仮想通貨(暗号資産)の種類は、今や数万種類にのぼっており、現在進行形で新しい銘柄が開発され続けている。
国内の仮想通貨取引所では、取り扱う仮想通貨の種類に限りがあるが、それでもどれに投資したらよいのか、迷ってしまう方は多くいるだろう。
そこでこの記事では、投資対象としておすすめの仮想通貨や、自分で投資対象の仮想通貨を選ぶ際のポイントなどを徹底的に解説していく。
「仮想通貨投資を始めてみたい…!」「おすすめの仮想通貨を知りたい!」という方はぜひ本記事を参考にしてほしい。
- 2024年最新版で、投資対象としておすすめの仮想通貨比較ランキング
- 将来性に期待できる仮想通貨を探すためのポイント
- おすすめの仮想通貨取引所5選
- おすすめの仮想通貨に関してよくある質問
- 仮想通貨を取引するなら、国内大手取引所のコインチェックがおすすめ!
後ほど、おすすめの仮想通貨取引所を5社紹介するが、その中でもイチオシはコインチェックだ。
31種類もの豊富な銘柄を取り扱っており、その全てに500円という少額から投資することができる。
口座をまだお持ちでない方は、ぜひこの機会にコインチェックの公式サイトもチェックしてみるとよいだろう。
【2024年最新】仮想通貨おすすめ銘柄ランキング12選
それでは早速、これから投資をする上でおすすめの仮想通貨をランキング形式で12銘柄紹介していこう。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ソラナ(SOL)
- バイナンスコイン(BNB)
- ポリゴン(MATIC)
- アバランチ(AVAX)
- チェーンリンク(LINK)
- ドージコイン(DOGE)
- エイダコイン(ADA)
- ポルカドット(DOT)
- トロン(TRX)
ビットコイン(BTC)
名称 | ビットコイン |
ティッカーシンボル | BTC |
価格* | ¥15,887,949.40 |
時価総額ランキング* | 1位 |
取り扱いのある主な仮想通貨取引所 |
コインチェック bitbank SBI VCトレード LINE BITMAX |
ビットコインは2009年にローンチされた世界初の仮想通貨で、数万種類の仮想通貨が存在する中でも、未だ時価総額ランキングのトップに立つ。
銀行などの管理者を必要としない分散型(非中央集権型)の通貨であり、ビットコインのブロックチェーン上で、ピアツーピア(P2P)の取引をおこなうことができる。
主に商品やサービスを購入する際の決済手段や、国際送金手段として用いられる他、投資の対象としても支持されている。
銀行がなくてもネット環境さえあればだれでも利用できることから、近年では中米のエルサルバドルや中央アフリカ共和国のような金融包摂を目指す国で、法定通貨としても用いられている。
2024年1月には、米SECからビットコインの現物ETF申請が承認されたことを受け、3月には1000万円を突破している。2024年4月20日には半減期も実施されている。
2024年12月現在は米大統領戦で仮想通貨に友好的な姿勢を示していたドナルド・トランプ氏が勝利したことで再度上昇しており、約1,500万円の史上最高値を更新している。
イーサリアム(ETH)
名称 | イーサリアム |
ティッカーシンボル | ETH |
価格* | ¥582,915.46 |
時価総額ランキング* | 2位 |
取り扱いのある主な仮想通貨取引所 |
コインチェック bitbank SBI VCトレード LINE BITMAX |
イーサリアムは、時価総額ランキング2位を長年キープしている人気の仮想通貨なのだが、その用途はビットコインと大きく異なる。
まずイーサリアムチェーンはDApps(分散型アプリ)の開発プラットフォームであり、数あるブロックチェーンのプラットフォームの中でもっとも高い需要を誇る。
そのイーサリアムチェーン上で、イーサリアムは、アプリの決済通貨やネットワーク手数料の支払い手段など、さまざまな用途に用いられており、ビットコインのように現実世界の買い物などでの決済手段として用いられることは少ない。
2024年5月には米SECより現物ETFが承認されており最高値を更新している。
リップル(XRP)
名称 | リップル |
ティッカーシンボル | XRP |
価格* | ¥373.11 |
時価総額ランキング* | 4位 |
取り扱いのある主な仮想通貨取引所 |
コインチェック bitbank SBI VCトレード LINE BITMAX |
リップルは、国際送金におけるブリッジ通貨の役割に特化した仮想通貨であり、リップルの国際送金ネットワークは、世界各国の金融機関や企業の送金サービスに導入されている。
従来の銀行経由の国際送金は、複数の銀行を経由するため手続きに時間がかかり、また手数料も決して安くはなかった。
