メタバース関連のおすすめ仮想通貨銘柄!将来性や買い方も徹底解説

メタバースとは、インターネット上に構築された三次元の仮想空間のことだ。

メタバースは約20年前からゲームを中心として利用されてきたが、最近になって注目度が増してきている。

特に、旧Facebook社が社名をMetaに変えたというニュースが、大きな話題になったのは記憶に新しいだろう。

そこで、今回はそんな最近話題のメタバースに関連する仮想通貨(暗号資産)銘柄、将来性や仮想通貨の銘柄などを徹底的に解説していく。

この記事でわかること
  • おすすめのメタバース関連の仮想通貨銘柄3選
  • メタバース関連の仮想通貨を購入するためにおすすめの、仮想通貨取引所おすすめ3選
  • メタバースのメリットとデメリット
  • メタバース関連銘柄の今後を予測する上で重要な3つのポイント
  • メタバース関連の仮想通貨に興味があるという方はDMM Bitcoinもチェックしてみよう

仮想通貨を購入する際は、国内大手取引所であるDMM Bitcoinの利用がおすすめだ。

DMM Bitcoinでは、メタバース関連銘柄であるイーサリアムをはじめとする豊富な仮想通貨を取り扱っている。

DMM Bitcoinの公式サイト

メタバース関連の仮想通貨に興味がある方は、ぜひこの機会にDMM Bitcoinのこともチェックしておくとよいだろう。

目次

メタバース関連の仮想通貨銘柄一覧

さて、まずはメタバースに関連する仮想通貨銘柄をまとめて紹介する。これからメタバースへの投資を検討しているという方はこの内容を参考にしてほしい。

銘柄名 詳細
イーサリアム(ETH) プラットフォームのガス代として利用されることが多い。
サンドボックス(SAND) 「The Sandbox」で利用されるユーテリティトークン。
アクシーインフィニティ(AXS) 「Axie Infinity」で利用されるユーティリティトークン。
エンジンコイン(ENJ) 「Enjin」プラットフォームで利用されるトークン。
MANA 「Decentraland」で利用できるトークン

この他にもメタバースに関連する銘柄は存在するが、主要なメタバース銘柄と言えば上記の表の通貨が考えられるだろう。

メタバースは注目されている業界ではあるが、まだまだ未成熟な市場だ。過度な期待をせずに冷静にプロダクトやサービスの質を判断していく必要がある。この中でもイーサリアムであれば、他のプロダクトでも利用されるため、相対的なリスクは低いだろう。

メタバース関連のおすすめ仮想通貨

さて、ここからは先ほど一覧で紹介した銘柄の中でも特に注目されているものを3つ紹介していく。

「メタバース関連銘柄に投資したい!」という方はぜひとも参考にしてほしい。

メタバース関連のおすすめ仮想通貨
  • AXS(Axie Infinity/アクシー・インフィニティ)
  • MANA(Decetraland/ディセントラランド)
  • SAND(The Sandbox/ザ・サンドボックス)

AXS(Axie Infinity/アクシー・インフィニティ)

メタバース1
出典:Axie Infinity
名称 Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)  
開発元 Sky Mavis
ゲームジャンル ストラテジーゲーム
ゲームの独自通貨 (ティッカーシンボル) Smooth Love Potion(SLP)
Axie Infinity Shards(AXS)
価格* SLPの価格:¥0.8013
AXSの価格:¥1,474.20
時価総額ランキング* SLPの時価総額ランキング: 299位
AXSの時価総額ランキング: 77位
対応チェーン Ronin Network
*2024年4月5日時点。CoinMarketCapの値を参照

Axie Infinityは、「Axie」と呼ばれるモンスターを3体揃えて対戦させる、ストラテジーゲームだ。

ゲームをしながら稼げる「Play to Earn(P2E)」の代表格としても知られており、ゲームのプレイ報酬で仮想通貨のSLPとAXSを稼ぐことができるほか、モンスターのAxieやアイテムなどのNFTを売って稼ぐという方法もある。

ちなみに、メタバース内に構成されたLAND(土地)で遊べる仕組みが、今後のアップデートで追加される予定だ。

出典:Axie Infinity 公式YouTubeチャンネル

LANDもNFTであり、すでにNFTマーケットプレイスでLANDの売買が活発におこなわれている。

そんなアクシーインフィニティのガバナンストークンである、AXSは時価総額ランキングで77位に位置するなど、根強い人気を誇っている

MANA(Decetraland/ディセントラランド)

