ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
inside Enterprise

リポビタンD新CMがファイト一発!の「絶叫」をやめた理由

週刊ダイヤモンド編集部
2016年10月3日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 「ファイトイッパーツ!」と聞いて思い浮かべるものといえば、大正製薬の栄養ドリンク「リポビタンD」だろう。筋骨隆々の男性2人が崖の上などで叫び合い、力を合わせて困難を乗り越える、あの国民的テレビCMで商品もフレーズも有名になった。

 1977年から「努力、友情、勝利」をテーマに勝野洋さん、宍戸開さん、ケイン・コスギさんらマッチョタレントが次々と出演。橋や滝など舞台は違えども、ストーリーの大筋はどれも同じで「偉大なるマンネリCM」とも評されてきた。

サッカーの三浦知良選手(右)、プロ野球の大谷翔平選手が起用された爽やか路線のリポD新CM 写真提供:大正製薬

 だが後述する過渡期を経て、今年9月13日から始まった新CMでは従来のイメージを一掃。爽やか路線へかじを切った。テーマも「Have a Dream」と、くたびれた中高年にはこそばゆい設定だ。

 大正製薬の狙いはずばり、若年層の取り込みだ。リポDは62年に日本初の栄養ドリンクとして売り出され、ドリンク剤市場で不動のトップを守ってきた(同社調べ)。シリーズ展開し、累計販売本数は387億本。現在、大正製薬ホールディングスの売上高の約2割を占める。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

週刊ダイヤモンド編集部


inside Enterprise

日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。

「inside Enterprise」

⇒バックナンバー一覧