しかし「ブリッジ通貨」であるリップルを使うと、より高速・低コストで送金をおこなうことができる。
例えば、日本円を米ドルに換えてアメリカに送りたい場合は、日本円⇒リップル⇒米ドルという形で一旦リップルを経由すれば、銀行を使わなくても手軽に、低コストで送金することが可能だ。
2024年12月現在は、7年ぶりに最高値を更新している注目の通貨と言えるだろう。
ソラナ(SOL)
名称 | Solana |
ティッカーシンボル | SOL |
価格* | ¥32,373.44 |
時価総額ランキング* | 5位 |
取り扱いのある主な仮想通貨取引所 | bitbank SBI VCトレード GMOコイン |
ソラナは、DApps(分散型アプリ)の開発を誰でも行うことのできる、パブリックなブロックチェーンプラットフォームの1つである。
ソラナ以外にもDAppsの開発プラットフォームは存在するが、ソラナはリーズナブルなコストでも高速で快適なの利用を提供することにより、競合プラットフォームとの差別化を図っている。
ソラナの基軸通貨はSOLトークンで、一般的にはソラナと表記されることがほとんどだ。
最近だと、Web3特化型のスマートフォンである「Sega」の開発を発表するなどし、大きな話題となった。
バイナンスコイン(BNB)
名称 | バイナンスコイン |
ティッカーシンボル | BNB |
価格* | ¥108,589.97 |
時価総額ランキング* | 6位 |
取り扱いのある主な仮想通貨取引所 |
ビットバンク バイナンスジャパン |
BNBは、海外大手仮想通貨取引所のバイナンスが発行する独自トークンだ。
2017年6月26日から7月3日までの間に行われたICO(Initial Coin Offering)を通じて発行された。
定期的に焼却(バーン)をすることで価格の安定を維持しており、2024年12月時点では時価総額ランキング6位と高い位置に付けている。
BNBは、バイナンスのプラットフォーム内で様々なサービスを利用する際、優先権や参加権などのメリットを享受できる通貨だ。
また、バイナンス以外のプラットフォームやサービスでの決済手段としても採用されており、仮想通貨市場の地位を築いている。
ポリゴン(MATIC)
名称 | POLトークン(旧MATICトークン、ポリゴン) |
ティッカーシンボル | POL |
価格* | ¥84.20 |
時価総額ランキング* | 33位 |
取り扱いのある主な仮想通貨取引所 |
コインチェック SBI VCトレード bitbank |
Polygonチェーン(旧Matic Network)は、イーサリアムチェーンのレイヤー2ブロックチェーンの1つで、イーサリアムチェーンよりも高速・低コストで利用できるのが特徴だ。
過去にイーサリアムチェーンは、需要過多によって処理遅延や手数料高騰が起こる「スケーラビリティ問題」を抱えていた。
それを緩和するために、レイヤー1であるイーサリアムチェーンと互換性を持つレイヤー2が複数開発され、その中の1つにPolygonチェーンがある。
基軸通貨はMATICトークン(MATIC)で、2021年2月にMatic NetworkからPolygonへリブランディングされた際に、通貨の名称だけがそのまま残った。
また、2024年にPOLトークンに改称されている。
本記事更新時点(2024年12月)時点でPOLを基盤にしているDAppsの数はなんと3万7,000種類を超えている。
アバランチ(AVAX)
名称 | Avalanche (AVAX) |
ティッカーシンボル | AVAX |
価格* | ¥7,078.81 |
時価総額ランキング* | 11位 |
取り扱いのある主な仮想通貨取引所 |
コインチェック SBI VCトレード bitbank |
次は手数料が安く処理スピードが早いブロックチェーンのAvalancheの基軸通貨AVAXを紹介する。このチェーンは「X-chain」、「C-Chain」、「P-Chain」の3つが存在しており、それぞれの用途が用意されている。
「C-Chain」ではスマートコントラクトに対応しており、Dappsを作ることが可能だ。
また、Avalancheでは自由にサブネットを作ることができるため、独自のトークンの発行や手数料をカスタマイズできるという特徴がある。サブネットを活発化させるためのインセンティブプログラムを用意されており、これから活用事例が増えていくだろう。
現在はDEXやブロックチェーンゲームなどがAvalanche上で数々公開されており、今後も主要なブロックチェーンの1つとして成長していくだろう。
チェーンリンク(LINK)
名称 | LINK |
