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献魂逸滴 極上の日本酒を求めて

新酒利き酒会で東日本王者は仙禽(せんきん)に決定!

柳 紀久夫
【第21回】 2011年1月7日
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 「うまい!」

 師走も終盤、御用納め直前に敢行した「平成22BY(平成22年7月1日以降に醸造された)新酒利き酒会〈東日本編〉」のスタート直後、勉強会のメンバーから開口一番、上がった声がこれだった。

 「まずい! いや、(不味いのではなく)うまくて利き酒しているどころではないかも」

 こんな声も飛んだりして、はたして正確な利き酒ができるだろうか、不安と感嘆が交錯した滑り出しとなった。

今回もまた、先入観や私情が入り込む余地がないようボトルを新聞紙で包装し、ブラインドで利き酒を行った。

 昨年の様子・結果は「日本酒通のあいだではかなり認知されている銘柄を全国から10本選出して飲み比べてみた」というコンセプトで2月に行った「平成21BY新酒飲み比べ」(第2回)をご欄いただきたい。

 その際、東日本エリアの比重が高くなるといった地域的偏重や、同じ容量(720ml)にもかかわらず682円もの価格差が生じたことなど、初のトライアルとはいえ反省すべき点が少なくなかった。

 今回はそうした反省を踏まえて、是正すべき点は改めた。

 まずは日本をユーラシアプレートと北米プレートの境界である糸魚川―静岡構造線でセパレートし、東日本エリアと西日本エリアの2ブロックに分け、前・後編の2部構成にすることにした。

 また、1本当たりの単価は1500円(720ml)に限定するつもりで価格差を極力抑え、酒の規格も醸造アルコールを添加しない純米吟醸クラス(「純米」という表記であっても精米歩合が60%以下なら可とした)に統一。

 もちろん、前回登場した銘柄と同一県からのWエントリーは避け、選出するエリアにも気を配った。

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柳 紀久夫

1956年、東京・神田に生まれる。元「週刊ダイヤモンド」編集委員。大学在学中に日本酒に開眼。以来、酒屋放浪では飽き足らず、日本酒を媒介にしたネットワーク作りや日本酒イベントの発起、取材に便乗しての全国地酒探訪に注力。週末はひたすら極上の日本酒を求めて各地の酒販店・酒蔵を巡る。


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