仮想通貨AI16Z(ai16z)とは?特徴や将来性、価格動向を徹底解説!

AI16Z(ai16z)は、AIエージェント主導の投資型DAO(分散型自律組織)「ai16z」が発行する仮想通貨(暗号資産)である。

ai16zは、AIエージェントを活用した自動投資やAIエージェント作成用フレームワークの提供を行っており、プロジェクトのガバナンス機能を持つほか、ステーキングでの活用も計画されている。

この記事では、AI16Z(ai16z)の特徴から価格動向、気になる将来性について詳しく解説していく。

この記事の要点
  • AI16Z(ai16z)はAIエージェント主導の投資型DAOが発行するトークン
  • トークン保有者はDAOの方向性を決める提案や投票などに参加できる
  • AIエージェントとの対話やDAOでの取引利益の分配などの機能を持つ
  • 仮想通貨取引を始めるなら国内大手取引所のコインチェックが利用できる

AI16Z(ai16z)は国内取引所未上場であるため、海外取引所経由でのアクセスが必要だ。投資しようとする場合には、まずは国内取引所の口座開設を行い、元手通貨を準備しておきたい。

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出典:コインチェック公式サイト

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目次

仮想通貨AI16Z(ai16z)とは

AI16Z(ai16z)公式サイト
出典:ElizaOS
トークン名 ai16z
トークンシンボル AI16Z
最大発行枚数 10億900万AI16Z
現在価格 226.57円
時価総額 約2,477億円
時価総額ランキング 66位
購入できる取引所 国内取引所での取扱いはなし
※2025年1月10日時点 CoinMarketCap調べ

AI16Z(ai16z)は、AIエージェントが主導する投資DAO「ai16z」が発行する仮想通貨だ。

AIエージェントとは、人間の代わりに自動的に複雑なタスクを実行できるシステムを指す。ai16zはこのAIエージェントを活用し、市場データ分析や取引戦略の実行を自律的に行っている。

AI16Z(ai16z)はこのエコシステムを支えるトークンとして機能し、トークン保有者はAIエージェントの取引アルゴリズムや資金の再配分といった意思決定に参加する権利を持つ

2025年1月、AI16Z(ai16z) は海外取引所「Bybit」の現物市場へ上場。その他、BitgetやMEXCなどの取引所はもちろん、ソラナ基盤のDEX(分散型取引所)「Raydium」でもトークンが取り扱われている。

仮想通貨AI16Z(ai16z)の特徴

複数の大手取引所へ上場を決めていることからも、仮想通貨投資家のAI16Z(ai16z)への注目度が高まっていることがわかる。

ここでは、AI16Z(ai16z)の特徴をさらに深掘りしていこう。

仮想通貨AI16Z(ai16z)の特徴
  • AI投資型DAO「ai16z」が発行している
  • ガバナンスを含む多様な機能性を持つ

AI投資型DAO「ai16z」が発行している

AI16Z(ai16z)を発行するのは、AIエージェントが主導する初のミームコイン投資型DAO「ai16z」である。

このDAOを率いているのは、AIエージェント「Marc AIndreessen」だ。Marc AIndreessenは投資家との対話を通して、市場データ分析や取引戦略構築、さらには取引の実行などを自律的に進めている。

また、ai16zはAIエージェント作成フレームワークである「Eliza」を提供。Elizaはオープンソースであるため、誰でもコストをかけずに、複雑なタスクを実行できるAIエージェントを作成することが可能だ。

DAOにおける頭脳であるMarc AIndreessenも、このElizaを基盤に開発されている。AIエージェントとElizaの活用により、ai16zは投資家に対して、透明性の高いデータや取引機会を提供することを目指している。

ガバナンスを含む多様な機能性を持つ

AI16Z(ai16z)はai16zのエコシステムにおいて、予定されているものも含め、以下の多様な機能性を持ち合わせている。

AI16Z(ai16z)の機能性
  • ガバナンス:トークン保有者によるDAOの意思決定へ参加できる
  • ステーキング:AI16Z(ai16z)のステーキングで利回り報酬を獲得できる(予定)
  • 取引決定の参加:トークン保有者とAIエージェントとの対話が可能
  • 取引利益の分配:トークン保有者へDAOの運用利益が一部分配される

上記の中でもメインとなる機能が、エコシステムにおけるガバナンス機能だ。ai16zはトークンによる民主的なプロセスを実現することで、コミュニティがDAOの方向性に影響を与えられる環境を構築している。

ステーキングは、今後実装が予定されている機能だ。ユーザーはAI16Z(ai16z)のステーキングにより、ネットワークセキュリティの強化だけでなく、取引活動のための流動性の提供に貢献できるようになる。

また、一定量のトークンを保有するユーザーは、「信頼のマーケットプレイス」と呼ばれるシステムを活用し、AIエージェントとの対話を通して取引戦略に影響を与えることも可能だ。

上記の通り、AI16Z(ai16z)はエコシステムにおいてさまざまな機能を持つトークンとなっている。これらの仕組みにより、ai16zはトークン保有者とAIエージェントが共生できるエコシステムを目指している。