ティッカーシンボル・通貨単位 | LINK |
価格 | ¥4,134.91 |
時価総額ランキング* | 12位 |
取り扱いのある主な仮想通貨取引所 |
Coincheck BITPOINT SBI VCトレード |
チェーンリンク(Chainlink)は、豊富なブロックチェーンにオフチェーンに接続ができる分散型オラクルのブロックチェーンだ。
そんなチェーンリンクの基軸通貨が仮想通貨リンク(LINK)で、時価総額は14位と高く多くの国内取引所で扱っている。
チェーンリンクでは、複数のノードがオラクルとして機能している。各ノードを正しい情報で提供することで、対する報酬として仮想通貨LINKを得る仕組みだ。
また、各ノードは信用の担保としてあらかじめ保有するLINKのステーキングを行っている。
分散型オラクルサービスの分野で覇権を握っており、既に1,000以上ものプロジェクトで採用されるなど、先行者利益を獲得している点も特徴だ。
ドージコイン(DOGE)
名称 | ドージコイン |
ティッカーシンボル | DOGE |
価格* | ¥58.47 |
時価総額ランキング* | 7位 |
取り扱いのある主な仮想通貨取引所 |
bitbank SBI VCトレード BITPOINT |
ドージコイン(DOGE)は、エンジニアのビリー・マーカス氏たちにより、2013年12月にローンチされたミームコインの一種である。
ミーム(インターネット・ミーム)とはネット上で使用される、いわゆる「ネタ画像」を示し、ドージコイン(DOGE)は当時盛り上がっていた柴犬のミームである「Doge」をモデルに発行された。
そんなDOGEだが、2021年1月に米テスラのCEOであるイーロン・マスク氏がドージコインについて取り上げたことをきっかけに、一気に注目を浴びることとなり、現在で人気の仮想通貨の一つとなっている。
2023年4月にも、Twitterのロゴがイーロン=マスク氏により一時的にドージコインのロゴに変更され、その際も大きな話題となった。
エイダコイン(ADA)
名称 | エイダコイン |
ティッカーシンボル | ADA |
価格* | ¥152.45 |
時価総額ランキング* | 9位 |
取り扱いのある主な仮想通貨取引所 | SBI VCトレード BITPOINT |
エイダコイン(ADA)は、「カルダノ」という、DApps(ダップス)の開発を行うことができるブロックチェーンプラットフォームの基軸通貨である。
カルダノは、イーサリアムの共同創設者の1人である、チャールズ・ホスキンソン氏によって立案され、2017年9月にローンチを果たした。
現在の開発及び運営は、「カルダノ財団」「Input Output Global(IOG)」「Emurgo」という、3団体によって実行されている。
ポルカドット(DOT)
名称 | DOTトークン、ポルカドット |
ティッカーシンボル | DOT |
価格* | ¥1,255.95 |
時価総額ランキング* | 17位 |
取り扱いのある主な仮想通貨取引所 | Coincheck |
Polkadotチェーンは、異なるブロックチェーン同士の相互運用を目指すブロックチェーンである。
ビットコインチェーンやイーサリアムチェーンなどの多くのブロックチェーンは、それぞれが独立した存在で、相互運用性(インターオペラビリティ)を持たない。
しかしPolkadotチェーンでは、「ブリッジ」という機能で複数のブロックチェーンをつなぐことができる。
またPolkadotのメインチェーンに接続しながら、独立した機能も持つ「パラチェーン」というブロックチェーンも用意されており、各パラチェーンで独自の経済圏が構築されている。
そんなPolkadotチェーンの基軸通貨がDOTトークンであり、一般的にはブロックチェーンの名称と同じく、ポルカドットの通称で呼ばれることが多い。
トロン(TRX)
名称 | トロン |
ティッカーシンボル | TRX |
価格* | ¥40.93 |
時価総額ランキング* | 10位 |
取り扱いのある主な仮想通貨取引所 | BITPOINT |
トロン(TRX)は、ゲームや動画などエンターテイメント向けの開発プラットフォームで利用されている仮想通貨だ。
TRONチェーン上では、中央集権的な管理者を排して、クリエイターとユーザーがより直接的につながれるエコシステムが構築されている。
元々トロンはイーサリアムチェーンを基盤にして発行されたERC20トークンだったが、2018年に開発元であるトロン財団が独自のブロックチェーンを立ち上げて、そこに移行された。
なお、開発元だったトロン財団は2022年に解散し、現在はコミュニティが主導するトロンDAOに開発・運営が任されている。
さて、あなたが気になる仮想通貨は見つかっただろうか?
