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夏のボーナス「残念」だった人が冬に笑うための
人事評価アップ術

人事コンサルタント・西尾 太

西尾 太
2016年8月31日
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大手企業の今夏のボーナスの平均妥結額は、リーマンショック前に迫る8年ぶりの高水準となった。しかし、「思ったほどボーナスが増えなかった」と嘆くビジネスパーソンは多い。何が原因なのか

経団連の調査によれば、大手企業(東証1部上場の従業員500人以上)の今夏のボーナスの平均妥結額は92万7415円、昨年比3.74%増となりました。リーマンショック前に迫る8年ぶりの高水準と言われましたが、「思ったほどボーナスが増えなかった」と残念な結果に終わってしまった人も少なくないでしょう。冬のボーナスで笑うためには、どんな行動が必要なのか。知られざる「ボーナスの仕組み」と「評価を上げる秘訣」についてレクチャーします。(構成/谷田俊太郎)

実は案外知らない事実、
ボーナスと給与は評価基準が異なる?

 「業績を上げたはずなのに、思ったより夏のボーナスが少なかった」

 「これしかもらえないのは、おかしい……」

 「景気も回復しているのに、なぜこんな金額なのか納得いかない!」

 世の景気の回復ぶりとは裏腹に、今夏のボーナスが残念な結果になってしまった人も数多くいると思います。好業績をあげたのに、不本意な金額に納得できない人も少なくないでしょう。そんなみなさんに質問です。

 「ボーナスの額は、どんな仕組みで決まっているのかご存じですか?」

 おそらく知らない人が、ほとんどだと思います。私は企業の人事全般に関わるコンサルタントとして、これまで1万1000人超の管理職の研修や指導を行なってきましたが、大企業のミドルクラス以上のマネジャーでも知らない人が多くいます。

 しかし、ゲームもスポーツも「ルール」を知らなければ勝てません。ボーナスを上げるために必要なのは、「賞与決定の仕組み」という人事評価のルールを知ることです。仕組みを知って、行動を変えれば、自ずと評価も上がります。賞与の決め方は会社によっても違うので、一概には言えない部分もありますが、一般的な原理原則を理解して、ボーナスの多い少ないで一喜一憂する状態から脱しましょう。

 通常、夏の賞与は前年の10月から3月、冬の賞与は4月から9月までの成果によって決まります。次のボーナスで笑うためには、この9月が勝負なのです。

 では、賞与とはどのような仕組みで決まっているのか、評価を上げる秘訣とは何なのか。大事なポイントを解説していきましょう。

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