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ずるい勉強法
【第9回】 2016年12月7日
著者・コラム紹介バックナンバー
佐藤大和 [弁護士]

早く読んでも忘れない、記憶を脳に定着させる方法(上)

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本を読んで満足しても、しばらく時間が経つと、「あれ、何だっけ?思い出せない……」ということは誰にでもあります。『ずるい暗記術』の技術を応用して、速読しても忘れない方法を、『ずるい勉強法 エリートを出し抜くたった1つの方法』から紹介します。

「読む」のではなく「見る」という作業に変える

連載第5回で読書術に触れましたが、ここでは、本の内容をすばやく吸収するワザをお伝えしていきます。

 本を読もうとすると、多くの人は最初から一言一句、全部読もうとします。そうすると時間がかかり、「本を読むのは大変」「面倒くさい」と、ますます読書から遠ざかってしまいます。

 まず、「読む」ことは捨ててください。本を「読む」のではなく、「見る」のです。読む」から「見る」に変えるだけで、勉強の吸収率は劇的にアップします

 こう言われると、多くの人が驚くと同時に、「そんなことできない!」と思うでしょう。なぜなら、私たちは小学校のときからずっと「本は通読するもの」と教えられてきたからです。今さら変えることに抵抗があるのはわかります。ですが、ここは清水の舞台から飛び降りるつもりで、意を決してチャレンジしてください。

 では、具体的な方法をお教えします。

本を開いたら、最初からきちんと読まず、目に入るワードだけを見ていきます。どうしても「読んで」しまうという人は、試しに、ストップウォッチを使って1分で全部読もうとしてみてください。1分という短い時間のなかでは、とても端から端まで読めません。パラパラと見ていくだけになるでしょう。それでいいのです。

 本を買ったはいいものの、読む時間がなく、積んでいるだけの人も多いはずです。でも、この方法なら時間がなくても読むことができます。それこそ、たった1分で10年分のノウハウを知ることも不可能ではありません。このように、時間制限をかけることからまずはスタートしてみましょう。

 さて、1分でどこを見ればいいと思いますか?

 それは、本のタイトル、目次、小見出しです。なぜなら、そこに本の「売り」が凝縮されているからです。それらは著者が読んでもらいたいと思って提示しているポイントであり、すでにそこにノウハウが明らかにされているケースが多いのです。ここさえ押さえておけば、全部読む必要はありません

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    佐藤大和 [弁護士]

    レイ法律事務所代表弁護士(東京弁護士会所属)
    1983年生まれ。宮城県石巻市出身。高校時代、模試では偏差値30のダントツビリで落ちこぼれ。大学生になってから勉強に目覚め、2009年の司法試験に1回目で合格(民事系科目は上位5%以内で合格)。11年、弁護士となり、大手法律事務所を経て、14年4月、レイ法律事務所を設立し、経営者弁護士として、2016年1月には国内の法律事務所でTOP5%以内の事務所規模に成長させる。TBS「あさチャン!」、フジテレビ「バイキング」のコメンテーターのほか、NHK Eテレ「Rの法則」などに出演。フジテレビ「リーガルハイ」、テレビ朝日「グッドパートナー 無敵の弁護士」、日本テレビ「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課〜」など数多くの人気ドラマの法的監修も手掛ける。15年9月には『ずるい暗記術 偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法』(ダイヤモンド社)を出版し、ニューヨークタイムズ、スウェーデンの新聞社など海外からも取材も受けるマルチ弁護士として活躍中。

     


    ずるい勉強法

    社会に出て結果を出すためには、さまざまなハードルをクリアしなければいけません。社会に出れば、今までのような同学年を中心とした同世代だけとの争いではなく、社会に出ている人、全員がライバルになります。自分より頭のいい人や一流大学出身の人は、数多くいます。そんななか、社会で常に求められるのは、「結果を出すこと」です。そのためには、人生において大事な「学び方」を変えればいいのです。人生において大事な勉強だからこそ、うんとラクをしないと続けられません。そこで、「覚える→思い出す」の暗記術を社会に出てからも活かすのです。答えを暗記するこの方法は、社会に出てからのほうが効果的に使えます。そこで、新刊『ずるい勉強法 エリートを出し抜くたった1つの方法』より、社会で負けない勉強法を紹介していきます。

    「ずるい勉強法」

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