このセクションで紹介してきた仮想通貨の多くは、国内大手取引所であるコインチェックで購入することができる。
まだコインチェックの口座をお持ちでないという方はぜひこの機会にコインチェックの公式サイトをチェックしてみてほしい。
仮想通貨時価総額ランキング
それでは次に2024年12月時点の仮想通貨時価総額ランキングTOP10を紹介する。これから仮想通貨に投資を検討している方はこのランキング表を参考にしてみてほしい。
時価総額は、投資対象の仮想通貨を選定する際に有用な指標の一つだと言われている。
順位 | 銘柄 | 価格 | 時価総額 |
---|---|---|---|
1 | Bitcoin | ¥15,647,314.88 | ¥311,100,844,882,887.4 |
2 | Ethereum | ¥566,319.91 | ¥69,255,719,427,353.98 |
3 | Tether | ¥154.32 | ¥21,697,293,389,897.02 |
4 | XRP | ¥362.12 | ¥20,466,747,635,649.74 |
5 | Solana | ¥32,300.01 | ¥15,598,612,108,176.09 |
6 | BNB | ¥108,870.66 | ¥15,419,534,168,174.07 |
7 | DOGE | ¥55.42 | ¥8,310,798,703,704.61 |
8 | USD Coin | ¥154.37 | ¥6,563,161,424,898.95 |
9 | ADA | ¥153.17 | ¥5,379,323,726,508.82 |
10 | TRX | ¥40.93 | ¥3,482,204,477,669.02 |
仮想通貨の時価総額ランキング1位はビットコインだ。これは仮想通貨市場で出来上がってから基本的には変わっていない。2位のイーサリアムに圧倒的な差をつけており、今後しばらくは1位が続くと予想できる。
それ以降にはステーブルコインが目立っている。ステーブルコインとは米ドルとの価格連動を目指した通貨で基本的に米ドルと同じ価格で取引される。
この時価総額ランキングで驚きなのはドージコイン(Dogecoin)がランキングの6位ランクインしている点だろう。
なぜなら先述の通り、この通貨はミームコインと言われ、ネタ通貨として世に登場した経緯があるからだ。コミュニティの力で仮想通貨の規模が拡大したことを示す良い例と言える。
より詳しいランキングを確認したいという方は、是非下記の記事も合わせてチェックしてみよう。
将来性のある仮想通貨を選ぶポイント
短期投資ならば大して影響しないが、長期的に保有するなら、投資対象を選ぶ方法としてその将来性を考慮することも1つの手だ。
ここでは、将来性を期待できる仮想通貨を探す際のポイントを5つ紹介していく。
- ロードマップなどから開発の状況を確認する
- プラットフォームとしての需要をチェックする
- 開発資金の状況を確認する
- ホワイトリストから選ぶ
- コミュニティを確認する
ロードマップなどから開発の状況を確認する
将来性を期待できるブロックチェーンおよび仮想通貨の多くは、ローンチ時点で完成されているのではなく、繰り返し開発とアップデートがおこなわれて、新たな機能の追加や欠点の改善などがおこなわれている。
逆に言うと、そうした開発やアップデートによる進歩がないものは、将来性を期待できず、他の有望なブロックチェーンに需要を奪われて自然淘汰されていく運命にあるだろう。
開発のロードマップは、各ブロックチェーンの公式サイトで公開されており、それに沿って開発が進んでいるかどうかも基本的には公式サイトで確認できる。
ただ、主要なブロックチェーンの公式サイトはいずれも英語表記で、英語が苦手な方にとって、そこから情報を集めることはややハードルが高いかもしれない。
その場合は例えば、経済情報に特化したニュースサイトや仮想通貨専門のニュースサイト、SNSなどを駆使して、あらかじめ要約と翻訳がされた情報を収集するとよいだろう。
プラットフォームとしての需要をチェックする
おすすめの仮想通貨の紹介で示したとおり、ブロックチェーンはDAppsの開発プラットフォームとなっているものが多い。
そのためブロックチェーンそのものの開発状況だけでなく、開発プラットフォームとして活発にDAppsが稼働しているか、もしくは新たな需要を獲得できているかといった情報も将来性を測るヒントになる。
プラットフォームとしての需要の現状は、「DAppsRadar」などのデータアグリゲーターを活用して調べてみるとよいだろう。
