共学校「かえつ有明」を基準に作成した併願スケジュールの例

※2025年度入試の例であり、26年度は入試日程などの条件が変わることも想定されるため参考としてご覧ください

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 東京・神奈川の2月入試を受験する際は、埼玉・千葉の学校の1月入試を受験することが基本。かえつ有明が第一志望である場合はもちろん、他に第一志望としたい学校があれば、そこを優先にスケジュールを作成する。

 中堅・中位校は、ほぼ例外なく試験を複数回実施する。したがって、過去問対策の負担を軽減する意味でも、同じ学校に複数回エントリーすることも想定しておこう。現在は、インターネットで出願し、インターネットで受験日の夜に合否が分かる仕組みが普及しているため、次回入試への出願は前日までに決めればよいのが一般的だ。

 女子は共学校重視か、女子校重視かでスケジュールの組み方が異なってくる。また、[3]の例のように、理数系の学校に進学を希望する女子の場合は、偏差値を考慮しながら女子校も組み入れていくことで合格確実性を高めていくことが重要だ。

 また、[4]の例のように、受験しない学校も含めて同日同時間帯の入試に複数出願しておくのも、試験日直前まで選択の余地が生まれる点で効果的である。