メタバース2
出典:Decentraland
名称 Decetraland(ディセントラランド)  
開発元 Decentraland Foundation
独自通貨 (ティッカーシンボル) MANA(MANA)
価格* ¥89.37
時価総額ランキング* 90位
対応チェーン イーサリアム
Polygon
*2024年4月5日時点。CoinMarketCapの値を参照

Decentraland(ディセントラランド)は、イーサリアムチェーン・Polygonチェーン上につくられたメタバースプラットフォームである。

2022年8月時点ではβテスト版だが、すでにアバターをつくり、メタバースに入って、メタバース内の施設などを利用したり、ゲームをプレイしたりして楽しむことができる。

メタバース内の土地(LAND)を所有すれば、自分がサービスを提供する側になることも可能だ。

Decentralandでのサービスの提供には、個人ユーザーだけでなく企業も参入しており、例えば日本からは仮想通貨取引所のCoincheckが、Decentraland内に「Oasis KYOTO」というメタバース都市の建設を進めている。

また、DecentralandのネイティブトークンであるMANAは、時価総額ランキングで90位に位置するなどし、いまだに根強い人気を誇っていることが見て取れるだろう。

SAND(The Sandbox/ザ・サンドボックス)

メタバース3
出典:The Sandbox
名称 The Sandbox(ザ・サンドボックス)
開発元 Animoca Brands
ゲームジャンル サンドボックスゲーム
ゲームの独自通貨 (ティッカーシンボル) SAND(SAND)
価格* ¥91.87
時価総額ランキング* 80位
対応チェーン イーサリアム
Polygon
*2024年4月5日時点。CoinMarketCapの値を参照

The Sandbox(ザ・サンドボックス)は、イーサリアムチェーンを基盤にしてつくられたサンドボックスゲームだ。

サンドボックスゲームとは、製作者側から与えられたストーリーをプレイするのではなく、砂場(サンドボックス)で何かを創造するように、自由に活動できるゲームのことを指す。

The Sandboxでは、メタバース内の土地(LAND)で、自由にキャラクターやゲームをつくったりして遊ぶことができる。

内容はDecentralandに似た部分も多いが、こちらはキャラクターやアイテムにデフォルメが効いていて、よりゲーム色が強い。

The SandboxもDecentralandと同様に、メタバース内でのサービス提供に企業が参入しており、例えばCoincheckはDecentralandの「Oasis KYOTO」に対応させるように、The Sandboxでは「Oasis TOKYO」の建設をおこなっている。

ここまで、ブロックチェーン技術を用いた注目のメタバースプラットフォーム・NFTゲーム3つを紹介してきたが、おもしろさやメリットだけでなく、リスクにも目を向けておくほうが良いだろう。

その1つは、紹介した3つのメタバースプラットフォーム・NFTゲームは、いずれも海外の業者が提供しているサービスであり、日本の法律の規制から外れているという点だ。

何らかのトラブル見舞われたとき、日本の法律の規制内で解決するよりも時間や労力がかかる可能性もあるし、期待したような保護を受けられない可能性もある。

また、一方的なサービス改変によって不利益をこうむったり、詐欺に巻き込まれたり、利益を得た場合には正しく確定申告ができず、知らないうちに脱税してしまう可能性も否定できない。

そういったリスクを踏まえたうえで利用するのは個人の責任だが、基本的に暗号資産やメタバースのことをよく知らない初心者が、きちんと調べもせず、メリットばかりに目を奪われて安易に利用しはじめるのはおすすめできない。

メタバース関連の仮想通貨投資におすすめの取引所

ブロックチェーンを基盤にしたメタバースのプラットフォームやNFTゲームは、プラットフォーム内の決済やネットワーク手数料の支払いのために、そのブロックチェーンの基軸通貨(仮想通貨)が必要になる。

