興味がある方は、まずコインチェックの口座を作成して、情報更新を待つと良いだろう。
IEO(Initial Exchange Offering)とは?
IEO(Initial Exchange Offering)とは、仮想通貨の発行体が仮想通貨取引所を介しておこなう資金調達方法のことだ。
仮想通貨を発行する企業などにとっては、市場への上場前に仮想通貨取引所を通じて新しく発行した仮想通貨を先行販売することで、事業に必要な資金を調達できるメリットがある。
一方、IEOに参加する投資家にとっては、将来的に値上がりするかもしれない新しく発行される仮想通貨に、上場前から投資できるというメリットがある。
実際、国内大手取引所のコインチェックで行われたパレットトークン(PLT)という仮想通貨のIEOでは、一時期IEO価格の24倍以上に到達なるなどし、参加者たちに大きなリターンをもたらした。
IEOとICOの違い/IEOの特徴
IEOと似た仮想通貨の発行による資金調達方法には、「ICO(Initial Coin Offering)」がある。
「ICO」とは、仮想通貨取引所を仲介せず、企業などが独自に仮想通貨の発行をおこなって事業資金を調達する方法のことだ。
ここではIEOとICOの両者を見比べながら、IEOの特徴を紹介していく。
- プロジェクトの信頼性が高い
- 対象の暗号資産が仮想通貨取引所に上場する
- 投資家にとっては参加が容易になる
プロジェクトの信頼性が高い
デジタルな存在の仮想通貨は、イーサリアムなどの既存のブロックチェーンのオープンソースを用いることによって、ゼロからプログラミングをすることなく仮想通貨を生み出すこともできる。
そのため、企業や個人などが手軽に新しい仮想通貨を作れてしまい、ICOでは過去に、プロジェクトとしてはまともな実態がない、いい加減に作ったと思えるような仮想通貨を使って投資家から資金を集める詐欺行為も横行していた。
一方、IEOは仮想通貨取引所が仮想通貨を発行する企業などの経営状況、プロジェクトの内容など精査した上で、IEOを実施するかどうかを判断しているため、ICOに比べて信頼性が高い。
なお、日本ではICOによる詐欺事案が横行していたことを受け、2017年に資金決済法が改正された。これにより、仮想通貨交換業の事業者登録をしていないとICOが実施できなくなったため、ICOは事実上、淘汰されている。
対象の仮想通貨が仮想通貨取引所に上場する
ICOでは、発行された仮想通貨が必ずしも市場に流通するとは限らない。
それに対し、IEOでは一般的に、IEOを実施した仮想通貨取引所に発行された仮想通貨が上場するようになっている。
そのため、IEOには手に入れた仮想通貨を売却して現金化することができないなどというトラブルに見舞われる心配はない。
投資家にとっては参加が容易になる
仮想通貨の発行体となる企業などが自らおこなうICOは、投資家がICOに参加できる条件なども独自に設定されており、中には資金力や投資実績などで一定の要件を満たさなければ参加できないものもある。
しかし、国内でおこなわれるIEOの場合は、基本的にIEOが実施される仮想通貨取引所に口座を持っていれば、だれでも参加することができる。
また、ICOで発行される仮想通貨を手に入れるときは、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨で支払いをおこなうのが一般的だが、日本の仮想通貨取引所でおこなわれるIEOでは、これまでの事例ではすべて、日本円で支払いができるようになっていた。
確実とは言えないが、日本のIEOでは日本円での支払いが慣例となり、将来的にも続く可能性が高いだろう。
なお、2024年11月現在はGMOコインでNOT A HOTELコインのIEOが実施されている。
IEOに興味がある方は、ぜひこの機会にGMOコイン公式サイトから情報をチェックしてみてほしい。
これまでに実施された国内のIEOの事例
ここで、過去に国内の仮想通貨取引所で実施された2件のIEOを、上場後の値動きとあわせて紹介しよう。
- ブリリアンクリプトトークン/Coincheck
- パレットトークン(PLT)/ Coincheck
- FCRコイン(FCR)/ GMOコイン
コインチェック×ブリリアンクリプトトークン
2024年5月には、コインチェックでブリリアンクリプトトークンのIEOが実施された。
申し込み期間 | 2024/5/27(月)12:00〜2024/6/10(月)12:00 |
販売価格 | 1BRIL=21.6円 |
販売数 | 280,000口。(1口あたり250BRIL) |
上場予定日時 | 2024/6/17(月)11:30(予定) |
国内では6例目、コインチェックでは3回目のIEO実施であり、上場企業100%子会社によるIEOは初となっている。
ブリリアンクリプトトークン(BRIL)は、株式会社コロプラの完全子会社である株式会社Brilliantcryptoによって発行される暗号資産(仮想通貨)だ。
2024年6月17日にリリースされたの、日本発の大型グローバルプロジェクトであるブロックチェーンゲーム『Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)』内で使用されている。
