最初のひと月は頑張ったものの、年末年始の忘年会やお正月で、絞った体形が元に戻った、という人も多いのでは。そこで今回は「正月太りをリセットする方法」を伝授。1月7日が絶好の機会というその方法とは?

 新年あけましておめでとうございます。

 大人のボディデザインスクールも1ヵ月半が過ぎ、ちょうど中間地点です。メリハリボディへの道は順調でしょうか? 今回は、年末年始に食べ過ぎた、体重も少し増えたという方にお勧めの食事法を紹介します。

■ 満腹から満足へ 
■ ボディデザイン流「休食」のすすめ

 年末年始に食べ過ぎた、体重も少し増えた。

年末年始の不摂生を「なかったこと」に!?<br />「休食」のススメ体組織計の筋骨率は減らすばかりのダイエットに増やす楽しみができました。体重が減ってなくても 筋骨率が増えてるとうれしいです。(40代男性・東京都)                 ウェルネスリンクを通じて、みなさまの健康をサポートします。 機器・サービス協力 オムロンヘルスケア

 そんなときには、ついつい過度な食事制限をしがちです。しかし、それではメリハリのあるカラダどころか、筋肉が落ちた「しなびた」カラダ、リバウンドしやすいカラダになってしまいます。そこで今回は、この年末年始の不摂生をリカバリーする方法として、食を一時的に休む「休食」を紹介します。

 休食には、朝、昼の二食を抜く「半日休食」や、朝、昼、夕の三食を抜く「一日休食」などがあります。いずれの場合も固形物を口にしない代わりに野菜ジュース等の甘みの少ない水分を摂取します。

 「仕事が忙しい時には、一日の最初の食事が夜ということもザラだから、しょっちゅう休食状態だよ」という方もみえるかもしれません。しかし、朝、昼の食事を摂らなくても、そのぶん夜に沢山食べていたのでは、休食どころか、かえって太ってしまう恐れもあります。

 なぜなら休食の効果を引き出す鍵は「回復食」にあるからです。回復食にはお粥と梅干しといった、できるだけ胃腸に優しいものを摂るようにします。この時期、七草粥もお勧めです。

回復食を食べるときは、ゆっくりよく噛んで味わいながら、どのくらい食べた時に「満腹になったか」ではなく、「満足できたか」という点に着目してみてください。このような休食を定期的に行っていけば、自分にとっての適切な食事量も次第に把握できるようになってきます。