ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
プレゼンの上手な話し方

プレゼンの結果は第一印象から決まっていた!?
緊張していても好スタートを切る方法

福田 健 [C.N.S(株)話し方研究所会長]
【第4回】 2010年12月8日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 あなたは、いまプレゼンテーションの本番のスタートを切ろうとしている。準備オーケー、リハーサルをして、要点のチェックもすませている。いよいよ、オン・ステージだ。

 何事もそうだが、スタートが肝心である。よいスタートが切れると、緊張がほぐれて、波にのれる。聴衆にとっては、第一印象がよければ、以後のプレゼンテーションを聞いてみようという気持ちが強くなる。ここで留意したいのは、以下の2点である。

プレゼンは第一印象に左右される
好印象を与えるコツ

 プレゼンテーションの効果は、第一印象に大きく左右される。第一印象で、親近感を持たれるか、不安感を抱かれるかは、その後の話に影響する。

 第一印象は目から入ってくる印象で大半が決まる。すなわち、プレゼンターの非言語表現が、聞き手の視覚を刺激して、第一印象が瞬時に形成されるのである。

 一言でいえば、

 「落ち着いて、親しみのある」

 姿が、聴衆に好印象を与える。身構えたり警戒したりしないで、聴衆の懐にすっと入っていくような、打ち解けた気持ちで、みんなの前に立てるとよい。

 こんな実例がある。

 ある役所で働く職員のAさんは、その日の夜、公民館で予定されている、市民の集会に出席して、市の新しい施策について説明を行う予定になっていた。市民の中には、反対をとなえる人も少なくないという。

 反対が予想される集会で、市側としてのプレゼンテーションを行うのは、Aさんにとっては、気が重く、プレッシャーを感じていた。

 時間がきたので、重い腰を上げて、部長に、

 「これから、公民館で行われる集会に行ってまいります」

 と、あいさつした。すると部長は席から立ち上がり、Aさんの後ろに回って、肩をもみ始めた。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR


おすすめの本
おすすめの本
これであなたも「最強プレゼンター」に!

「説得力のある話し方」を身につけることが、プレゼンテーションを成功させるカギ!聞き手に理解・納得・共感してもらい、イエスを引き出すためには、どういうコミュニケーションをとり、どういう話し方をすればいいのか? コミュニケーションの原理原則から説き起こし、プレゼン、スピーチ、講演、会議、商談・交渉などの実践の場面で威力を発揮する効果的で説得力のある話し方について解説する。

話題の記事

福田 健 [C.N.S(株)話し方研究所会長]

1983年株式会社話し研究所を設立。2004年に会長に就任。「コミュニケーション」を軸にした講座、講演を企業、官公庁を中心に行い、話し方研究所でもセミナーを開催。主な著書に、『人を動かす会話術』『上手な「聞き方・話し方」の技術』などがある。


プレゼンの上手な話し方

いまやプレゼンテーションは、営業職の人だけでなく、技術者、行政の職員などすべての人にとって身近な存在、そして必要なスキルになっている。あらゆる場面で聞き手を納得・共感させるにはどうすればよいのか。この連載では、「説得力ある話し方」を身につけ、プレゼンテーションを成功させるカギを探る。

「プレゼンの上手な話し方」

⇒バックナンバー一覧