『Brilliantcrypto』は、世界的に有名なサッカークラブであるパリ・サン=ジェルマンとパートナーシップを結んでおり、東南アジアや南米などの地域でブロックチェーンゲームの普及を目指している。
申し込み期間は2024/5/27(月)12:00〜2024/6/10(月)12:00で販売価格は1BRIL=21.6円だ。IEOを経て、2024/6/17(月)11:30にはコインチェックの販売所にて上場している。
BRILトークンのCoincheck IEO申し込み開始から、 わずか13分で調達目標金額の15億1200万円を突破しました!🎉 Coincheck史上最速で10億円以上の調達目標達成となります!🏃♂️
引用元:Brilliantcrypto日本語公式
5月27日の申し込み開始直後、わずか13分で目標金額である15億1200万円を突破した。なお、コインチェックノIEOでは史上最速での10億円以上達成で大きな話題となった。
独自通貨BRILは現在コインチェックで取引可能だ。
パレットトークン(PLT)/ Coincheck
名称(ティッカーシンボル) | パレットトークン(PLT) |
発行元 | 株式会社Hashpalette |
IEOを実施した仮想通貨取引所 | Coincheck |
販売枚数 | 2億3,000万枚 |
販売方式 | ランダム抽選 |
販売価格 | 4.05円/PLT |
申込単位 | 1,000PLT/1口 |
申込上限口数 | 2400口 |
手数料率 | 8%(消費税含む) |
申込期間 | 2021年7月1日~7月15日 |
抽選日 | 2021年7月20日 |
上場日 | 2021年7月29日 |
パレットトークン(PLT)は、株式会社Hashpaletteが発行した仮想通貨で、エンターテインメント領域に特化したNFTプラットフォーム「Palette」の基軸通貨となっている。
2021年7月にCoincheckでIEOが実施され、1PLT=4.05円で2億3,000万枚が販売された。
同月末にCoincheckへの上場を果たしたパレットトークンは、堅調に推移し、2021年末には一時、60円手前まで高騰した。
しかし、その後は緊迫するウクライナ情勢、主要各国によるインフレを抑えるための金融引き締め政策などが要因となって仮想通貨市場全体が低迷したため、パレットトークンの価格は以下のチャートのように下降基調が続いている。
もっとも、本記事の執筆時点(2024年11月1日時点)でパレットトークンは4.5円近辺と、IEOによる販売価格(4.05円)に近い価格で推移している。
つまり、IEOでパレットトークンを手に入れることができていれば含み益となっている、IEOの成功事例だと言えるだろう。
FCRコイン(FCR)/ GMOコイン
名称(ティッカーシンボル) | FCRコイン(FCR) |
発行元 | 琉球フットボールクラブ株式会社 |
IEOを実施した仮想通貨取引所 | GMOコイン |
販売枚数 | 4億5,000万枚 |
販売方式 | 抽選 |
販売価格 | 2.2円/FCR |
申込単位 | 2,500FCR/1口 |
申込上限口数 | 9,000口 |
申込期間 | 2022年4月27日~5月18日 |
抽選日 | 2022年5月18日 |
上場日時 | 2022年5月18日 16時30分~17時00分頃 |
FCRコインは、日本プロサッカーリーグの2部リーグ(J2)に所属するサッカークラブ、FC琉球が発行する仮想通貨で、FC琉球のサポーター・選手・クラブをつなぐコミュニティー、「FC RYUKYU SOCIO」の中で使用することができる。
GMOコインで2022年5月18日にIEOの抽選販売が実施され、同日夕方にGMOコインへ上場を果たした。
下のチャートは、上場から2024年3月までの、FCRコインの価格の推移を表した日足チャートだ。
1.998円で上場したFCRコインは、一時は2.639円まで高騰したものの、上場したその日の内に半値以下に暴落。
その後も復調の兆しは見られず、本記事執筆時点では0.23円台で推移している。
IEOの販売価格は2.2円だったので、上場日の急騰したタイミングで売り抜けられなかった投資家は損失を被ったか、今もポジションを持ち続けていれば含み損を抱えていることになる。
FCRコインの事例からもわかるように、IEOに参加すれば必ず儲かるというわけではない。これからIEOに挑戦しようと考えている方は、必ずこのことを理解しておこう。
IEOでおすすめの仮想通貨取引所
IEOに興味を持ち、参加してみたいと思った方に、今後、IEOが実施される予定のあるおすすめ国内の仮想通貨取引所4社を紹介する。
- Coincheck(コインチェック)
- Zaif(ザイフ)
- GMOコイン
Coincheck(コインチェック)
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