ここでは、その仮想通貨を用意する際におすすめの仮想通貨取引所を3社紹介する。

また、純粋にメタバース関連の銘柄を購入したい!という方にもおすすめの取引所となっているのでぜひ参考にしてほしい。

DMM Bitcoin

出典:DMM Bitcoin
提供する取引の種類 現物取引(販売所・BitMatch注文)
レバレッジ取引(販売所・BitMatch注文)
取り扱う仮想通貨
(2024年4月現在)
38種類
BTC、ETH、XRP、LINK、MKR、
AVAX、CHZ、TRX、ZPG、LTC、
BCH、XLM、ETC、ENJ、FLR、NIDT、
SAND、ALGO、AXS、OMG、APE、
FCR、HBAR、OAS、SHIB、
BAT、MONA、MATIC、ADA*、DOT*、
IOST*、XTZ*、XEM*、QTUM*、XYM*、
SOL*、ATOM*、DOGE*
*レバレッジ取引のみの取り扱い
最小取引数量
(ビットコインの場合)
現物取引(販売所):0.0001BTC
現物取引(BitMatch注文):0.001BTC
レバレッジ取引(販売所):0.001BTC
レバレッジ取引(BitMatch注文):0.01BTC
取引手数料
(ビットコインの場合)
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり
現物取引(BitMatch注文):0.001BTCあたり37円
レバレッジ取引(販売所):無料、スプレッドあり
レバレッジ取引(BitMatch注文):0.01BTCあたり36円
日本円の入金手数料 クイック入金:無料
振込入金:無料(振込手数料は自己負担)
日本円の出金手数料 無料
仮想通貨の入金手数料 無料(ネットワーク手数料は自己負担)
仮想通貨の出金手数料 無料
その他のサービス
公式サイト DMM Bitcoinの公式サイト
関連記事 DMM Bitcoinの評判・口コミ

DMM Bitcoinは、充実したサポートや豊富な取り扱い銘柄に定評がある取引所だ。

競合他社にはないオリジナルの注文方法の「BitMatch注文」を提供しており、DMM Bitcoinではそれを使用すると、通常の注文よりも取引コストを抑えることが可能だ。

また、他社の多くは仮想通貨の出金時に手数料を求められるのだが、DMM Bitcoinではすべての取り扱い通貨で、出金時に手数料がかからない。

メタバースプラットフォームでの利用など、取引のためではなく、実際に使用するために仮想通貨を購入したい方にはうってつけだ。気になった方は、DMM Bitcoinの公式サイトをチェックしてみてほしい。

Coincheck(コインチェック)

Coincheck-top
出典:Coincheck
提供する取引の種類 現物取引(販売所・取引所)
取り扱い銘柄数
(2024年4月現在)
29種類
BTC、XRP、ETH、BCH、XEM、
LSK、LTC、ETC、XLM、MONA、
QTUM、BAT、IOST、ENJ、
SAND、DOT、PLT、FNCT、CHZ、
LINK、DAI、IMX、APE、MATIC、MKR、
AXS、WBTC、AVAX、SHIB
最小取引数量
(ビットコインの場合)
現物取引(販売所):500円相当額
現物取引(取引所):0.005BTC以上かつ500円(相当額)以上
取引手数料
(ビットコインの場合)
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり(0.1~5.0%)
現物取引(取引所):無料
日本円の入金手数料 方法に応じて無料~1,018円
日本円の出金手数料 407円
仮想通貨の入金手数料 無料(ネットワーク手数料は自己負担)
仮想通貨の出金手数料 銘柄ごとで異なる
その他のサービス Coincheckつみたて
Coincheck IEO
Coincheck NFT
Coincheckでんき
Coincheckガス
Coincheckアンケート
貸暗号資産サービス
ステーキングサービス(β版)
公式サイト Coincheck公式サイト
関連記事 Coincheckの評判・口コミ

Coincheck(コインチェック)はイーサリアムや、先ほど紹介したThe SandboxのユーティリティトークンであるSANDなど、29種類の仮想通貨を取り揃えている仮想通貨取引所だ。

仮想通貨取引のサービスだけでなく、NFTマーケットプレイスの「Coincheck NFT」も運営しており、取り扱いコンテンツの中にはDecentralandやThe SandboxのLAND(土地)などのNFTも含まれている。