今後の需要の変化については、仮想通貨専門のニュースサイトやSNSなどに流れてくる、新しいプロジェクトの情報が参考になる。
開発資金の状況を確認する
各ブロックチェーンの開発元に、開発を継続するだけの資金力があるかどうかも、重要なチェックポイントだ。
例えばイーサリアムチェーンの研究・開発に資金を提供しているイーサリアム財団は、2022年に16億ドル(約2,000億円)超の資産を保有していることを公表している。
気になる仮想通貨があれば、保有資産や資金調達の情報についても、各ブロックチェーンの公式サイトやニュースサイトなどで追ってみるとよいだろう。
ホワイトリストから選ぶ
ホワイトリストとは、日本の仮想通貨取引所で取り扱われている仮想通貨一覧の通称である。
日本の仮想通貨取引所が取り扱っている仮想通貨は、いずれも一定の審査を受けており、他の仮想通貨と比べて安全性や信頼性が高いと考えられているため、そのような名で呼ばれている。
審査される部分は、対象の仮想通貨の仕組みや用途、仮想通貨取引所で取り扱うことによるリスクなどで、必ずしも将来性を鑑みて上場の可否が決まるわけではない。
しかし、仮想通貨のプロジェクトに一定の安全性や信頼性が担保されているということは、それだけで他の多くの仮想通貨と比べれば、はるかに将来を期待できるだろう。
コミュニティを確認する
投資を検討している銘柄のコミュニティをチェックすることも、重要なポイントの一つとなることが多い。
仮想通貨のプロジェクトは、DiscordやTelegramなどで独自のコミュニティを形成しているものがほとんどだ。
そこでは、従来のWeb2.0的な一方的な情報発信のみではなく、コミュニティのメンバーがアクティブに発言をし、プロジェクトをより良くするための議論が交わされている場合もある。
プロジェクトに熱い思いを持つコミュニティメンバーが多いほど、強固な土台を築き上げていると言えるかもしれない。
逆に、一見良さそうなプロジェクトでも、コミュニティを除いてみたらほとんど活動がされていないなど、見てくれだけの場合もあるので注意が必要だ。
気になる方は、ぜひ一度DiscordやTelegramに足を運んでみてほしいと思う。
仮想通貨投資におすすめの取引所
本記事更新時点(2024年12月)で、国内には約30社の仮想通貨取引所が存在している。
続いては、その中でのおすすめの仮想通貨取引所を5社、紹介していこう。
コインチェック(Coincheck)
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
取り扱う仮想通貨 | 31種類 BTC、XRP、ETH、BCH、XEM、 LSK、LTC、ETC、XLM、MONA、 QTUM、BAT、IOST、ENJ、 SAND、DOT、PLT、FNCT、CHZ LINK、DAI、IMX、APE、MATIC、 MKR、AXS、WBTC、AVAX、SHIB、BRIL、BC |
仮想通貨の送金手数料 | 通貨ごとで異なる |
その他のサービス | Coincheckつみたて Coincheck IEO Coincheck NFT Coincheckでんき Coincheckガス Coincheckアンケート 貸暗号資産サービス ステーキングサービス(β版) |
公式サイト | Coincheck公式サイト |
関連記事 | Coincheckの評判・口コミ |
Coincheckは、大手金融グループであるマネックスグループ傘下の仮想通貨取引所である。
ビットコインやリップル、イーサリアムなど、31種類の仮想通貨を取り扱っており、そのすべてにワンコイン(500円)から投資することができる。
取引ツールはシンプルで操作性がよく、特にアプリ版はダウンロード数No.1*を獲得するなど、多くのユーザーに好まれていることがわかる。*対象:国内の暗号資産取引アプリ、期間:2019年〜2021年、データ協力:AppTweak
またCoincheckは、公共料金の支払いでビットコインがもらえる・使える「Coincheckでんき」「Coincheckガス」や、NFTマーケットプレイスの「Coincheck NFT」など、他の取引所にはあまり見られないサービスも手がけている。
これらのユニークなサービスを目的にして、Coincheckで口座を持っているユーザーも、多くいる。
まだ口座をお持ちでないという方は、ぜひこの機会にコインチェックの公式サイトも訪れてみてほしい。
bitbank
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) |
