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秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

なぜ一流のリーダーは平常心でピンチを乗り切れるか

能町光香 [株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]
【第37回】 2016年8月30日
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一流のリーダーは、あらゆるピンチをどのように乗り切ってきたのでしょうか?

 「会議中に突然上司からはしごを外された」
 「顧客からの予期せぬクレームに困った」
 「派閥争いに巻き込まれる羽目になった」

 仕事をしていると、「予期せぬこと」に突如見舞われることがあります。

 「まさか自分の身にこんなことが起きるなんて」と思った時は、すでに事態が悪化し、どうにもこうにもならないことになっているかもしれません。

 また、「なぜこんなことが起こったのだろう」と思案しながら調査している間に、にっちもさっちもいかない状況に陥ってしまうこともあるでしょう。

 職場では、日々さまざまなドラマが起こります。

 ビジネスの最前線で働くビジネスエリートの方であれば、そんな「ピンチ」ともいえる場面に遭遇し、孤軍奮闘したことがある人が多いのではないでしょうか。

 一流のリーダーは、ピンチの時の切り抜け方を心得ています。

 大事な事態が起きた時、相手と同じ「土俵」に立ってはいけない。

 これは、私が秘書として働いていたとき、よく上司から言われていた言葉です。

一流の人はピンチの時
相手と同じ「土俵」に立たない、の意味

 同じ「土俵」に立ってはいけない。

 これは、どういう意味なのでしょうか?

 「土俵」というと、日本の国技ともいえる大相撲を思いだす人が多いでしょう。

 大相撲では、「横綱」という階級が番付の最高峰です。その下に、「大関」「関脇」「小結」「前頭」と続きます。

 一方、番付に載らない階級の力士もいます。「前相撲」と呼ばれる階級にあたる力士です。同じ力士であっても、番付の最高峰である「横綱」の経験値と、番付に載らない「前相撲」の経験値には、大きな隔たりがあります。

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能町光香(のうまち・みつか)[株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]

青山学院大学、The University of Queensland大学院卒業。10年間、バンクオブアメリカ・メリルリンチ、ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インクなどの一流企業のトップエグゼクティブの秘書として活躍し、数々の業績を残し、組織から高い評価を受ける。その後、人材育成コンサルタントとして独立。2013年に、日本での秘書人材育成の必要性を痛切に感じ、「一流秘書養成スクール」を創設。上司の右腕として活躍できる「真のエグゼクティブ・アシスタント」の育成を目指し、豊富な経験に基づく実践的な解決方法を伝える講演や企業研修、コンサルティングをおこなっている。また、サービス・ホスピタリティ・アワード審査委員を務めるなど、経営における「サービス・ホスピタリティ力」の重要性を説き、サービス・ホスピタリティ・マネジメントの普及啓蒙を行う。主な著書に、20万部のベストセラー「誰からも気がきくと言われる45の習慣」(クロスメディア・パブリッシング)など著書多数。
公式ホームページ:http://www.link2u.co.jp/


秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

この連載では、10年間秘書を務め、現在では一流秘書の育成に携わる能町光香さんが、経営層に近いところで働く秘書だからこそ垣間みることができた、一流の人たちの仕事術についてお伝えしていきます。
 

「秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香」

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