海外のNFTマーケットプレイスの多くは、ウォレットを接続するだけで利用できるが、Coincheck NFTはCoincheckでの口座開設が必要だ。

しかし、そのおかげでオフチェーンで利用できて、NFTを売買するときにネットワーク手数料がかからないという利点もある。

口座開設は最短5分で完了するので、ぜひこの機会にCoincheckへの口座開設を検討してみてはどうだろう。

bitFlyer(ビットフライヤー)

出典:bitFlyer
名称 bitFlyer(ビットフライヤー)
運営会社 株式会社bitFlyer
提供する取引の種類 現物取引(販売所・取引所)
レバレッジ取引(取引所)
取り扱い銘柄数 33種類
BTC、ETH、ETC、LTC、BCH、
MONA、LSK、XRP、BAT、XEM、
XLM、XTZ、DOT、LINK、XYM、
MATIC、MKR、ZPG、FLR、PLT
SHIB、SAND、AXS、IMX、MANA、
APE、CHZ、DAI、AVAX、GRT、
RNDR、DOGE、ELF
最小取引数量
(ビットコインの場合)
現物取引(販売所):0.00000001BTC
現物取引(取引所):0.001BTC
レバレッジ取引(取引所):0.01 BTC
レバレッジ最大倍率 2倍
取引手数料
(ビットコインの場合)
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり
現物取引(取引所):約定数量×0.01~0.15%
レバレッジ取引(取引所):無料
日本円の入金手数料 方法に応じて無料または330円
日本円の出金手数料 方法・金額に応じて220~770円
仮想通貨の送金手数料 銘柄ごとで異なる
その他のサービス ステーキングリワードサービス(一時停止中)
かんたん積立
ビットコインをもらう
bitFlyerクレカ
ビットコイン寄付
友達招待プログラム
Tポイント交換サービス
bitWire(β版)
公式サイト bitFlyer公式サイト
関連記事 bitFlyerの評判・口コミ

まず紹介するのは取引ツールが使いやすいことで有名な大手仮想通貨取引所bitFlyerだ。

この取引所ではメタバース関連に必要なイーサリアムはもちろんのこと、33種類にも及ぶ豊富な銘柄数を売買できるのが特徴的だ。さらにレバレッジ取引まで解放されており、ユーザーにニーズに合った多彩な取引を実現できる。

ビットコインが貯まるクレジットカードも発行されており、仮想通貨を身近に感じる生活をしたいと思っている方には便利だろう。

まだこのアカウントを持っていないという方はぜひbitFlyerの公式サイトをチェックしてみてほしい。

メタバース関連仮想通貨の買い方

それでは、実際にメタバース関連の仮想通貨の購入方法を紹介しておこう。

残念ながら、マイナーなメタバース関連銘柄は国内取引所で取り扱われていないことが多い。

イーサリアムやSANDなどは、一部取引所へ上場を果たしているがその数は多くない。そのため、海外取引所へ送金して購入するという流れが一般的になっている。

メタバース関連仮想通貨の購入方法
  1. 国内取引所で口座を開設する
  2. 国内取引所で元手となる仮想通貨を用意する
  3. 海外取引所で購入、もしくはDEXでスワップ(交換)する

国内取引所で口座を開設する

海外取引所やDEXは日本円での取引に対応しておらず、仮想通貨を元手として取引することになる。

したがってまずは、海外取引所もしくはDEXでの取引の元手となる仮想通貨を調達するために、国内取引所の口座を用意しよう。

取引での利用を目的として仮想通貨を購入するなら、国内大手取引所のDMM Bitcoinがうってつけだ。

DMM Bitcoin

DMM Bitcoinでの口座開設の手順は以下のとおりで、無料で口座をつくることができる。

DMM Bitcoinでの口座開設手順
  1. アカウントを開設する(メールアドレスの登録)
  2. 本人情報を登録する
  3. 本人確認資料を提出する

まだ仮想通貨取引所の口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会にDMM Bitcoinの利用を検討してみてはいかがだろうか。

