仮想通貨(暗号資産)GST(グリーン・サトシ・トークン)は、Web3のライフスタイルアプリケーションとして、Move to Earn(M2E)という概念を世界中に広めた「STEPN」のユーティリティトークンである。
STEPNは、オーストラリアに拠点を置くフィンテックスタジオ「Find Satoshi Lab」によって開発され、リリース当初から注目を集めているアプリである。
ユーザーは、動くことにより報酬としてGSTを獲得できる。GSTの獲得は、ユーザーに健康的で、活動的な状態を維持するよう促すインセンティブとしての役割も果たす。
この記事では、GSTの特徴、最新の価格動向、将来性などについて詳しく解説する。
- 仮想通貨GSTは、STEPNのユーティリティトークンである
- NFTスニーカーを履いて動くことでGSTを獲得できる
- GSTはブロックチェーンにSolana(ソラナ)、BNBチェーン、ETHチェーンを採用している
- 仮想通貨取引を始めるなら、国内大手取引所のコインチェックが利用できる
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仮想通貨GSTとは?
名称 | Green Satoshi Token(SOL) |
ティッカーシンボル・通貨単位 | GST |
ブロックチェーン | Solana(ソラナ) |
コンセンサスアルゴリズム | Proof of History(PoH) |
発行上限* | 上限なし |
価格* | ¥5.15 |
時価総額* | ¥6,226,377,985 |
時価総額ランキング* | 656位 |
取扱いのある主な仮想通貨取引所 | 国内取引所での取扱いはなし |
仮想通貨GST(グリーン・サトシ・トークン)は、Web3のライフスタイルアプリケーションとして、Move to Earn(M2E)という概念を世界中に広めた「STEPN」のユーティリティトークンである。
ユーザーはNFTスニーカーを履いて外で歩いたり、走ったりすることでGSTを獲得する。GSTはその発行を通じて、ユーザーに健康的でアクティブな生活習慣を促している。
STEPNは、Solana(ソラナ)、BNBチェーン、Ethereum(イーサリアム)という3つのブロックチェーン上に構築されている。
Solanaがプルーフオブヒストリー(PoH)、BNBチェーンはProof-of-Staked Authority(PoSA)、EthereumがProof-of-StakE(PoS)というように、それぞれが独自のコンセンサスアルゴリズムを採用している。
GSTの価格は、2024年4月18日現在、約5.15円であり、時価総額は約62億円である。時価総額ランキングでは656位に位置している。(Green Satoshi Token (SOL)の価格)
仮想通貨GSTの特徴
仮想通貨GST(グリーン・サトシ・トークン)は、Move to Earnという概念を世界中に広めた、Web3ライフスタイルアプリケーション・STEPNのユーティリティトークンである。
ここからは、そんなGSTの特徴について詳しく見ていこう。
GSTには、主に次のような特徴がある。
- 健康でアクティブなライフスタイルを促進
- 3つのブロックチェーン上で発行
健康でアクティブなライフスタイルを促進
Move-to-Earnプラットフォームでは、ユーザーがフィットネスやスポーツに関連する活動に参加することで、報酬として仮想通貨を獲得することができる。
また、仮想通貨をインセンティブとして使用することで、ユーザーに対して健康でアクティブなライフスタイルを促し、フィットネスをより魅力的なものにしている。
このモデルの先駆けとなるアプリケーションがSTEPNである。GSTは、STEPNのアプリ内でユーティリティトークンとして機能する。
ユーティリティトークンとは、ブロックチェーンエコシステム内でサービスを利用するために設計された仮想通貨の一種である。
GSTを使えば、アプリ内でレベルアップしたり、新しいスニーカーをミント(発行)したりすることができる。
3つのブロックチェーン上で発行
GSTは、Solana、BNBチェーン、Ethereumという3つのブロックチェーン上で発行されているため、各ブロックチェーンで利用可能である。
Solanaは、大量のトランザクションを高速、低コストで処理可能なブロックチェーンプラットフォームで、イーサリアムキラーとして注目を集めている。
BNBは、Binanceが開発したブロックチェーンで、イーサリアムとの互換性やスマートコントラクトのサポートなど、さまざまな機能を兼ね備えている。
Ethereumは、スマートコントラクトという概念を初めて打ち出したブロックチェーンで、自動的に契約が実行できる仕組みを持つ。STEPNをはじめ、数多くの分散型アプリケーション(DApps)が構築されている。
GSTがSolana、BNB、Ethereumという異なるブロックチェーン上で利用できることは、ユーザーの利便性向上につながる。一方で、GSTの価値がブロックチェーンごとに異なるという現象が発生しているので、投資の際は注意が必要だ。
仮想通貨GSTの価格動向
ここからは仮想通貨GST(グリーン・サトシ・トークン)の価格動向を見ていこう。以下に示すのは、2023年1月から2024年4月18日までのGST/USDTチャートだ。
仮想通貨GSTの価格は、2023年上半期は0.01から0.03ドル程度のレンジ幅で推移していたが、下半期に入ると下落を強め、0.008ドル程度まで下落する局面があった。
2024年に入ると次第に上昇し始め、3月に入り急騰を見せている。
2024年に入り、米国証券取引委員会(SEC)がスポットビットコインETF取引を承認したことで、仮想通貨市場への資金の流入が続いている。
仮想通貨市場に資金が流入する中で、Move-to-Earnプラットフォームの先駆けであるSTEPNのユーティリティトークンであるGSTにも注目が集まりやすい状況になっている。