仮想通貨AI16Z(ai16z)の価格動向

AI16Zの価格推移1
出典:TradingView

ここでは、AI16Z(ai16z)の価格推移を詳しく見ていこう。上記はAI16Z(ai16z)の対USDTの4時間足チャートだ。

AI16Z(ai16z)は2024年10月、ソラナチェーンを基盤としてトークンローンチ。当初の時価総額はわずか7万ドル程度となっており、先行者利益を狙う投資家が参入を始めていた。

2024年11月には、ai16zの共同設立者が、a16z(アンドリーセン・ホロウィッツ)の暗号資産部門であるa16z cryptoの最高技術責任者(CTO)であるエディ・ラザリン氏と連絡を取ろうとし、それに対してラザリン氏が返事をする様子が公式Xで確認されたとして、AI16Z(ai16z)への注目度が一時的に高まった。

a16zとは?

米国の大手ベンチャーキャピタル。Coinbase(コインベース)やUniswap(ユニスワップ)など、主に仮想通貨やブロックチェーン技術を持つ企業やプロジェクトに出資を進めている。

以降、ローンチパッドの提案やトークノミクスの改革などを背景に、トークン価格は右肩上がりに上昇している。

AI16Zの価格推移2
出典:TradingView

では、直近の価格動向をより細かく見ていこう。上記は対USDTの1時間足チャートだ。

2025年1月に入るとトークン価格は約2.5ドルまで急騰した。Bybitをはじめとした大手海外取引所への上場によるトークン認知の獲得や、上場後の価格上昇への期待感などが高騰の背景として考えられる。

しかし、その後は売り圧が強まり、一時的に1.7ドル付近まで下落した。

本記事の執筆時点では、再度上昇するも、2.4ドルのラインで価格上昇を抑えられ、上昇分を全戻ししている。すでに安値ラインを下抜けているが、ここから価格を持ち直してくるかに注目したい。

仮想通貨への投資を検討している人は、まず国内取引所の口座開設がおすすめだ。利用する取引所に迷っている場合は、国内大手「コインチェック(Coincheck)を検討してみてはいかがだろうか。

コインチェックはスピーディな口座開設に対応している点はもちろん、2段階認証やコールドウォレットでの資産管理などセキュリティ対策の徹底により、高い評価を得ている。

出典:コインチェック公式サイト

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仮想通貨AI16Z(ai16z)の将来性

直近で急激な価格上昇を見せたことからも、仮想通貨投資家からのAI16Z(ai16z)需要の高まりがうかがえる。

ここでは、そんなAI16Z(ai16z)の将来性を左右する3つの要素について解説していく。

仮想通貨AI16Z(ai16z)の将来性
  • AIエージェント銘柄の急成長
  • コミュニティ提案や新たな試みの発表
  • ローンチパッドを活用したバイバック

AIエージェント銘柄の急成長

AI16Z(ai16z)を含むAIエージェント銘柄は現在急成長を遂げており、業界での期待感が高まっている。

特にフェッチAI(FET)やVirtuals Protocol(VIRTUAL)などのAIエージェント銘柄の成長は著しく、トークンとしての魅力はもちろん、海外取引所への上場などを背景に市場シェアを拡大させつつある。

CoinGeckoが提供するデータによると、AIエージェント銘柄全体の時価総額は執筆時点で約153億ドルを記録。長期的なスパンではあるが、徐々にその時価総額を伸ばしてきている。

AIエージェント関連銘柄の時価総額
出典:CoinGecko

また、大手VC「Dragonfly」のマネージング・パートナーであるハシーブ・クレシ氏は、2025年の仮想通貨市場を予測するなかで「AIエージェント関連のトークンが台頭し、ミームコインのシェアの一部を奪う」とも発言している。

上記からも今後、AIエージェント銘柄がその他主要銘柄と肩を並べる可能性が考えられる。仮想通貨市場でのAIエージェント銘柄のシェアが拡大していけば、AI16Z(ai16z)への投資需要の拡大にもつながるかもしれない。

コミュニティ提案や新たな試みの発表

AI16Z(ai16z)の価格がこれまで上昇してきた背景には、コミュニティによる提案や、DAOとしての新たな試みの発表が強く影響している。

ai16zは2024年12月、AIアプリに特化したレイヤー1ブロックチェーンの新規立ち上げを発表。さらに同時期には、AIプロジェクトローンチの基盤となる「ローンチパッド」の導入がコミュニティ提案されている。

DAOの発展に寄与する動きは、AI16Z(ai16z)の保有者にとってプラスに働くニュースとなった。AI16Z(ai16z)はこの発表を受け、これまでの最高額となる約23億ドルまで時価総額を拡大させている。

今後もAI16Z(ai16z)の活用機会が拡大するような発表が続けば、トークンへの関心がさらに高まる可能性がある。

ローンチパッドを活用したバイバック

ai16zは「ローンチパッド」を活用した、AI16Z(ai16z)のバイバック(トークンの買い戻し)を計画している。

ローンチパッドに上場する各種プロジェクトは、ai16zへローンチ手数料を払う必要がある。このローンチ手数料分と合わせ、ai16zのLP(流動性提供者)の利益がAI16Z(ai16z)のバイバックに活用されるのだ。