購入資金を国内取引所へ入金する

口座開設が完了したら、次はその口座にメタバース関連仮想通貨を購入するための資金を入金しよう。

DMM Bitcoinの場合、入金方法は銀行窓口やATMなどから振り込む「振込入金」と、「クイック入金」の2種類がある。

自分が利用しやすい入金方法を利用して、購入資金を口座へ入金してみよう。

元手となるビットコインやイーサリアムを購入する

口座への入金が完了すると、いつでも取引を始めることができる。ビットコインに限らず仮想通貨は、他の金融商品と比べると、価格変動リスクが大きい。

そのため、軍資金を入金して取引を始める準備ができても、いきなり手を出すのではなく、まずは落ち着いて値動きを確認しよう。

メタバース関連仮想通貨を購入する

値動きを確認して、取引のチャンスを見定めたら、いよいよビットコイン等を購入してみよう。

成行注文を利用する場合は、基本的には購入する数量を指定して、注文を出すだけでよい。

また成行注文以外に、指値注文や逆指値注文などの注文方法も揃っているので、それらを駆使してより有利な価格での購入を狙ってみるのもよいだろう。

購入できたら、それらの元手を購入したいメタバース関連仮想通貨を取り扱っている海外取引所やDEXに送付していこう。

メタバース関連仮想通貨の今後の見通し・将来性

最後に、メタバース関連の仮想通貨の今後に関して、以下の3つのポイントを確認しておこう。

メタバースの今後に関する3つのポイント
  • 今後も市場規模が拡大していくと予測されている
  • 各国政府もメタバースの普及に関心を持っている
  • 現状のメタバース関連事業は必ずしも成功していない

今後も市場規模が拡大していくと予測されている

メタバースの市場予測は多くの調査企業やメディアが発信しているが、その大半は今後もメタバース市場が拡大していくとの見立てになっている。

例えば、経済や金融情報に強い米国の情報メディア「Bloomberg」は、2021年12月に公開したレポートの中で、2022年に4,787億ドルだったメタバース市場は、年平均で+13.1%のペースで成長して、2024年には7,833億ドルに達するとの予測を示した。

このように、メタバース業界はまだ発展途上にあり、これから新しい企業が参入する余地が十分にあると見られている。

各国政府もメタバースの普及に関心を持っている

メタバースには個人や企業だけでなく、各国の政府も強い関心を持っている。

それは日本も例外ではなく、2022年6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2022(骨太方針2022)」には、メタバースの利用拡大のために法整備を進めていくことが明記された。

法整備によってイノベーションが生まれやすい環境が整えば、日本でのメタバースの普及も、より加速してくかもしれない。

現状のメタバース関連事業は必ずしも成功していない

明るい見通しがある一方で、懸念点がまったくないわけではない。

例えばFacebookは、2021年10月に社名を”メタ・プラットフォームズ”に変えてメタバース事業に注力してきたが、2022年第2四半期(4月~6月期)決算では、メタバース事業部門「Reality Labs」において約28億ドルもの営業赤字を計上した。

そのほか、ブロックチェーンベースのメタバースプラットフォームやNFTゲームの基軸通貨も、2021年末ごろからそのほとんどが時価総額を減らしている。

このように、現状、数あるメタバース関連の事業が、必ずしもすべて成功しているわけではないということも理解しておこう。

メタバース関連仮想通貨のまとめ

今回は、メタバースについてそのメリット・デメリットや、注目のプラットフォームなどを解説した。

この記事のまとめ
  • メタバースとは、インターネット上に構築された三次元の仮想空間のことである
  • 約20年前から主にゲームで用いられてきたが、近年は新たな経済圏としての利用が進められている
  • 中には、ブロックチェーンを基盤にしてつくられたメタバースも登場してきている
  • ブロックチェーンベースのメタバースプラットフォームを利用する際は、仮想通貨が必要

メタバースは、ゲームの舞台としてだけでなく、ビジネスシーンや新たな経済圏としての利用が進められており、その中にはブロックチェーンを基盤にしたものもある

ブロックチェーンベースのメタバースプラットフォームやNFTゲームは、すでに稼働しているものも多い。よく理解せずに安易な利用に踏み切ることはおすすめしないが、興味がある方はこの機会に情報を集めてみてはいかがだろうか。

なお、それらを利用する際は決済やネットワーク手数料の支払いのために仮想通貨が必要になる。

DMM Bitcoinではメタバース関連銘柄であるイーサリアムをはじめ、多くの仮想通貨の取引に対応しているので、メタバースを利用したいと考えている方はDMM Bitcoinのこともチェックしておこう。

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