取り扱い銘柄数 | 40種類 |
最小取引数量 (BTCの場合) |
現物取引(販売所):0.0001 BTC 現物取引(取引所):0.0001 BTC |
取引手数料 (BTCの場合) |
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):Maker -0.02%、Taker 0.12% |
仮想通貨の送金手数料 (BTCの場合) |
0.0006 BTC |
その他のサービス | 貸して増やす(レンディングサービス) |
公式サイト | bitbank公式サイト |
関連記事 | bitbankの評判・口コミ |
bitbankは、豊富な銘柄を扱う仮想通貨取引所である。
販売所形式だけではなく取引所でもビットコインを含む40銘柄の取引が可能だ。
また、ほとんどの銘柄を取引所から売買できるため、取引コストを抑えられる点が魅力となっている。
セキュリティ面に力を入れていることも、bitbankの重要な特徴の1つであり、2018年には第三者機関からセキュリティ性能での日本一*の評価を与えられたこともある。*2018年10月3日 ICORating調べ
SBI VCトレード
サービス名 | SBI VCトレード |
---|---|
運営会社 | SBI VCトレード株式会社 |
設立 | 2017年5月26日 |
提供する取引形式 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(販売所) |
取扱銘柄数 | 24種類(2024年12月時点) |
最小取引数量 (ビットコインの場合) | 現物取引(販売所):0.00000001BTC 現物取引(取引所):0.00000001BTC レバレッジ取引(販売所):0.00000001BTC |
レバレッジ取引の最大倍率 | 2倍 |
その他のサービス | 貸コイン 積立 |
公式サイト | SBI VCトレード公式サイト |
関連記事 | SBI VCトレードの評判・口コミ |
- 大手SBIグループの運営により、安心して仮想通貨取引ができる
- メジャー通貨だけでなくマイナー通貨の扱いも豊富
- レバレッジや貸暗号資産などの関連サービスが多い
SBI VCトレードはSBIグループのSBI VCトレード株式会社が運営する国内大手の仮想通貨取引所だ。
2024年12月時点では、24種類もの銘柄を扱っており、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)といった主要通貨だけでなく、アバランチ(AVAX)やエイダコイン(ADA)、ダイ(DAI)などのマイナー通貨を扱っている点も魅力だ。
また、通常の取引だけでなく、レバレッジ取引や貸暗号資産といった関連サービスも豊富に提供している。
気になる方はぜひこの機会にSBI VCトレード公式サイトをチェックしてみてほしい。
GMOコイン
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所・取引所) レバレッジ取引(販売所・取引所) |
取り扱う仮想通貨 | 26種類 BTC、ETH、BCH、LTC、XRP、 XEM、XLM、BAT、OMG、XTZ、 QTUM、ENJ、DOT、ATOM、XYM、 MONA、ADA、MKR、DAI、LINK、 FCR、DOGE、SOL、CHZ、ASTR、 FIL、SAND |
最小取引数量 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):0.00001 BTC 現物取引(取引所):0.0001 BTC レバレッジ取引(販売所):0.01 BTC レバレッジ取引(取引所):0.01 BTC |
取引手数料 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):Maker -0.01%、Taker 0.05% レバレッジ取引(販売所):無料、スプレッドあり レバレッジ取引(取引所):無料 |
仮想通貨の送金手数料 | 無料 |
その他のサービス | つみたて暗号資産 貸暗号資産 ステーキング IEO API |
公式サイト | GMOコイン公式サイト |
関連記事 | GMOコインの評判・口コミ |
GMOコインは、東証プライム上場のGMOインターネットグループに属している仮想通貨取引所だ。
26種類もの豊富な銘柄を扱っており、メジャー通貨だけではなく、国内では取り扱いの少ないマイナーなコインの取引も可能となっている。