取り扱う仮想通貨 | 31種類 BTC、XRP、ETH、BCH、XEM、 LSK、LTC、ETC、XLM、MONA、 QTUM、BAT、IOST、ENJ SAND、DOT、PLT、FNCT、CHZ、 LINK、DAI、IMX、APE、MATIC、MKR、 AXS、WBTC、AVAX、SHIB、BRIL、BC |
最小取引数量 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):500円相当額 現物取引(取引所):0.005BTC以上かつ500円(相当額)以上 |
取引手数料 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり(0.1~5.0%) 現物取引(取引所):無料 |
その他のサービス | Coincheckつみたて Coincheck IEO Coincheck NFT Coincheckでんき Coincheckガス Coincheckアンケート 貸暗号資産サービス ステーキングサービス(β版)(現在停止中) OTC取引サービス |
公式サイト | Coincheck公式サイト |
関連記事 | Coincheck の評判・口コミ |
Coincheck(コインチェック)は、パレットトークンのIEOで成功実績がある仮想通貨取引所だ。
パレットトークンに続く第二弾のIEOとして、株式会社フィナンシェが発行する「フィナンシェトークン」のIEOを2023年3月上旬に実施し、2023年3月16日より上場している。
なおフィナンシェトークンは、株式会社フィナンシェが手がけるクラウドファンディングサービス「FiNANCiE」で、ユーザーへのインセンティブ付与や、エコシステム全体でのガバナンス参加を促す役割を持つとされている。
2024年5月27日からは、コインチェックでは3回目となるブリリアンクリプトトークン(BRIL)のIEOも実施されたIEOに強い取引所とも言えるだろう。
IEOに興味がある方はまずCoincheck公式サイトをチェックしてみてほしい。
Zaif(ザイフ)
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
取り扱う仮想通貨 | 20種類 BTC、DOT、ETH、XYM、XEM、 FSCC、CICC、NCXC、COT、BCH、 MONA、ZAIF、CMS(X)、CMS(E)、XCP |
最小取引数量 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):0.0001BTC 現物取引(取引所):0.001BTC |
取引手数料 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):Maker 0%、Taker 0.1% |
その他のサービス | 自動売買おてがるトレード Zaifコイン積立 Zaif Payment ソーシャルチップ IEO |
公式サイト | Zaif公式サイト |
関連記事 | Zaifの評判・口コミ |
Zaif(ザイフ)は、カイカコインやネクスコインといった、日本国内ではZaifでしか取引できない仮想通貨を数多く取り扱っている仮想通貨取引所。
Zaifを運営している株式会社カイカエクスチェンジは2022年6月10日に、IEOの実施に向けて株式会社スケブ、および株式会社スケブベンチャーズと覚書を締結したと発表した。
イラストなどのクリエイターに対して有償でリクエストができるコミッションサービス、「Skeb」などが対象で、決済通貨「Skeb Coin」のIEOが実施されている。
GMOコイン
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(販売所・取引所) |
取り扱う仮想通貨 | 26種類 BTC、ETH、BCH、LTC、XRP、 XEM、XLM、BAT、OMG、XTZ、 QTUM、ENJ、DOT、ATOM、XYM、 MONA、ADA、MKR、DAI、LINK、 FCR、DOGE、SOL、CHZ、ASTR、 FIL、SAND |
最小取引数量 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):0.00001 BTC 現物取引(取引所):0.0001 BTC レバレッジ取引(販売所):0.01 BTC レバレッジ取引(取引所):0.01 BTC |
取引手数料 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):Maker -0.01%、Taker 0.05% レバレッジ取引(販売所):無料、スプレッドあり レバレッジ取引(取引所):無料 |
仮想通貨の送金手数料 | 無料 |
その他のサービス | つみたて暗号資産 貸暗号資産 ステーキング IEO API |
公式サイト | GMOコイン公式サイト |
関連記事 | GMOコインの評判・口コミ |
GMOコインは、東証プライム上場のGMOインターネットグループに属する仮想通貨取引所だ。
GMOコインは2022年7月25日に、FCRコインに続く第二弾のIEOとして、株式会社LightとIEO実施の検討に関する覚書を交わしたことを発表した。
