近年、中央集権的な管理者を排して、ユーザー自らが情報などを管理していく「Web3.0」という概念や仕組みが、次世代のインターネットのあり方になるのではないかと話題を呼んでいる。
今回取り上げる「ベーシックアテンショントークン(BAT)」は、そのWeb3.0との関連が強いことから、仮想通貨の投資家を中心に注目されている。
この記事では、そんなベーシックアテンショントークン(BAT)について、主な特徴やこれまでの値動き、今後の見通しなどを解説していく。
- ベーシックアテンショントークン(BAT)は、Webブラウザ「Brave」で使用される仮想通貨
- Braveは、Web3.0時代のブラウザだと言われている
- Brave上で広告を見たユーザーは、広告閲覧の対価としてBATを獲得できる
- 動画や記事などを発信しているクリエイターへのチップとしても、BATが用いられている
国内には多くの仮想通貨取引所があるが、その中でもコインチェックがおすすめだ。
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※コインチェックでは、現在BATの取り扱いが廃止されています。
ベーシックアテンショントークン(BAT)とは?

| 名称 | ベーシックアテンショントークン |
| ティッカーシンボル・通貨単位 | BAT |
| 価格 | ¥13.45 |
| 時価総額 | ¥20,143,549,752.94 |
| FDV(完全希薄化後時価総額)* | ¥20,201,154,629.35 |
| 時価総額ランキング | 156位 |
| 取り扱いのある主な仮想通貨取引所 | bitbank OKJ |
ベーシックアテンショントークン(以下、BAT)は、Webブラウザの「Brave」上で使用される仮想通貨だ。
Braveのユーザーは、Brave上で広告を見ることでBATを獲得したり、クリエイターにチップとしてBATを送ったりすることができる。
基盤のブロックチェーンはイーサリアムで、BATはイーサリアムのトークン規格であるERC-20に準拠したトークンの1種となっている。
また、国内でも名の知れた仮想通貨の1つであり、bitbank、OKJなど、BATの取り扱いがある仮想通貨取引所は多い。
ベーシックアテンショントークン(BAT)の特徴
Webブラウザの「Brave」、およびそこで使用できる仮想通貨「BAT」には、次のような特徴がある。
- Braveはプライバシー保護が重視されたWebブラウザである
- 広告を閲覧することでBATを得られる
- クリエイターに対してチップを送ることができる
Braveはプライバシー保護が重視されたWebブラウザである

Braveは、オンラインの状態でのプライバシー保護が重視された、次世代のWebブラウザだ。
Google ChromeやMicrosoft Edgeなどの従来型のブラウザでは、アクセスしたサイトで個人の志向が収集され、ターゲットを絞った広告が繰り返し表示される仕様になっている。
一方、プライバシー保護を重視するBraveでは、利用情報を追跡されることはなく、そうした広告が自動的にブロックされる。
また、広告やトラッカーを自動的にブロックすることで、サイトの読み込みの高速化も実現している。
広告を閲覧することでBATを得られる
広告を自動ブロックするからといって、Braveには広告が一切存在しないというわけではない。
Braveには「Brave Rewards」というユニークなオプション機能があり、ユーザーはそれに参加すると、Brave上でも広告の閲覧ができる状態になる。その広告を見た対価として、仮想通貨のBATを受け取れるようになっている。
広告主はもちろん、広告を掲載してもらうためにBrave側に広告費を支払っているのだが、その内の実に70%分がBraveのユーザーにBATで支払われる。
クリエイターに対してチップを送ることができる
BATのBrave上での役割は、広告を閲覧したユーザーへの報酬として用いられるだけではない。
Braveのユーザーは、動画や記事などのコンテンツを発信しているクリエイター(Brave Rewardsの認証を受けているクリエイター)にBATをチップとして贈ることで、好きなクリエイターを支援することができる。
なお、チップは任意のタイミングで送れるだけでなく、毎月決まった金額分を自動的に送ることも可能だ。
ベーシックアテンショントークン(BAT)の価格動向
ここで、BATのこれまでの価格動向を確認しておこう。
過去の価格動向
まずは、2017年5月から本記事執筆時点(2026年7月)までの値動きを、BAT/USDチャートで振り返っていこう。