しかし、3月の高騰から4月にかけては半値ほど下落した相場となっており、今後押し目をつけて上昇するかが期待される。
GSTは国内仮想通貨取引所での取扱いがないため、まず国内の取引所で元手となる仮想通貨を購入し、海外の取引所で購入するという流れが一般的だ。
元手となる仮想通貨の購入は、セキュリティやサポートに定評があるコインチェックが利用できる。
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仮想通貨GSTの将来性
仮想通貨GST(グリーン・サトシ・トークン)は、SolanaとBNBチェーン、という3つのブロックチェーン上で発行されているため、各ブロックチェーンで利用可能である。
ここからは、そんなGSTの将来性を考察してみよう。
- 強力なコミュニティ
- 実用性の高さによる需要増
強力なコミュニティ
STEPNの公式Xのフォロワー数は、55万人を超えていることから、その人気の高さと注目度の高さがうかがえる。
STEPNは、SNSやメッセージングアプリ等を通じて、積極的に情報発信やユーザーとのコミュニケーションを行うことにより、強力なコミュニティを形成している。
このようなコミュニティの力は、プロジェクトに参加するユーザー数を増やす要因となる。これは、プロジェクトの規模拡大を通じて、GSTの価値を高める可能性がある。
また、コミュニティの支持は、プロジェクト自体の信頼性の高さを示している。これは投資家にとって魅力的な指標として映る可能性がある。
さらに、強力なコミュニティは、プロジェクトを長期にわたり持続させるために重要な役割を果たす。
実用性の高さによる需要増
仮想通貨GSTは、Move to Earnという概念を世界中に広めた、Web3ライフスタイルアプリケーションであるSTEPNのユーティリティトークンとしての役割を担っている。
ユーザーは、アプリ内で歩行、ジョギング、ランニングを行うことでGSTを獲得することができる。獲得したGSTは、自分のNFTスニーカーのレベルアップや、新しいスニーカーをミント(発行)するために使用できる。
この他にも、STEPNのエコシステム内で、NFTスニーカーの購入などさまざまな用途にGSTが使用される。このように、GSTはSTEPNのエコシステム内で実用的に使用されるため、STEPNのユーザー数が増加するに従い、需要も増加する。
仮想通貨GSTの注意点/リスク
仮想通貨GST(グリーン・サトシ・トークン)は、強力なコミュニティを形成するSTEPNのユーティリティトークンとして注目されているが、一方で注意点やリスクも存在する。
ここからは、そんなGSTの注意点やリスクについて詳しく解説する。
価格変動性が高い
仮想通貨の価格は、一般的に変動性が高いことで知られているが、その中でもGSTは価格変動性が高い。注目度が高かったことも起因し、高値と安値の間の開きが大きい。
GSTの価格は、2021年12月末の1.725ドルから、2022年12月の最高値9.02ドルまで、400%を超える上昇率を示した。
しかし、その後価格は下落し、2024年4月18日時点で0.03ドル付近まで下落している。(2024年4月18日時点、CoinMarketCap調べ)
下落率は99%を超えているため、大きな損失を被った投資家が存在していることが分かる。過去の事例が示すように、GSTは価格変動性が高いため、投資の際は注意が必要だ。
各国規制への強力な対応
STEPNは2022年5月27日、規制に対応するためとして、中国でのプレーを7月中旬に事実上禁止すると発表している。14億人を超える人口を持つ中国市場からの撤退は、GSTの将来的な価値に大きな影響を与える可能性が高く、今後も中国以外の国でも同様のことが起こる可能性もある。
規制による特定の国や地域のユーザー数の減少は、GSTの価格に大きな影響を与えるため、注意が必要だ。この事例が示すように、STEPNは各国の規制を重視する姿勢を見せており、各国の規制次第で突然ゲームが存続できない事態に陥る可能性もある。
このような運営側の強力な規制への対応が、STEPNの人気を冷やす可能性がある。ゲームの人気が低迷すればするほどGSTの価値も下落するため、規制と適切なバランスを保ちながら、STEPNの持続的な成長を図ることが求められる。
仮想通貨GSTに関するよくある質問
- 仮想通貨GSTとは何ですか?
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仮想通貨GSTは、Web3ライフスタイルアプリケーションSTEPNのユーティリティトークンである。ユーザーはNFTスニーカーを使用して外で歩いたり、走ったりすることでGSTを獲得する。
- 仮想通貨GSTはどこで買えますか?
-
現状、国内の仮想通貨取引所において、GSTを取引できる取引所はない。海外の取引所であれば、Binance、OKXなどで購入することが可能だ。
仮想通貨GSTのまとめ
Move-to-Earnプラットフォームは、ユーザーがフィットネスやスポーツに関連する活動に参加することで、報酬として仮想通貨を獲得することができる。
仮想通貨GSTは、Web3のライフスタイルアプリケーションとして、Move to Earn(M2E)という概念を世界中に広めた「STEPN」のユーティリティトークンである。
ユーザーはNFTスニーカーを履いて外で歩いたり、走ったりすることでGSTを獲得する。
STEPNは、Solana、BNBチェーン、Ethereumという3つのブロックチェーン上に構築されているため、GSTは各ブロックチェーンで利用可能である。
- GSTは、Move-to-Earnプラットフォームの先駆けであるSTEPNのユーティリティトークンである
- GSTは、STEPNのエコシステム内で様々な用途にGSTが使用される
- プロジェクトの規模拡大を通じて、GSTの価値向上が期待できる
- 仮想通貨を購入するなら、コインチェックを利用できる
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