また、現在はNOT A HOTELのIEOを実施しており、今後の動向に注目が集まっている。
IEOに参加する方法
次に、国内の仮想通貨取引所で実施されるIEOに参加する方法を確認しておこう。
- IEOを実施する仮想通貨取引所に口座を開設する
- IEOの実施に関する情報をチェックする
- 受付期間中に購入を申し込む
IEOを実施する仮想通貨取引所に口座を開設する
IEOへ参加するためには、そのIEOを実施する仮想通貨取引所に取引口座を開設しておく必要がある。
先ほど紹介した4社はいずれも無料で口座を開設することができ、開設した口座を維持するコストもかからない。
IEOに興味があるけれど、これらの仮想通貨取引所にまだ口座がない方は、この機会に口座を作っておくとよいだろう。
Coincheckでは、申し込みから最短1時間で口座開設が完了する。気になる方はぜひCoincheck公式サイトをチャックしてみてほしい。
IEOの実施に関する情報をチェックする
次に、IEOの実施に関する情報を確認しよう。
他の取引所のIEOにこれから参加しようと考えている方は、IEOを実施する予定の仮想通貨取引所の公式サイトやSNSを定期的にチェックして、タイミングを逃さないようにしよう。
受付期間中に、購入を申し込む
IEOを実施する具体的な日程などを把握したら、受付け期間中に購入資金を口座に入金し、自身のアカウントからIEOで新規発行される仮想通貨の購入を申し込もう。
ちなみに、これまで実施された国内のIEOでは、いずれも抽選で購入者が決まる仕組みとなっていた。
抽選の場合は、購入できる・できないにかかわらず、申し込みから一定期間は購入のために資金が拘束される場合もあるので、その点も踏まえて無理のない金額で申し込むようにしよう。
Coincheckは、これまでパレットトークンやフィナンシェトークンといった数々のIEOを実施してきた。
今後もCoincheckを通じてIEOが実施される可能性があるので、興味がある方はまずCoincheck公式サイトをチェックしてみてほしい。
IEOに関するよくある質問
最後に、IEOに関するよくある質問を3つ、紹介する。
- IEOにデメリットはある?
- IEOで購入した仮想通貨を売却した場合の税金はどうなるのか?
- 海外の仮想通貨取引所でも、IEOはおこなわれているのか?
- IEOにデメリットはある?
-
前述したFCRコインのIEOのように、IEOに参加したからといって、必ずしも利益を得られるとは限らない。
また、IEOは販売総数が決まっているため、情報集めなどに労力をかけても抽選や先着順に漏れれば、思うように購入できない点もデメリットだと言えるだろう。
- IEOで購入した仮想通貨を売却した場合の税金はどうなるのか?
-
IEOで購入した仮想通貨を売却して利益が場合の課税は、通常の仮想通貨取引で利益が出た場合と変わらない。
利益から手数料などの経費を差し引いた金額が所得となり、その所得が課税の対象となる。
- 海外の仮想通貨取引所でも、IEOはおこなわれているのか?
-
BinanceやBybitなどの海外取引所(海外の仮想通貨取引所)でも、IEOは活発におこなわれている。
しかし、海外取引所は日本の法律の管轄外であり、日本の投資家が利用するのは、それ自体にリスクがある。
海外取引所の利用は違法ではないものの、リスクをしっかりと把握したうえで許容できるという方でなければ、手を出すことはあまりおすすめできない。
「IEOに参加してみたい!」という方は、まず金融庁の認可を受けている国内取引所のIEOに参加してみてはいかがだろうか?
国内の大手仮想通貨取引所の1つCoincheckでは、これまでパレットトークンやFiNANCiEトークンといった数々のIEOを実施してきた。
IEOの実績が豊富であることから、今後も実施される可能性が充分にあると言えるだろう。
IEOに興味がある方は、ぜひ今のうちのCoincheck公式サイトからアカウント作成を検討してみると良い。
IEO(Initial Exchange Offering)のまとめ
今回は仮想通貨のIEOについて、ICOとの違いや、過去に国内でおこなわれたIEOの実例などを紹介した。
- IEOとは、仮想通貨取引所を介しておこなわれる、仮想通貨を用いた資金調達方法のこと
- 投資家はIEOで購入した仮想通貨が市場へ上場したあとに値上がりした局面で売却できれば、売買差益を得られる
- IEOはICOと違い、プロジェクトの内容を仮想通貨取引所が精査するため信頼性が高い
- 国内のIEOは、IEOを実施する仮想通貨取引所に口座を開設すれば参加することができる
IEOに参加すると、投資家は企業などが新しく発行する仮想通貨を、市場に上場する前の段階で購入することができる。
国内の大手仮想通貨取引所の1つCoincheckでは、これまでパレットトークンやFiNANCiEトークンといった数々のIEOを実施してきた。
2024年5月27日からは、ブリリアンクリプトトークン(BRIL)のIEOも実施されている。
まずはCoincheck公式サイトの口座を作成しておくと良いだろう。