現物取引では取引所のサービスも提供しており、取引所では23種類もの銘柄が低コストで取引できる点も特徴だ。
現物取引だけではなく、レバレッジやステーキング、貸暗号資産などの多彩なサービスを提供しており人気が高い。
LINE BITMAX
提供する取引の種類 | 現物取引(販売所) 信用取引(販売所) |
取り扱う仮想通貨 | 7種類 BTC、ETH、XRP、BCH、LTC、FNSA、XLM |
最小取引数量 | 現物取引:取り扱い銘柄すべて1円相当額 信用取引:0.0001BTC 他 |
取引手数料 | 無料、スプレッドあり |
その他のサービス | 暗号資産貸し出しサービス マネーフォワード ME連携機能 |
公式サイト | LINE BITMAX公式サイト |
関連記事 | LINE BITMAXの評判・口コミ |
- 7種類の仮想通貨に1円から投資できる
- 取引ツールがシンプルで、初心者でも直感的に扱える
- レバレッジ手数料がかからない信用取引のサービスを提供している
LINE BITMAXは、「かんたん・あんしん・やさしいを、すべての人に」をキャッチフレーズにしているLINEグループ傘下の仮想通貨取引所だ。
その言葉が示すとおり、わざわざ専用のツールをダウンロードしなくても、LINEアプリ内で簡単に口座開設から仮想通貨取引までおこなうことができる。
取り扱い通貨は7種類とやや少なめだが、いずれもメジャーな通貨ばかりで、初心者にとっては銘柄選びで迷わずに済む。
また、それらはいずれも1円から投資することができ、LINEアプリ内の取引ツールはだれでも直感的に理解できるように、シンプルな設計がなされている。
仮想通貨投資の注意点/リスク
ここまで仮想通貨投資におすすめの銘柄などについて解説してきたが、ここではそんな仮想通貨投資のリスクや注意点について解説していく。
注意点やリスクを踏まえた上で投資判断を行うようにしてほしい。
ボラティリティ(価格変動)が激しい
仮想通貨投資のリスクの一つが、その値動き(ボラティリティ)の激しさだろう。
ボラティリティが大きいということは、わずかな期間で利益を狙える反面、わずかな期間で資産を失ってしまう可能性も高いということだ。
また、値動きが激しいと価格の上下にご自身の精神状態が左右されてしまうということもある。値動きに翻弄されて、日常生活に支障が出てしまっては本末転倒なので、ご自身が許容できるリスクでポジションを保つようにするのが良いだろう。
しっかりと購入するタイミングを見極めて、仮想通貨に投資するようにしてほしい。
詐欺プロジェクトに気をつける
仮想通貨の世界では、一晩で何倍何十倍もの価格上昇を見せるようなプロジェクトがある反面、運営が資金を持ち逃げしてしまうような詐欺プロジェクトも数多く存在している。
あなたの大切な資産を盗まれてしまうことほど、悲しいことはないだろう。投資するプロジェクトの選定には十分注意を払ってほしい。
また、Twitterやテレグラムなどで情報を収集することがメインになると思うが、スキャムリンク(詐欺リンク)にも気をつけることが必要だろう。
アクセスした瞬間、あなたの資金が盗まれてしまったりする可能性もある。自己防衛の意識を高く持って、仮想通貨のアンテナを張っておくことが大切だ。
GOX(ゴックス)に気をつける
仮想通貨投資においては、GOX(ゴックス)に気をつけることも大事なポイントの一つである。
GOXとは、仮想通貨の誤送信などであなたの仮想通貨を無くしてしまうことを指す。
あなたが資金を投入した取引所から、別の取引所やDEX、ご自身のウォレットなどに仮想通貨を送りたいということもあるだろう。その際に、誤ったアドレスに仮想通貨を送ってしまうと、未来永劫あなたの仮想通貨が失われてしまうということになりかねない。
特に、値動きが激しく慌てているときや、何かハプニングが発生して別のウォレットに移したい時などに起こりやすいと言われている。
必ず、送付先のアドレスが正しいのか、送ろうとしているチェーンに対応しているのか、などを厳重に確認してほしい。まずは少額から、お試し送金することも重要だ。
仮想通貨投資に関するQ&A
最後に、仮想通貨投資に関してよくある5つの質問を紹介して、それらに回答していく。
- 仮想通貨取引所はどうやって選べばよいのか?
- 海外取引所を利用してもよいのか?
- 未成年でも仮想通貨投資はできるか?
- 仮想通貨なら1,000倍のリターンを得ることもできるのか?
- 仮想通貨の次のバブルはいつか?
- 仮想通貨取引所はどうやって選べばよいのか?