チャートを一見してわかるとおり、BATは2021年に入ってから大きく価格が高騰している。
この高騰は、BraveやBATそのものに関する要因よりも、マクロ経済の影響を強く受けたことで引き起こされたものだ。
2020年に新型コロナの感染が広まる中で、各国政府は経済活動を支えるために大規模な金融緩和政策を取るようになり、その影響で仮想通貨市場にも多額の資金が流れ込むこととなった。
ビットコインやイーサリアムなどは2020年末から高騰していたが、それらから1歩遅れる形で、BATも2021年に入ってから大きく高騰している。
ところが、上昇基調は長続きせず、2021年以降は一転して下落基調となり、本記事執筆時点もまだその只中にある。
この下落基調もやはり、マクロ経済の影響が大きい。新型コロナの感染が終息して経済が活発化したり、ウクライナ・ロシア間の戦争が勃発したりする中、世界中でインフレが進み、それを抑えるために各国が今度は金融引き締め政策を取るようになったことから、BATを含めて仮想通貨市場全体が低迷していくこととなった。
直近の価格動向
続いて、本記事執筆時点(2026年7月)から遡って、直近の価格動向もチェックしておこう。

直近価格を見ると、BATは2024年11月頃から上昇トレンドを形成していた。
2024年11月は、仮想通貨に友好的な姿勢を示すドナルド・トランプ氏が米大統領選に勝利した影響で、仮想通貨市場全体での上昇が見られた。
BATも例外ではなく、2024年11月には0.14ドルほどであった価格も、2024年12月には0.3ドル台まで上昇を見せた。
2024年12月4日以降は停滞して一時0.11ドルの安値を付けたが、2026年7月時点では再度反発しており、現在0.083ドルを推移している。
直近の下落が押し目として機能し、再度直近高値に挑戦できるかが重要になってくるだろう。
仮想通貨取引に興味がある方は、数ある国内取引所の中でもコインチェックがおすすめだ。
コインチェックは35種類の豊富な通貨を扱っており、すべて500円程度の少額から取引ができる。
BATの取引に興味がある方は、ぜひこの機会にコインチェック公式サイトをチェックしてみてほしい。
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※コインチェックでは、現在BATの取り扱いが廃止されています。
ベーシックアテンショントークン(BAT)を購入できる取引所
BATを取り扱っている仮想通貨取引所は多いが、今回はその中から以下の3社をピックアップして、それぞれの基本情報や特徴などを紹介していく。
コインチェック
| 提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
| 取り扱う仮想通貨 | 35種類 BTC、XRP、ETH、BCH、XEM、 LSK、LTC、ETC、XLM、MONA、 IOST、SAND、DOT、DOGE、FNCT、 CHZ、LINK、DAI、IMX、APE、MATIC、 AXS、WBTC、AVAX、SHIB、BRIL、BC、 PEPE、MASK、MANA、GRT、FPL、SOL、 TRX、SUI |
| その他のサービス | Coincheckつみたて Coincheck IEO Coincheck NFT Coincheckでんき Coincheckガス Coincheckアンケート 貸暗号資産サービス Coincheckステーキング |
| 公式サイト | Coincheck公式サイト |
| 関連記事 | Coincheckの評判・口コミ |
※コインチェックでは、現在BATの取り扱いが廃止されています。
Coincheckはマネックスグループ傘下の仮想通貨取引所で、35種類の仮想通貨を取り扱っている。
レバレッジ取引のサービスはなく、現物取引に特化しており、取引の形式は「取引所」と「販売所」の2種類がある。
これら2種類のうち、取引所を利用してビットコインを取引する場合は、取引手数料がかからないようになっているため、ビットコインをメインの取引対象とするのであれば、Coincheckがうってつけだ。
また、Coincheckはシンプルで扱いやすい取引アプリが人気で、2019年から2025年にかけて、ダウンロード数No.1を獲得している。※対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
ダウンロードは無料でできるので、興味があるなら口座を開設する前に、口座開設の検討材料の1つとして取引アプリに触れてみてはいかがだろうか。
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OKJ