バイバックしたAI16Z(ai16z)は、Elizaの開発のために再投資される予定だ。トークンの希少性担保とエコシステムの拡大という2つの要因により、AI16Z(ai16z)は中長期的なトークン価値の安定を図ろうとしている。

仮想通貨AI16Z(ai16z)のリスク・注意点

AIエージェント銘柄の成長やDAOの積極的な姿勢は、AI16Z(ai16z)の価値を押し上げる可能性がある。

だが、実際にトークンへ投資する際は、以下のリスクや注意点を押さえておいてほしい。

仮想通貨AI16Z(ai16z)のリスク・注意点
  • 不正確な予測や取引を行う懸念がある
  • プロジェクトの動向に左右されやすい
  • 国内取引所にはトークン上場していない

不正確な予測や取引を行う懸念がある

AIエージェントは画期的な仕組みであるものの、不正確な予想やアドバイスを行う可能性がある点が懸念されている。

仮想通貨市場は常に変動しているため、長年相場に身を置く投資家であっても市場予測は困難を極める。人間の感情を排除したAIエージェントとは言えど、市場予測を完璧にこなせるとは限らない。

また、AIエージェント自体の技術的な欠陥やバグなどが、予測や取引戦略に影響する可能性も否定できない。

AIエージェントの誤った判断を投資家が参考にした場合、経済的に大きな損失を被るリスクがある。仮にこうした状態が続くとai16zの信頼性が損なわれ、ユーザー離れやトークン下落のきっかけになる可能性が考えられる。

プロジェクトの動向に左右されやすい

AI16Z(ai16z)は、ビットコインが備えている、広範なサービスでの決済などのユーティリティを持たない。そのため、発行元であるai16zのサービスが広く普及していくかどうかが、トークン価格に大きく影響を与える可能性がある。

また、上記でも解説したとおり、AIエージェント銘柄は、現在急速に市場のシェアを拡大しつつある。仮に競合プロジェクトとの市場シェア争いが激化すれば、ai16zの市場での優位性が揺らぐ可能性も考えられるだろう。

トークンの母体となるai16zが仮に頓挫すれば、トークンの暴落も起こりかねない。AI16Z(ai16z)へ投資を進める際は、プロジェクトの動向にも細心の注意を払う必要がある。

国内取引所にはトークン上場していない

AI16Z(ai16z)は国内取引所に上場していないため、海外取引所での購入が必須になる点に注意したい。

AI16Z(ai16z)を取り扱うBybitやBitgetなどは日本人向けにサービス提供を行っているが、これらの取引所は日本の金融庁からサービス提供の認可を受けていない。

また、海外取引所は仮想通貨の上場規制が緩いため、詐欺まがいのトークンを購入してしまうリスクもある。プロジェクトとしての実体を持たないにもかかわらず、あたかも実態があるかのように装ったトークンが上場しているケースも少なくない。

万が一、海外取引所利用中にトラブルがあったとしても、日本の法規制の下での保護は受けられないと考えるべきだ。海外取引所を利用するのであれば、そのことを理解したうえで、自己責任で投資を進めていただきたい。

仮想通貨AI16Z(ai16z)に関するよくある質問

AI16Z(ai16z)は「a16z」と関連のある仮想通貨ですか?

AI16Z(ai16z)はa16zと直接的な結びつきはない。

ai16zはa16zのパロディとして立ち上げられたプロジェクトであり、a16zとは正式なパートナー提携や支援を受けているわけではない点が公式サイト上で明記されている。

a16zが発行している仮想通貨ではないため、誤解しないよう注意していただきたい。

AI16Z(ai16z)はどこの取引所で購入できますか?

AI16Z(ai16z)はBybitやBitgetをはじめとした海外取引所経由で購入できる。

ただし、海外取引所の多くは金融庁の認可を受けていないため、利用は自己責任で進めていただきたい。

仮想通貨AI16Z(ai16z)のまとめ

AIエージェント銘柄の急成長の波に乗るAI16Z(ai16z)は、ai16zの方向性を左右する重要なトークンである。将来的にはステーキング機能の実装が計画されており、さらにユーティリティが拡張される予定だ。

また、ローンチパッドや独自ブロックチェーンの展開などからも、AI16Z(ai16z)の多彩な活用シーンが期待されている。

この記事のまとめ
  • AI16Z(ai16z)は投資型DAOが発行するAIエージェント銘柄
  • 2025年1月には過去最高値となる20億ドルの時価総額を突破
  • AIエージェント銘柄の急成長が影響する可能性がある
  • 今後のプロジェクト発展やバイバックなども注目されている
  • 仮想通貨取引を始めるなら国内大手取引所のコインチェックが利用できる

AI16Z(ai16z)に投資するには、海外取引所の利用が必要な点に注意していただきたい。投資をするためには、まず国内取引所の口座開設から始めるのが一般的だ。

東証プライム市場上場企業が運営母体のコインチェック(Coincheck)」は、徹底したセキュリティ対策でユーザーに安心・安全な取引環境を提供している。

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出典:コインチェック公式サイト
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