-
仮想通貨取引所を選ぶ際に、まず優先すべきは、投資してみたい仮想通貨を扱っているかどうかだ。
投資したい銘柄を取り扱っている仮想通貨取引所が複数ある場合は、コスト面や利便性、仮想通貨取引以外のサービスなども比較して、自分に合ったものを選ぶとよいだろう。
ちなみに以下の記事では、多くの仮想通貨取引所の取り扱い銘柄や、取引コストなどの情報を取りまとめている。
仮想通貨取引所選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてほしい。
仮想通貨取引所おすすめ18社比較ランキング!初心者向けに解説! ビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)は、投資対象として人気が高いだけでなく、近年はさまざまなサービスを利用するための決済手段としての需要も増えてきている。 … - 海外取引所を利用してもよいのか?
-
仮想通貨取引所は大きく分けて、以下の3通りがある。
仮想通貨取引所の種類- 国内企業が運営している仮想通貨取引所
- 海外企業が運営している仮想通貨取引所
- ブロックチェーンを基盤にしている分散型取引所(DEX)
これらの内、海外取引所と分散型取引所(DEX)は、日本の法律に基づいた事業者登録がおこなわれていないサービスだ。
利用することは違法ではないが、日本の法律による投資家保護の仕組みが義務付けられている国内取引所とに比べると、何かしらのトラブルが生じた際、解決までのハードルが高くなる傾向がある。
したがって、特に知識や経験が十分でない初心者が安易に海外の仮想通貨取引を利用することは、おすすめできない。
利用する場合は、自身の知識や経験を考慮し、さまざまなリスクをあらかじめ理解したうえで利用するべきだろう。
- 未成年者でも仮想通貨投資はできるか?
-
国内の仮想通貨取引所は、いずれも未成年の口座開設を受け付けていない。
分散型取引所(DEX)であれば年齢に関係なく利用できるが、日本円が使えないため、元手となる仮想通貨を用意する必要がある。
それを用意しようとすると、結局、国内の仮想通貨取引所に行きつくので、第三者に元手となる仮想通貨を譲ってもらうような特殊なケースを除けば、基本的に、日本で未成年者が仮想通貨投資をすることは難しい。
- 仮想通貨なら1,000倍のリターンを得ることもできるのか?
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結論から言うと、仮想通貨なら1,000倍以上のリターンを狙うことも決して夢ではない。
事実、過去には数百倍~数万倍と、圧倒的なリターンを生み出してきた銘柄も数多く存在する。
しかし、通常このようにとんでもないリターンを生み出す可能性のある仮想通貨は「草コイン」と呼ばれ、時価総額が低かったり、流動性に乏しかったりする。
そして、認知度が低い草コインには詐欺まがいのトークン(スキャムトークン)も多く存在する。
投資した資金全てが無に帰してしまう可能性もあるため、ご自身が無理をしない範囲でリスクを取ることをおすすめしたい。
- 仮想通貨の次のバブルはいつか?
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仮想通貨は、約4年に1度の周期でくる「ビットコインの半減期」に追従する形で訪れることが多いと言われている。
直近だと2017年後半、2021年前半と大きなバブルとなり、大きな話題となった。
そして、巷では次のバブルは2024年~2025年に起こるとも言われている。
次のバブルに備えて少しずつ投資を始めてみるのもいいかもしれない。
ただ、次のバブルがいつなのか、果たしてバブルは本当に来るのか、詳細は神のみぞ知るところだろう。
「来るべき時に備えて、仮想通貨の投資を始めてみたい!」という方は、ぜひとも国内大手取引所であるコインチェックの公式ページもチェックしてみてほしい。
仮想通貨おすすめ比較ランキングのまとめ
今回は、これから投資をする上でおすすめの仮想通貨や、おすすめの仮想通貨取引所などを紹介した。
- 仮想通貨に投資をするなら、将来性を考慮して投資対象を選定するのも1つの手
- 資金が潤沢にあって、活発に開発が進められているブロックチェーンおよび仮想通貨は将来性が高い
- ホワイトリストに名を連ねる仮想通貨は安全性や信頼性が高いと考えられ、比較的、将来に期待できる
仮想通貨は玉石混淆の状態であり、そのすべてに将来性が見込めるわけではない。
短期的な売買をするのであればそこまで影響はないだろうが、長期目線での投資をするのであれば、将来性の有無も考えながら投資対象を選定していくのがよいだろう。
なお、これから仮想通貨投資を始めるなら、数ある仮想通貨取引所の中でもコインチェックの利用がおすすめだ。
500円という少額から投資することができるので、比較的気軽に始めることができるだろう。
まだ口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会にコインチェックの利用を検討してみてはいかがだろうか。