| 提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
| 取り扱い銘柄数 | 48種類 |
| 最小取引数量 (BATの場合) | 現物取引(販売所):1BAT 現物取引(取引所):1BAT |
| 取引手数料 (BATの場合) | 現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):Maker0.02~0.07%、Taker0.06~0.14% |
| 仮想通貨の送金手数料 (BATの場合) | 43.6462~290.9745 (上記の範囲内でユーザー自身が設定) |
| その他のサービス | ステーキングサービス Flash Deals |
| 公式サイト | OKJ公式サイト |
| 関連記事 | OKJの評判・口コミ |
OKJは、グローバルに仮想通貨取引サービスを展開しているOKグループが、日本人向けに運営している仮想通貨取引所である。
海外取引所の持つ流動性を活用しているため、OKJは高い流動性の中で安定した取引ができる点が、大きな特徴となっている。
さらに、ステーキングや積立、Flash Dealsといった多彩なサービスを展開。セキュリティは世界的にも高水準で、安心して利用できる点が魅力だ。
BATは販売所と取引所の両方で扱っており、取引所形式であればコストを抑えて取引ができる。
BAT含む48種類もの豊富な通貨が取引できるので、この機会にOKJ公式サイトをチェックしてみてほしい。
bitbank
| 提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
| 取り扱い銘柄数 | 44種類 |
| 最小取引数量 (BATの場合) | 現物取引(販売所):0.00000001BAT 現物取引(取引所):0.0001BAT |
| 取引手数料 (BATの場合) | 現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):Maker -0.02%、Taker 0.12% |
| 仮想通貨の送金手数料 (BATの場合) | 30BAT |
| その他のサービス | 貸して増やす(レンディングサービス) |
| 公式サイト | bitbank公式サイト |
| 関連記事 | bitbankの評判・口コミ |
bitbankは、豊富な銘柄を扱う仮想通貨取引所である。
販売所形式だけではなく取引所でもBATを含む44銘柄の取引が可能だ。
また、ほとんどの銘柄を取引所から売買できるため、取引コストを抑えられる点が魅力となっている。
セキュリティ面に力を入れていることも、bitbankの重要な特徴の1つであり、2018年には第三者機関からセキュリティ性能での日本一*の評価を与えられたこともある。*2018年10月3日 ICORating調べ

ベーシックアテンショントークン(BAT)の今後の見通し・将来性
最後に、BATの将来性について考察してみよう。
- ユーザー数が着実に増えてきている
- 業界でのシェア率をどこまで伸ばせるのか不透明
- Web3.0への移行が進むかどうかも普及の鍵である
ユーザー数が着実に増えてきている
2019年11月に誕生したBrave 1.0の月間アクティブユーザー数は、2025年9月末時点で月間アクティブユーザー1億人を突破、2026年3月末時点では1.122億MAUと公表されており、着実に増え続けている。
今後も着実にユーザーが増えていけば、BATの需要が高まり、さらに投資家からの注目度も上がって、それらの要素がBATの価格へと反映されていくかもしれない。
業界でのシェア率をどこまで伸ばせるのか不透明
Braveはそれ単体で見ると、着実にユーザー数が増加してきている一方、Webブラウザの業界全体を見渡してみると、まだまだ厳しい立場に置かれている。
次の数値は、Webブラウザの市場シェア率を示したものだ。業界トップのGoogle Chromeは65%を超える圧倒的なシェア率を誇る。
Braveのシェア率はどうかというと、まだここに名前すら登場してこないレベルだ。

もしもBATに投資するなら、相対的な基準である業界シェア率をBraveが今後どれだけ伸ばしていけるのか、その変遷にもぜひ注目してみてほしい。
Web3.0への移行が進むかどうかも普及の鍵である
「Web3.0」とは、ブロックチェーン技術によって中央集権的な管理を排した、分散型(非中央集権型)のインターネットのことを指す。

近年、Web3.0は高い注目を集める一方で、まだまだ普及する段階にはなく、その仕組みに懐疑的な声を上げる有識者も多い。
自身の利用情報を中央集権的な管理者に委ねずに、自分で広告をコントロールできるBraveも、まさにWeb3.0を体現するプロダクトの1つだ。今後Web3.0が広く受け入れられるかどうかも、Brave普及の重要なキーポイントだと言えるだろう。
ベーシックアテンショントークン(BAT)の予想まとめ
今回はベーシックアテンショントークン(BAT)について、その特徴や今後の見通しなどを解説した。
- ベーシックアテンショントークン(BAT)は、Webブラウザの「Brave」上で使用されている仮想通貨
- Braveは、広告を自動ブロックしてくれるプライバシー重視のWebブラウザ
- Brave Rewardsへの参加を選択することで、広告が表示されるようになる
- 広告を閲覧したユーザーは、その対価としてBATを受け取ることができる
- BATは、Braveに認証されたクリエイターへのチップとしても用いられている
WebブラウザのBraveは、まだまだ業界でのシェア率は低いものの、着実にユーザー数を増やしてきている。
また、Web3.0の普及度合いによっては、これからより注目を浴びていくことも十分に考えられるだろう。
BATをきっかけに仮想通貨取引に興味を持った方もいるだろう。国内取引所のコインチェックなら35種類もの豊富な通貨を扱っており、少額の500円程度から取引可能だ。
ぜひこの機会にコインチェックをチェックしてみてほしい。
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